歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

大相撲は神事で伝統芸能です

2011年02月07日 | 相撲の話し
久しぶりの更新です。これまで、写真だけ貼ってお茶を濁していたのですが、やっと“新しい挑戦”も、それなりに片づき、ブログの方も以前のように・・・・・・と、思っています。

それでも、なかなか頭の切り替えが旨く行かなくて、しばらくは、ボチボチの更新になりそうです。

それで、大相撲ですが、ホントに困ったものです。“大相撲ファン”の誰しもが、全取り組みが真剣勝負などと思っていません。今さら“八百長相撲”に驚いたり、憤ったり、怒ったり、しているのは、ホントの大相撲ファンではありません。

一場所15日間、年6場所を、楽しく観戦出来るのは、それなりの演出があっての事なのです。100%が八百長でも、100%がガチンコでも、大相撲は成立しないのです。

相撲は、取る力士達も、相撲を観る観客達も、微妙なバランスと暗黙の了解で成立している、伝統文化であり、単純な格闘技ではありません。

ですから、強ければ、勝てば、何でも有り、とは、ならないので、“品格”が要求されるのです。

“自由競争”こそが、すべてに勝る“原理”でり、正義であると、何処かの、誰かの、下心のある策動です。自由競争は文化を破壊します。

“TPPで平成の開国”だと、突然言い出した菅政権、それを全面支持するマスコミ。八百長騒ぎの背後に、自由競争は正義の原理であると、世論を誘導する“やから”が居るのです。

日本文化は、助け合いで、持ちつ持たれつなのです。

アメリカでは、みんなで助け合う「国民皆保険」は共産主義であり、自由主義の敵であり、憲法違反だと叫ぶ国です・・・・・・、まあ、そんなことなのです。

兎に角! 瞞されてはいけません。大相撲に自由競争の原理を持ち込めば、伝統文化である国技は破壊されます。

放駒親方、瞞されてはいけません。本当のファンは、いろいろなことは、判っていますから、心配しないで下さい。5月場所は絶対に開催して下さい。

親方とは、二度ほど、国技館前でお会いしています。


当然、親方の方はまったく、わたしには面識は無いのですが、袖すり合うも多生の縁です。兎に角、端っこの方から応援しています。


それでは、また次回。


コメント
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