歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

日馬富士の優勝と、汚い白鵬の大汗作戦

2011年07月25日 | 相撲の話し
久しぶりの本場所は、日馬富士の優勝でした。


八百長が無くなり取り組みは、面白くなったのか? つまらなくなったのか? かなり微妙です。

それにしても、以前から、とても、とても、気になっていた、あの白鵬の大汗。普通は、すべての力士は、時間前に、タオルで汗を拭うのですが、多汗症?のくせに、白鵬は、いつでも、絶対に、汗を拭かないのです。

アノ汗は。絶対に、意識的な、作戦として、これまで、やってきたのです。横綱として、とても恥ずかしい行為です。このへんに、白鵬の人格が、とても鮮明に現れているのです。かなり、小ずるく、せこく、陰湿なのです。

あの品格を問われ続け、追い出された朝青龍よりも、ずっと、ずっと、品格は下なのです。

相手力士は、手が滑るし、身体も滑るし、汚らしいし、臭いし、気持ち悪いし、絶対に取りにくい筈なのです。それでも、これまで、誰も、そのことを指摘することはありませんでした。

それがです、遂に、あの“北の富士”がテレビの解説で始めて指摘しました。2日目か?3日目?だったと思います。

それで、今日、調べてみたら、相撲協会には、初日より視聴者から“汗を拭かせろ”との苦情がかなりあったそうで、審判部として白鵬に注意をしていたそうです。

それでも、白鵬は汗を拭かないので、北の富士の発言に繫がったようです。協会の審判部から、解説者から、視聴者から、いろいろ云われ、白鵬としても、無視する訳にいかず、すこしだけ、胸のあたり“拭くような”仕草だけは見せていました。

でも、しかし、白鵬は、千秋楽まで、身体の大汗を拭いませんでした。それだけ、重要な作戦だったのです。自分有利に、相手に不利に、勝つために、額に、胸に、汗して闘っていたのです。

時間前の、観衆の、審判部の、視聴者の、眼を意識しての、汗を“拭くふり”は、かなり、立ち会いの集中力を低下させたのです。今場所は、相手十分の体勢を簡単に許し、琴奨菊、日馬富士、把瑠と、後半3敗しました。

【把瑠に負けた千秋楽、胸には砂と汗が付いたままで立ち会い、でも負けました】

私が、白鵬の汗が気になり始めたのは、朝青龍が居なくなり、連勝記録を伸ばしている頃だったと思います。あの頃から、白鵬の力は下降線だったのです。八百長問題は、横綱に一番影響を与えたのです。

もう、そろそろ、白鵬の時代は終わります。


大関の魁皇がやっと引退、そして、白鵬の力に陰りが見え始め、これから、乱戦、混戦で、面白くなります。横綱、大関、三役、いろいろと争いが始まります。

魁聖、隠岐の海、そして、茨城県土浦市出身で新入幕の“高安”も勝ち越しました。隣町、牛久市出身の“稀勢の里”も、ライバル琴奨菊の大関取り、ライバルだった日馬富士の横綱取りに、多少はやる気が出たようで、もしかして、たぶん、始めて関脇での10勝5敗。

そろそろ、新しいスターが生まれそうです。


兎に角、来場所は楽しみで~す。


コメント (2)
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