歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

つくば市 「平沢官衙遺跡」

2007年03月02日 | つくば市の風景

「官衙」は、「かんが」と読み、役所を意味するそうです。

いまから、千年以上前、奈良・平安時代の、筑波郡の役所跡です。当時、「税」として納めた「穀類などの農産物」を貯蔵した、高床式倉庫が復元されています。



なかなか素晴らしい眺めです。周りに「現代」が見えない為、まさに「奈良・平安」の雰囲気が味わえます。



遠くから見たところ、柱や壁が「白っぽく」見え、一部は「コンクリート」で復元したように見えました。



近づいて、柱を観察したところ、「木の表面」に「胡粉」が塗ってあったのです。
倉庫は、「板壁」「土壁」「校倉」の三種類があります。


土壁式


板壁式


校倉式



コーナーの木組みが「面白い」です。良くできています。





高床式ですので、床下は大人が少し「かがむ」程度で歩けます。



周囲には、「たくさん」の「柱跡」があります。


北条大池の方から撮ってみました。


最後は、「ベストショット」、「山吹越し」の遺跡群です。なかなかでしょ?

筑波山の麓にあります。筑波山から車で「約10分」ほどです。

今の時期、筑波山の「梅園」、「筑波山神社」、から「平沢遺跡」のコースは「おすすめ」です。

以上、つくば観光案内でした。


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