イタリア国際準々決勝

錦織選手とティエム（ランク13位オーストラリア）との試合をビデオで観ました。第一セットは2ブレークで６－３で錦織が取りました。ティエムは深くて強い球が特徴のようで、最初は錦織もその球に手こずっていましたが、すぐに回転のかかったループボールを打ったり速いコーナショットを打ったりして緩急をつけポイントを取っていきました。

第2セットでは相手も得意のフォアで深いコーナーショットを決めてきたので、錦織は相手のバックを中心に攻めていました。ティエムは22歳で若いだけに錦織とは経験の差がありました。その結果、1ブレークの７－５で錦織が取って、２－０のストレート勝ちでした。

準決勝はまたもマドリードと同じでジョコビッチ（世界ランク断トツ1位セルビア）との対戦になりました。この試合で錦織がジョコビッチに勝つには、走って走って拾いまくり、空きスペースを作ってそこへ強烈なコーナショットを打ち込むしか勝ち目はないと思います。ミスショットをして隙を見せた方が負けると思いますね。試合の様子は日曜日の朝3時からＮＨＫ総合でライブ放送、夜7時から録画でＮＨＫＢＳ１で放映されます。

イタリア国際3回戦

錦織選手がローマで開催されているイタリア国際の3回戦で、マドリードで初めて破ったガスケ（世界ランク12位フランス）と対戦しました。1セット目は錦織はボールが良く伸びていて速い攻撃でコーナーショットが冴え、６－１で簡単に取りました。前回勝ったことで苦手意識が払拭されたのかもしれません。しかし2セット目に入り、凡ミスがやダブルフォールトが目立ち始め、相手にブレークポイントを取られたりして危なかったですが、かろうじて６－４で勝ちました。勝てそうだとつい安心したのかも知れません。

これでベスト８に入り準々決勝ではフェデラーを破って勢いに乗っているＤ．ティエム（世界ランク13位オーストラリア）と対戦することになりました。ＮＨＫＢＳ１とスカパーのＧAOＬＡで夜中に放送されています。

土曜テニス

「土曜テニス」の仲間は今は6名ほどになりましたが、もう20数年続いています。土曜日がコートが取れにくいのと、最近ではほとんど全員がリタイアしてしまったので、5月から「木曜テニス」に変更する事になりました。最初は9名でしたが、少しずつ人数が減ってきて、今は少ないと4名揃わない時があったりしてゲーム成立が危なくなってきました。高齢化が進んでいて仕方ないと言えば仕方ない現象です。今年の3月から急遽世話役を頼まれた船橋法典のグラスポコートの仲間は12名～13名ですが、こちらは年齢層に幅があり新しい人も入って来るので当分は大丈夫でしょう。

土曜テニスはこのところずっと蘇我にあるフクダ電子の「ヒルズコート（20面）」でやってきていましたが、休日は車で４５分ほどが、平日は1時間～1時間10分かかります。平日は幼稚園などの送迎車や営業車が多く渋滞するためです。グラスポまでは30分足らずですし、これだけ時間をかけて行く気力がいつまで続くか問題です。今日は気温は高かったようですが、カラットしていたので、気持ちが良くプレーできました。プレー後はいつもと同じファミレスで数人で昼食を食べてから帰ります。来週の日曜～月曜は春と秋にやっている合宿を白子でやる事になっています。

 

イタリア国際2回戦

錦織選手がイタリア国際2回戦に出場し、トロイツキー（ランク24位セルビア）と対戦しました。この大会はＡＴＰ1000の大きな大会です。試合開始まもなく錦織選手の表情がさえないのに気が付き体調がよくないのではないかと心配しました。1セット目はどうしたのか攻めの姿勢が見られず、７－５で取られました。2セット目途中でメディカルタイムアウトを取ってトレーナーから薬をもらって飲みました。その後次第に攻めの姿勢が出て来て、相手を左右に振ってコーナーショットでポインットを稼げるようになってきました。その結果、2ブレークで６－２でとり、3セット目も同じような早目の攻撃でショットを決めて６－３でフルセットの末勝ちました。試合後の本人のコメントを聞くと、やはりマドリードからすぐにイタリアなので疲労が出て来ているようでした。このイタリア国際は前のマドリードと同じＡＴＰ1000の試合で合間が無い大きな大会なので、勝ち進む選手にとっては体調管理が難しい大会だそうですよ。錦織も次の試合に備えて十分休養が取れればまた違ってくると思われます。

そら豆

僕の親の実家は坊ちゃんで有名な四国の松山です。松山には亡くなった父の妹さん（伯母さん）が元気で農家をやっています。そこから時々季節の果物の伊予柑やデコポンや蜜柑ジュースなどを送ってくれるので家内は喜んでいます。僕はお礼のハガキに蜜柑などを描いて送っています。今回は大きなそらまめを送ってくれました。ソラマメはよく絵画教室などでも画題に使われますので、それでいつもように水彩画でスケッチをしてみました。立体感の出し方などなかなか難しいですね。プリンターでスキャンしてパソコンに取り込んだところ、実物より色が随分あざやかな黄緑になってしまいました。

市川市動植物園

日曜日の午前中に家内と車で３０分の「市川市動植物園」に行ってきました。ここは「市川自然観察園」と繋がっていますが、今の時期は新緑と、バラ園が見頃を迎えているかもしれないと行ってみました。動物園は有料ですが、植物園は無料で入れます。ここの動物園は「レッサーパンダ」で一躍有名になりました。

