昨日の続きです。
本日で“水海道シリーズ”はたぶん終わる予定です。2月11日から始まり、今日まで22回のシリーズでした。
それでは、最終回は水海道が“一番の売り”にしている“千姫”です。
兎に角、水海道は“千姫”と“なごみ”に、中心街の再生と活性化を賭けているのです。
そして、これが再生と活性化の“決め手”である“千姫なごみ館”です。
この建物、この日、一度前を通り過ぎていたのでした。大きな建物なのですが、目立つようで、目立たない、閉店した元スーパーです。
この施設の存在を知ったのは、254号線にあった案内看板です。辿りついてみたら、この日、歩き始めに通り過ぎた“ここだった”のです。
それでは、再生と活性化を賭けた施設を見学するぞ!と勇んで入り口に向かうと、この貼り紙です。
“諸般の事情により閉館”のお知らせです。3月末日で閉館するのです。再生と活性化の“賭け”に負けたようです。
「駅前商店街」に昔の賑わいを取り戻す作戦には無理があるのです。
昔は何故“賑わい”、現在は何故“寂れた”のか、その原因をハッキリ掴んでいないのか? それとも、ハッキリさせるのが“怖い”のか?
たぶん後者だと思います。原因を徹底的に追及する事は避けるのです、追い詰めたり、突き詰めたりしないのです。
兎に角、何かをやっていれば、もしかして、何とか成るかも知れない、これが、伝統的な解決方法なのです。
“それとなく、何となく、あたりさわりなく”
“ぎすぎす”ではなく、“穏やかに和やかに”
それで、なごみの街の“なごみ館”なのでしょう。
私も歳を重ね、そんな“こころね”に、気づきはじめました。
駅前商店街の経営者は、たぶん“答え”は判っているのです。でも、そう何です『それを云っちゃ~おしまいよ!』と、気付かぬふりをしているのです。
兎に角、そんなこんなで、今月で閉館される“千姫なごみ館”に、ギリギリで間に合いました。
入って直ぐに「ようこそ!!」の看板の下、寂しげな“貸し自転車?”
奥の壁際には、車椅子が一台。
千姫なごみ館は3階です。
写真で見ると、それなりに「いい感じ」なのですが、実際の印象はもっと、暗くて寂しげでした。
平成15年10月から、20年3月までの命でした。
立っているのが、受け付係りの女性職員です。
こちらの男性は、今日まで、ここで、何らかの、仕事していた男性です。
実は、二人の会話が聞こえてきたのです。
「寂しくなるわねぇ・・・・・・」
「3月の末に、一度来るから・・・・・・」
そんな、会話をしていたのです。そんな中に、私は「すいません。町の観光ガイドのパンフは置いてありますか?」と、割って入ったのでした。
そうです、市役所、駅前、図書館と、探し求めていた「ガイドパンフ」について訊ねたのです。
すると、元職員と思われる男性が、受付係の女性に「下の“商工会”に置いてあるかもしれないよ」と告げたのです。
すると、受付係りの女性が「ちょっとお待ち下さい」と云って、走りだしたのです。ホントに腕を振りダッシュで階段を降りて行きました。
私は、何か無理なお願いをしたようで、少し気まずい思いを抱きつつ、壁に掛かったポスター等を見つめるふりをして待ちました。
暫くして、女性が手にパンフを持ち、ダッシュで階段を登り、私にパンフを差しだしました。
私は、表紙をチラット見ただけで、中身も確かめず、
「これです!ハィ! 申し訳有りません。ありがとう御座います!」と頭を下げお礼をのべました。
その様子を少し離れて見ていた先ほどの男性は、黙って階段を降りて行きました。
その節は、本当に有り難う御座いました。この場を借りて、お二人にお礼を申し上げます。
それで、館内の様子なのですが、閉館準備が始められているのか、兎に角、ただ広く、何も無く、ガランとしているのです。
壁際には、映画や、テレビドラマのロケの記録が貼られているだけでした。
こんなのとか
こんなのとか
こんなのとか
こんなのです。
水海道は。ロケ地として人気があるようです。東京から近く、それなりの「地方感」「寂れ感」が漂う町として、選ばれているようです。
“ロケ地の町”として、そして“ブラジルのある町”として、これからは賑わうかも知れません。
それに加えて、
神社仏閣もいいです! 二水会館も、赤煉瓦の三階建ても、銀行建築も、武道館(屋内に洒落た装飾があるそうです)も、昔の面影を残す町並みもいいです!
鬼怒川の流れ、河原、豊水橋の眺め、これもいいです!
そして、人も親切です!
