お詫びと訂正です。
昨日、「西武線シリーズ」の再開を予告したのですが、その前に「取手シリーズ」の最終回が残っていました。
以前に一度、「取手シリーズ」の最終回を予告して、そのまま忘れていたような気がします。かなり記憶が怪しくなった今日この頃です。
それでは、ズタズタに途切れた取手シリーズの再開、及び、最終回の始まりです。
取手宿本陣を見学して、駅の方にブラブラとではなく、スイスイと向かったのでした。この日(10/12)は徒歩ではなく、自転車で走り回ったのです。
以前から気になっていた「樹が繁る小高い丘」に行って見たのです。常磐線の車窓から間近に見える、駅前広場から少し入った所です。
やっぱり、そこは、思っていたとおり「お寺さん」でした。
「大鹿山 長禅寺」とありました。
なかなか「良さそうな」雰囲気です。自転車を石段の脇に置いて、石段を登って行きました。
本所区の源太郎さん、日本橋区の常吉さん、
麹町区の徳三郎さん、京橋区の喜三郎さん、
石段の「寄付」は、東京からがほとんどなのです。この寺は「東京」からも、多くの参拝者を集めていたようです。これは、もしかして、かなりの「名刹」かも知れません。
山門は、鐘突堂を兼ねた「鐘楼門」です。
ゴチャゴチャとした駅前商店街からは隔絶された世界です。ここは何処?何て思うのです。
なかなか、ケッコウなお庭です。それなりに手入れがされています。それにしても、このホース、風景を味わう妨げになります、作業終了後は片付けましょう。
本堂は「鉄筋コンクリート製」なのですが、それなりに「木造」の雰囲気を出しています。
内部もそれなりの雰囲気です。
このお堂が、この寺の一押しです。「三世堂」と云い、過去、現在、未来で、三世だそうです。
それで、このお堂の「建築様式」が珍しいのです。はじめて見ました、聞きました。“さざえ堂様式”と云うのです。
外観は二層に見えますが、内部は三層になっており、登りと下りが「交差」することなく一巡できるそうです。
そして、宝暦13年建築(1763年の建築)で、現存する「さざえ堂様式」では、何と「日本最古」だそうです。
そんな説明板があるのですが、何故に?「さざえ堂」なのか、いまいち理解し難いのです。
帰宅後調べてみました。
これが、正しい「さざえ堂様式」なのです。これならば、誰が、何と、云おうと、見た目が、まさしく「貝」の「サザエ」です。
二重螺旋構造になっており、登りの参拝者と、下りの参拝者が「交差」しないようになっているのです。
これであれば、直ぐ納得です。この構造からすると、この「三世堂」は「改良型?」の「サザエ堂」と云ったところです。
やっぱり「サザエ堂」は、見た目が「サザエ」でないとねェ・・・・・・と、思うのです。登りと下りが交差しない事で「サザエ堂」を名乗れば、有る意味で、すべてサザエ堂様式になってしまいます。
サザエ堂は、あくまでも「階段」「スロープ」が「二重螺旋構造」であること、そして、外観が「巻き貝風」でなければならないと思うのであります。
これは会津若松市にある「国指定重要文化財」の「円通三匝堂」(1796年)です。
兎に角です。取手駅の傍に、こんな素敵なお寺があったのです。
“大鹿山 長禅寺”なかなか良かったです。
これで、二度の中断を余儀なくされた“取手シリーズ”を終わる事にします。
それでは、また明日。
昨日、「西武線シリーズ」の再開を予告したのですが、その前に「取手シリーズ」の最終回が残っていました。
以前に一度、「取手シリーズ」の最終回を予告して、そのまま忘れていたような気がします。かなり記憶が怪しくなった今日この頃です。
それでは、ズタズタに途切れた取手シリーズの再開、及び、最終回の始まりです。
取手宿本陣を見学して、駅の方にブラブラとではなく、スイスイと向かったのでした。この日(10/12)は徒歩ではなく、自転車で走り回ったのです。
以前から気になっていた「樹が繁る小高い丘」に行って見たのです。常磐線の車窓から間近に見える、駅前広場から少し入った所です。
やっぱり、そこは、思っていたとおり「お寺さん」でした。
「大鹿山 長禅寺」とありました。
なかなか「良さそうな」雰囲気です。自転車を石段の脇に置いて、石段を登って行きました。
本所区の源太郎さん、日本橋区の常吉さん、
麹町区の徳三郎さん、京橋区の喜三郎さん、
石段の「寄付」は、東京からがほとんどなのです。この寺は「東京」からも、多くの参拝者を集めていたようです。これは、もしかして、かなりの「名刹」かも知れません。
山門は、鐘突堂を兼ねた「鐘楼門」です。
ゴチャゴチャとした駅前商店街からは隔絶された世界です。ここは何処?何て思うのです。
なかなか、ケッコウなお庭です。それなりに手入れがされています。それにしても、このホース、風景を味わう妨げになります、作業終了後は片付けましょう。
本堂は「鉄筋コンクリート製」なのですが、それなりに「木造」の雰囲気を出しています。
内部もそれなりの雰囲気です。
このお堂が、この寺の一押しです。「三世堂」と云い、過去、現在、未来で、三世だそうです。
それで、このお堂の「建築様式」が珍しいのです。はじめて見ました、聞きました。“さざえ堂様式”と云うのです。
外観は二層に見えますが、内部は三層になっており、登りと下りが「交差」することなく一巡できるそうです。
そして、宝暦13年建築(1763年の建築)で、現存する「さざえ堂様式」では、何と「日本最古」だそうです。
そんな説明板があるのですが、何故に?「さざえ堂」なのか、いまいち理解し難いのです。
帰宅後調べてみました。
これが、正しい「さざえ堂様式」なのです。これならば、誰が、何と、云おうと、見た目が、まさしく「貝」の「サザエ」です。
二重螺旋構造になっており、登りの参拝者と、下りの参拝者が「交差」しないようになっているのです。
これであれば、直ぐ納得です。この構造からすると、この「三世堂」は「改良型?」の「サザエ堂」と云ったところです。
やっぱり「サザエ堂」は、見た目が「サザエ」でないとねェ・・・・・・と、思うのです。登りと下りが交差しない事で「サザエ堂」を名乗れば、有る意味で、すべてサザエ堂様式になってしまいます。
サザエ堂は、あくまでも「階段」「スロープ」が「二重螺旋構造」であること、そして、外観が「巻き貝風」でなければならないと思うのであります。
これは会津若松市にある「国指定重要文化財」の「円通三匝堂」(1796年)です。
兎に角です。取手駅の傍に、こんな素敵なお寺があったのです。
“大鹿山 長禅寺”なかなか良かったです。
これで、二度の中断を余儀なくされた“取手シリーズ”を終わる事にします。
それでは、また明日。