Mr.コンティのRising JAPAN

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5月23日に向けて 浦和の迎撃態勢は その2

2007-05-17 | Football Asia
Sydney FC draw 0-0 with Shanghai
しかしSydney FC が得た勝点は1。先に試合を終えた浦和REDSとの勝ち点差を詰める事は出来なかった。上海申花はウルグアイ人トリオがスタメン入り。しかしエースストライカーの Xie Hui は怪我で遠征に帯同出来ず、GK も第一GK のWang Dalei ではなく第二GKの Zhang Chen。DF Yao Lijun, MF Wan Lee が初スタメンとまさに“手負いの猪”の陣容。一方の Sydney FC は MF の Terry McFlynn が怪我でスタメンを外れた他はベストメンバー。試合は開始から Sydney FC が押しまくる展開。8分には Steve Corica のロングシュートを放つがコーナーに逃れる。このCKから David Carney がヘッドで狙うが GK Zhiqing が好セーブ、その1分後は長身190cm のNocolai Topor-Stanleyのヘッドがポストを僅かに外れる。そして24分ペナルティーエリア内で Zhiqing Liu のハンドを取られてPKを得る。しかし後でヴィデオを見るとこれは Zhiqing Liu のポジションはエリア外であった。この絶好のチャンスのPKを Ufuk Talay がクロスバーに当ててしまう。さらにAlex Brosque ,David Zdrilic, David Carney そして主将のMark Rudan らが上海ゴールに迫る。 しかし Du Wei を中心とした上海DF陣そしてGK Zhiqing Liu が必至の守りでゴールを許さない。特にGKの Liu は美技を連発する。本当に第二GKか?77分にはウルグアイ人MF Fernando Correa のシュートが Sydney ゴールを襲うが DF David Carney がクリアー。劣勢の上海申花は次第に容易に倒れたり、倒されても起き上がらなかったりとあからさまに相手を焦らせる作戦にでる。1分間に2回倒れた選手を運び出そうと担架が出動され、2回とも担架に乗らなかったと言う事もあった。そしてとうとう Robbie Middleby が警告を受けて23日の浦和戦は出場停止に。73分には Adam Casey が Ufuk Talay に替って、81分には David Zdrilic に替って Luka Glavas が投入されFW選手が増えるが最後までゴールが奪えず、試合はスコアレスドローに終わった。これまでACL4試合で8得点挙げた攻撃力がこの試合では完封された。ハーフタイム迄に終わったSolo City での試合は浦和が Persik Kediri と引き分けていた。もし Sydney FC が勝っていたら、Talay のPKが決まっていたら、浦和は23日の試合は勝利しかなくなるところであった。“5月23日はタフな試合になる。我々は6万2千人の観衆を相手に勝利を収めねばならない。”
そう語るのは Culina 監督であった。またこの試合の観衆は 14,786人。当初は現地在住の中国人の入場も予想して20,000 ~25,000 人の観客動員を予想していたらしいのだがこれも“楽観視”だったか?

さいたまスタジアムに向けて
2005年12月、FIFA Club World Champion Ships TOYOTA Cup に Sydney FC はオセアニア代表として参加 KAZU がゲストプレーヤーとして参加したのを覚えている方も多いだろう。この大会に参加したのは今のメンバーでは Terry McFlynn ただ一人。その国際経験の浅さからくる不安はワールトカップでも使われたさいたまスタジアム2002 の大観衆と言われている。
浦和はそのホームアドヴァンテージを存分に生かしたいところだが、5月に入ってまだ REDSは勝星が無い。これは Sydney FC のホームページでも報道されている。それにシーズン真っ最中の浦和は週2試合こなさねばならない場合があるが、オフシーズン中のSydney FC はこの試合に向けて調整が出来る。
5月16日は Asian Cup に向けてオーストラリア合宿を張るマレーシア代表と有料の練習試合を行った。この日は五輪予選のイラン戦がアデレードで行われたので Nocolai Topor-Stanley ら五輪代表選手は不在ながら、Noel Spencer, David Zdrilic がゴールを挙げ、DF陣はマレーシア代表を完封し2-0 で勝利を収めた。 Culina 監督は Nikokas Tsattalios を引っ込めながら交替選手を投入せずわざと一人少ない状況を作ってプレーを続行させた。
そして球団側は選手達をアウェーのコンディションにより順応させる為に来日を予定より二日繰り上げるとの決定を下した。恐らく今週末迄には来日するのではないだろうか? 浦和の迎撃態勢はどうなのだろう。
来週の日曜日にはさいたまスタジアムに行って Sydeny の選手達にサインをしてもらおう……





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