昨日は開票速報に釘付けでした。
かなり危険な選択ですが、米国民は変化を望んだのです。
ヒラリー、そして民主党ヒラリー陣営は、とても、とても、ショックだったのでしょう。深夜2時頃に祝賀会場?に集まる支援者に結果判明は明日の朝になるとして帰宅させたのでした。この頃ヒラリーは敗北を認める電話をトランプに入れていたようです。
トランプは勝利したらヒラリーを刑務所に放り込むと、選挙期間中に常に叫び、聴衆は喝采を送っていました。
それにしても、あのヒラリーの、大口をあけて眼をひんむいての笑いは、とても、とても、異様でした。アメリカではアレがうけるの?理解不能!
それで、疲弊した中間層は現状を変更したいとトランプに投票したのですが、軍事外交政策だとか、移民政策だとか、貿易政策だとか、減税政策だとか、そんなものを変えても、中間層は救われないのです。
“ヒラリーを刑務所に!”本気で叫んでいた層は、多かったのか?少なかったのか?
これまでの報道で、『トランプの主張には賛成できないが、今回は鼻を摘んで投票する』的な発言を、幾つか目にし耳にしたのです。
この層が勝敗を左右したものと思われます。世論調査に現れなかったのはこの層だと思われます。
たぶん、いろいろな思いを込めて、トランプに一票を投じたのです。トランプの暴言的?政策で自分達の置かれている現状は改善されないと知りつつ、兎に角、国を動かし利益を受ける1%に一矢を報いたいと、トランプを選択したのです。
貿易の自由化を錦の御旗に、世界を一つのルールで動かす企みは、経済は成長し、大企業は、投資家は、果実を手にするのですが、国家は疲弊し、99%の国民も疲弊するのです。
新聞やテレビは、これで、世界は、何処に向かうのか?的論調が散見されるのですが、何処に向かうのか?の前に、いままでの秩序が何だったのか?を先ず考えるべきだと思います。
アメリカ国内の対立の激化とか、各種貿易協定とか、移民政策とか、イスラム政策とか、いろいろありますが、そのワンステージ上の議論から始めないと、世界は混乱と混沌と破壊で、終焉を迎える・・・かも?
兎に角、です。日米関係ついては、米軍の駐留経費の見直しケッコウ! 見直しの過程で、米軍の駐留目的を互いに、包み隠さず、明らかにしましょう!
沖縄の嘉手納空軍基地や、横須賀の第七艦隊基地は、日本を防衛する為にだけ存在しているの?トランプさん!
そも、そも、ですよ、単なる紙ペラのドル紙幣が、世界の基軸通貨で居られるのは、米軍の圧倒的な軍事力が担保しているのです。
アメリカの一極支配は終わろうしているのです。トランプの登場は、それなりに、歴史的に見て、必然だったのです。
トランプは世界の警察からアメリカは手を引くと云いつつ、大国アメリカの復活を叫び、喝采を受けましたが、彼の叫んでいた政策?では、誰が、どう考えても、大国の復活はありません。
大多数の、99%の、国民は、それなりに暮らせるアメリカを望んでいる筈で、大国アメリカを望んでいない筈です。
兎に角、世界は、すべてを、見直す時期にきているのです。地球温暖化でパリ協定でとか、TPPとか、そんなことを四の五の言っている段階ではないのです。
大衆迎合ケッコウ!大衆は疲れているのです!このままでは夢も希望も無い!です。
目先の利益で、1%の人達の利益で、動いているの誰だ!
兎に角、今回の“トランプ騒動”、かなりのリスクはありますが、かなりのチャンスなのです。こういうことがないと、世界は変わらないのです。
ホント!今日は、とてつもなくデカイ話しをしてしまった。
それにしても、テレビも視聴率が稼げるトランプに悪のりし、流に棹さしました。我が日本国においても視聴率を稼げる女性都知事に、連日テレビは悪のりしています。
それにしても、小さい話しですが、我がつくば市の市長選挙は判りづらい!
兎に角、今朝は寒かった!
暖かい、春よ来い!
それでは、また。