園内はほどほどの人で、暑くなくゆっくり散歩が楽しめました。以前ここは絵画サークルでバラの時期にスケッチに来たことがありますし、子供がまだ小学生の頃（35年ほど前）に、アスレチックなどがある自然観察園の｛ありのみコース」に連れてきた記憶があります。バラは全体のまだ3～４分咲きでしたので、もう1週間ほどすれば見ごろになると思います。

（赤いバラ）300ミリ望遠使用

（植物園）
-->

錦織選手準決勝

マドリードオープン（ATP1000)の錦織選手の準決勝の相手は世界ランク1位のジョコビッチとの対戦になりました。ジョコビッチには6連敗中ですが、錦織は「前回みたいに簡単には負けたくない・・・」と話していました。キリオスの試合で見せたバックのダウンザラインのエースがビシビシ決まれば、いくらジョコビッチといえども手こずるでしょう。左右のコーナーも厳しい処へ打っていかないとチャンスも作れません。深いボールだけでなく時にドロップショットも必要です。浅くなったボールは繋がず、攻撃しないとジョコビッチには勝てません。

第一セットは、ワンブレークされて6－3でジョコビッチ、第2セットはお互いがっぷり組んだ戦いとなり、タイブレークにもつれ込み7－5でジョコビッチが勝ちました。錦織選手はファーストサーブも入り、コーナーショットも厳しく打って、力は出せた試合だと思います。しかし、今のジョコビッチの技術力はもう一歩上を行っていますから、追いつき追い越すにはもう少し時間がかかるでしょう。もう少しショットの精度をジョコビッチクラスに上げられれば勝つ時期も近づきます。この結果、決勝戦はジョコビッチとナダルを破ったA.マレー（ランク2位）との対戦になりました。

錦織準決勝進出

マドリードオープン（ATP1000)の準々決勝で錦織選手の対戦相手はN.キリオス（ランク21位オーストラリア）になりました。キリオスは長身から繰り出す弾丸サーブを得意とする選手で運動能力が高く、リターンがうまくなっている錦織といえども油断はできません。

第１セットはキリオスのサーブが90％台で好調でノータッチエースを連発してタイブレークに入り、６－７で取られました。第2セットは逆に錦織がタイブレークを簡単に制して７－６で取りました。ラリーでは錦織が断然圧倒しているのですが、相手のサーブでは弾丸サーブで簡単に取り返されてしまいます。これがキリオスの得意技なんですね。錦織もサーブは好調でしたが、リターンが更に良くなってきて、バックからのストレートやコーナーへの強烈なショットが良く決まりました。深いボールで相手を左右に振って、空いたスペースへ強烈なノータッチエースを決めてポイントを稼ぐという得意の攻撃でポイントを稼ぎました。それで第3セットはワンブレークのまま６－３で錦織が勝ちました。サービングフォアザマッチに入り、昨日同様、ジュースまで持ち込まれ、マッチポイントを握ってもすぐには取れなかったのには、ヒヤヒヤさせられました。

これでマドリードオープンでは3年連続の準決勝進出です。準決勝の相手は、ジョコビッチとラオニッチの勝者ですが、最近の強さから、順調ならジョコビッチでしょうね。さて、準決勝で、もしジョコビッチが不調で錦織が対6連敗中の相手に勝つような事になれば、ATP1000の試合で初めての優勝も夢でなくなりますが・・・.。勝負を分けるのは、錦織のサーブとコーナーショットの精度の気がします。。

マドリードオープン3回戦

錦織選手のマドリードオープンの3回戦の相手は０勝6敗で一度も勝ったことが無いガスケ（ランク12位フランス）です。体格的にも似たような相手ですし、強烈サーブもないし、どうして勝てないのか不思議です。今回は、昨日の反省から積極的な攻めの姿勢が見えました。試合は終始錦織選手のペースで進んでいるように見受けられ、ボールも良く伸びていました。前に出てのボレーや思いっきり打ったコーナーショットも良く決まりました。その結果、６－４、７－５のストレートで勝ちベスト８に入りました。

今日のような試合が出来れば、次回の準々決勝も安心して観れます。しかし、第2セットでこのゲームを取れば勝となったセービングフォアザマッチで、あせったのか今まで無かったミスを連発して、ガスケにブレークされてしまいました。そうは言っても次のゲームではすぐに修正してきたのは成長の証です。このゲームの反省か、試合終了後もしばらく椅子に座ったまま考え込んでいました。ジョコビッチにはああいう事がなく、やはりメンタル面の強さや安定感の違いを感じさせられた試合ではありました。

マドリードオープン2回戦

錦織選手が出場するマドリードオープン（ATP100の試合）がスペインで開催されていて、2回戦でフェリーニ（イタリア・31位）と対戦します。今までの対戦成績は1勝0敗ですが、強烈なショットの持ち主でこれが決まりだすと下位の選手と言え侮れません。5月4日（水）の夜9時からからＧＡＯＲＡとＮＨＫＢＳ１で放映してくれるので楽しみです。試合経過と結果は、この試合を観て後に書き足します。

試合は錦織が6-2、3-6、7-5でフルセットの末、苦しんで勝ちました。錦織選手は初戦敗退となっていてもおかしくない試合を拾いました。最終セットは途中相手にマッチポイントを握られて危ない処を、相手のマナーの悪さで、錦織に１点が与えられたり、相手がミスショットを連発したりして救われました。
苦戦の理由は、相手のフェリーニの強打に押されて自分のテニスが出来なかったように見えました。クレーコートだと思えないような速い球を打ってくる来る相手に打ち合っては、クレーを最も得意とする相手のペースに嵌まってしまいます。もっと強弱を入れるとか、ドロップショットを多用するとかが出来れば試合の流れは変わったかもしれません。ともあれ、負けていた試合を拾いましたから３回戦以降に期待しましょう。