Mr.コンティのRising JAPAN

マスコミの書かない&書きそうもない!スポーツ界の雑学・裏話を、サッカーを中心にコメントを掲載していきます。

北京五輪 大陸別出場枠発表

2006-03-09 | 五輪 U-20, U-17
懸案になっている日中間の東シナ海排他的水域での資源開発問題、というよりも中国が日本領海内に存在する地下資源に手を出していると言ったほうが解り易いか? 珍しく日本は強行な態度を取り続けているというよりも、正当な主張を続けていると言えよう。靖国神社にしてもこの海底資源にしても世界の第三者の誰に訊いても中国の主張する事は正当性を欠いている。むしろ日本政府の及び腰外交を不思議がる人々の方が世界には多い。今地球上でここにしかない様な高度経済成長を続けている?中国はある意味では方々でお得意さんだ。オーストラリアでは1次産品が大量に中国に買われており、豪州ドルもこの一年で2割以上強くなっている。南米諸国でも大豆等の農産物をごっそりと中国の買い付け人が持って還るので好景気らしい。そしてかつては“修正主義”と非難し敵国視を続けていたロシアはその潤沢な原油資源を購入するために日ソ時代から共同開発をしているシベリア氷原に眠る原油を横取りしようとクレムリンに擦り寄っている。そうかと思えば軍事政権として悪評のミャンマー現政権に取り入るその理由はこの地を通って原油等輸入品を本国に引くルートを敷きたいからだ。 再来年に北京で五輪が開催されるが、この五輪後の中国経済を不安視する人が多い。その理由としてまず日本が円借款を以降打ち切る予定だからと言うことが挙げられる。 少し古いが2月14日、 FIFA Vice President と IOC 委員を兼任する Issa Hayatou 氏よりサッカーの大陸別出場割り当てが下記の様に発表された。 
アジアAFC:4カ国          アフリカCAF : 3カ国       北中米CONCACAF:2カ国
南米 CONMEBOL : 2カ国   オセアニアOFC : 1カ国      欧州UEFA : 4カ国 

注目のアジアは4カ国、そのうち1カ国は開催国の中国だから残り3カ国を予選を通じて争う。前回アテネ大会のアジア枠は3カ国。アジアで開催された1988年ソウル五輪ではホスト国、韓国を含めて3カ国 ( 中国、イラクが予選を突破 ) であったのでこの決定は日本にとっては吉報だ。 前回出場枠4だったアフリカ大陸 ( マリ, ガーナ、チュニジア、モロッコ)が1つ減らされ、他の大陸は前回と同じ。これはイラクがベスト4に残った事に寄与するのだろう。 ここで気になるのはオーストラリア。既に AFC に加盟しているのだからアジア大陸代表で予選にエントリーすると思う。そうなるとオセアニア地区、これはもうニュージーランドで決ったようなものだ。
また北京五輪サイドではフーリガン対策としてテロリストの対策用としても活用されるカメラをすえつけると新華社通信は伝えた。このカメラ、いくら変装、化粧しても当の本人と見破ることが出来るそうだ。対象になるのはもちろん地元中国のフーリガンだ。先のアジアカップでの日本に対する暴動、また1985年のワールドカップ予選で香港に敗れた後の暴動再発か? だが一昨年のアジアカップにおいては地元の警官隊が暴れる地元の市民を取り締まらなかった事が問題であったのだが。 この五輪でも同じ様なことが起こるかも。私的にはアジアの国々は各組に1カ国ずつ割り振られるので、準々決勝で日本が中国を破ると言うのが希望なのだが。その前に今から五輪予選を胸算用するのは早いのは承知だが、ざっとアジア諸国をみても韓国、オーストラリア、イラン、イラクと強豪が並ぶ。バーレーン、レバノン、UAE カタール サウジアラビア、 列挙するだけで少し不安になる。この五輪世代には平山、家永らが中心になるだろうが前回より激戦は避けられないだろう。 更なる強化を期待する。でも2年なんてあっという間にくるだろうな。俺も年をとるわけだわ。