今回、50年ぶりに水海道の町を歩きました。これならば、かなり、いけそうな気がして来ました。
水海道が好きになりました。
それに、何ですが、女優の、あの“羽田美智子さん”の生まれ故郷なのです。
ガンバレ!水海道! 今度は、郊外を歩きたいと思います。
これで“水海道シリーズ”を終わりま~す。
それでは、また次回。
本日で“水海道シリーズ”はたぶん終わる予定です。2月11日から始まり、今日まで22回のシリーズでした。
それでは、最終回は水海道が“一番の売り”にしている“千姫”です。
兎に角、水海道は“千姫”と“なごみ”に、中心街の再生と活性化を賭けているのです。
そして、これが再生と活性化の“決め手”である“千姫なごみ館”です。
この建物、この日、一度前を通り過ぎていたのでした。大きな建物なのですが、目立つようで、目立たない、閉店した元スーパーです。
この施設の存在を知ったのは、254号線にあった案内看板です。辿りついてみたら、この日、歩き始めに通り過ぎた“ここだった”のです。
それでは、再生と活性化を賭けた施設を見学するぞ!と勇んで入り口に向かうと、この貼り紙です。
“諸般の事情により閉館”のお知らせです。3月末日で閉館するのです。再生と活性化の“賭け”に負けたようです。
「駅前商店街」に昔の賑わいを取り戻す作戦には無理があるのです。
昔は何故“賑わい”、現在は何故“寂れた”のか、その原因をハッキリ掴んでいないのか? それとも、ハッキリさせるのが“怖い”のか?
たぶん後者だと思います。原因を徹底的に追及する事は避けるのです、追い詰めたり、突き詰めたりしないのです。
兎に角、何かをやっていれば、もしかして、何とか成るかも知れない、これが、伝統的な解決方法なのです。
“それとなく、何となく、あたりさわりなく”
“ぎすぎす”ではなく、“穏やかに和やかに”
それで、なごみの街の“なごみ館”なのでしょう。
私も歳を重ね、そんな“こころね”に、気づきはじめました。
駅前商店街の経営者は、たぶん“答え”は判っているのです。でも、そう何です『それを云っちゃ~おしまいよ!』と、気付かぬふりをしているのです。
兎に角、そんなこんなで、今月で閉館される“千姫なごみ館”に、ギリギリで間に合いました。
入って直ぐに「ようこそ!!」の看板の下、寂しげな“貸し自転車?”
奥の壁際には、車椅子が一台。
千姫なごみ館は3階です。
写真で見ると、それなりに「いい感じ」なのですが、実際の印象はもっと、暗くて寂しげでした。
平成15年10月から、20年3月までの命でした。
立っているのが、受け付係りの女性職員です。
こちらの男性は、今日まで、ここで、何らかの、仕事していた男性です。
実は、二人の会話が聞こえてきたのです。
「寂しくなるわねぇ・・・・・・」
「3月の末に、一度来るから・・・・・・」
そんな、会話をしていたのです。そんな中に、私は「すいません。町の観光ガイドのパンフは置いてありますか?」と、割って入ったのでした。
そうです、市役所、駅前、図書館と、探し求めていた「ガイドパンフ」について訊ねたのです。
すると、元職員と思われる男性が、受付係の女性に「下の“商工会”に置いてあるかもしれないよ」と告げたのです。
すると、受付係りの女性が「ちょっとお待ち下さい」と云って、走りだしたのです。ホントに腕を振りダッシュで階段を降りて行きました。
私は、何か無理なお願いをしたようで、少し気まずい思いを抱きつつ、壁に掛かったポスター等を見つめるふりをして待ちました。
暫くして、女性が手にパンフを持ち、ダッシュで階段を登り、私にパンフを差しだしました。
私は、表紙をチラット見ただけで、中身も確かめず、
「これです!ハィ! 申し訳有りません。ありがとう御座います!」と頭を下げお礼をのべました。
その様子を少し離れて見ていた先ほどの男性は、黙って階段を降りて行きました。
その節は、本当に有り難う御座いました。この場を借りて、お二人にお礼を申し上げます。
それで、館内の様子なのですが、閉館準備が始められているのか、兎に角、ただ広く、何も無く、ガランとしているのです。
壁際には、映画や、テレビドラマのロケの記録が貼られているだけでした。
こんなのとか
こんなのとか
こんなのとか
こんなのです。
水海道は。ロケ地として人気があるようです。東京から近く、それなりの「地方感」「寂れ感」が漂う町として、選ばれているようです。
“ロケ地の町”として、そして“ブラジルのある町”として、これからは賑わうかも知れません。
それに加えて、
神社仏閣もいいです! 二水会館も、赤煉瓦の三階建ても、銀行建築も、武道館(屋内に洒落た装飾があるそうです)も、昔の面影を残す町並みもいいです!
鬼怒川の流れ、河原、豊水橋の眺め、これもいいです!
そして、人も親切です!
今回、50年ぶりに水海道の町を歩きました。これならば、かなり、いけそうな気がして来ました。
水海道が好きになりました。
それに、何ですが、女優の、あの“羽田美智子さん”の生まれ故郷なのです。
ガンバレ!水海道! 今度は、郊外を歩きたいと思います。
これで“水海道シリーズ”を終わりま~す。
それでは、また次回。