歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

春が待てない2!花のつくば道

2007年01月09日 | つくば市の風景
昨日、お花見をしたら、余計に「花」が恋しくなりました。

きょうは、去年の5月初旬に行って来た、「つくば道」の「花達」を紹介します。先に云っておきますが、花の名前は「あまり」と言うか、「かなり」詳しくありませんので悪しからず。

それでは、出発で~す。

ここが、つくば道の始まりの「北条」の市街です。この通りにも「登録文化財級」の建物がいくつかあるのですが、別の機会にします。

この店は「呉服屋」さんで、花屋さんではありません。重厚な建物です。手入れが行き届いていますね。



メインストリートの角に建てられた「石塔」です。ここ入ると「つくば道」がスタートです。

住宅が点在する緩やかな丘陵地を暫く歩くと、見通しのよい広い道路に出ます。
そこを少し行った、信号のある交差点の傍らに「ガイドマップ」が建っていました。

私、この前に立ち暫く考えました。辺りを何度も見回し、マップも何度も見直しました、「現在地」の表示がないのです。「ココは何処? どっちに行くの?」

『何なんだ!これは! 』 『責任者!出てこい!』と叫びたくなりました。 

結局、分からないまま「山勘」で方角を決め歩く事にしました。結果オーライでした。「勘が鋭い」と思ったのですよ、その時は・・・・・・。

しかしなのです。今回、写真を見直したところ、左下に「白のイラスト」と「案内板」の文字、マップの中央下に同じ「白いイラスト」を発見したです。

私はマップの中に「現在地」の文字を探していたのです。普通はこういう案内板には「現在地」って表示しますよね。思い込みって怖いですね。あの時、叫ばなくてよかった 

ここから、農家や住宅の点在する「集落」を抜けると、視界が開け正面に「筑波山」が迫り、道の両側は田圃になります。

田圃道から、緩やかな坂を歩くと「鳥居」が見えてきます。


ここからが、「急坂」の「登山道」のような道になります。

どうです、きつそうでしょ! 最初の5分は息が切れます。後は身体が慣れてきますよ。

それに、道端や、庭先に咲いた花達、趣のある素敵な建物が、疲労感を軽減してくれます。真っ白な塀が綺麗です。

この花、眩しいくらいに「色」が「鮮やか」でした。名前は・・・?


これは、「ツツジ」と下は「牡丹」かな? それとも「シャクヤク」かな?


これは「桐」の花?


これは、「アヤ目」か、それとも「花菖蒲」?


この黒塀の家、ナカナカでしょう。兎に角「手入れ」が行き届いて「綺麗」なんです。このあたりの家は、全て現役の住居です。

時代を感じるものの、「侘びしさ」や「寂れ感」がまったくないのです。昔の景観を残しつつ、相当に「手が入って」いますが、それは、それで素晴らしいです。


筑波山の「中腹」に近いので、風が当たり相当強いのでしょう。本瓦を漆喰で固めた屋根が美しいです。


この垣根に咲く花は???・・・・・・生まれて始めて見た気がします。綺麗ですね。


この花は、「ラン科」の花ですかね? 苔の付いた岩の間に咲く「赤い花」。


黒塀に格子戸、脇には刈り込まれた「つげの木?」、赤、白、赤紫のツツジ。白い壁に瓦屋根。素晴らしい! 


最終地点の「筑波山神社」です。北条の市街から約1時間の道程です。兎に角、良く整備されていましたね。車で行く方は、北条の市街中央に「無料駐車場」があります。

花の咲く季節、歩いてみては如何ですか?「日本の道百選」の「つくば道」でした。


2月になれば「梅」、梅が終わると桜、桜が散ると、ツツジが咲きはじめ、5月は「新緑」です・・・・・・、歳を重ね人生「秋」に近づいて来ると、花の季節「春」が待ち遠しくなりますね。

何か「しんみり」してきました。お湯割に演歌です・・・・・・


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