今回のお気に入りは、小樽小旅行です。
先日、小樽芸術村に初めて行ってきました。
そこには似鳥美術館、ステンドグラス美術館などがあります。
お目当ては旧三井銀行小樽支店で開催中の浮世絵展。
3回に分け、作品を入れ替えて公開するそう。
上手い試みです。
そうでもしなければ3か月に3回も同じ特別展に行く人はそういないでしょう。
風景、人物など4つの部屋に分かれて展示していました。
はじめに入ったのは風景の部屋。
一つ目の作品が北斎の「ビッグウエーブ」だったのには驚きました。
最初からエースの登場。
広重の東海道五十三次は3分割の前3分の1ということで江戸から静岡くらいまで。
人物の部屋には、写楽の大首絵、歌麿の美人画など。
もう一部屋は何の部屋だったかな?
一番印象的だったのは最後の部屋。
そこは何と春画の部屋でした。
春画の浮世絵を展覧会で観たのは初めて。
世界に名を轟かせた「ウタマロの春画」はやっぱり凄かった。
北斎など他の作者の作品は、歌麿に比べてしまうとどうしても見劣りしました。
歌麿の描く超美人が登場する春画こそ、世の男性の理想なのかも。
それも細部まで丁寧に描かれた完全無修正!
これでは例え芸術作品とはいえ、他の作品と一緒に展示することはできません。
なおこの部屋だけ未成年入室禁止だったことは言うまでもありません。
次に行ったのは似鳥美術館。
エレベーターで4階に上り、降りながらの鑑賞。
4階は横山大観、川合玉堂などの日本画。
片岡珠子の大胆な構図と色彩に圧倒され、上村松園と鏑木清方の美人画にうっとり。
3階は岸田劉生をはじめとする日本・海外の洋画。
黒田清隆、ルノワール、ユトリロの本物は初めて観たかも!
2階は高村光雲とその弟子たちの木彫、棟方志功の板画・倭絵などの展示。
木彫像の柔らかな表情、風に揺れそうな衣装。
まさに神技です!
地下1階はアールヌーヴォー・アールデコ グラスギャラリー。
ガレ、ドーム、ラリックをはじめとするグラス作品が山ほど鑑賞できます。
とにかく似鳥さんのおかげでトンデモなく豪華な芸術鑑賞をさせていただきました。
恐るべき財力!
並ぶ者なき成功者ですから当然といえば当然。
たっぷり目の保養をさせてもらいました。
最後はステンドグラス館。
ステンドグラスをあんなにたくさん、かつまじまじと観たのは初めて。
でもキリスト教の教義を知らない人にとってはありがたみなし。
とりあえず芸術作品として鑑賞しようと思いましたが、制作者たちの熱意以外に感じるものはありませんでした。
そのため館内でジャズの生演奏が聴けたことは実にお得でした。
妻とふたり、初めてJRで行った小樽の小旅行。
楽しかったので、浮世絵展の作品入替後にまた行こうと思います。
先日、小樽芸術村に初めて行ってきました。
そこには似鳥美術館、ステンドグラス美術館などがあります。
お目当ては旧三井銀行小樽支店で開催中の浮世絵展。
3回に分け、作品を入れ替えて公開するそう。
上手い試みです。
そうでもしなければ3か月に3回も同じ特別展に行く人はそういないでしょう。
風景、人物など4つの部屋に分かれて展示していました。
はじめに入ったのは風景の部屋。
一つ目の作品が北斎の「ビッグウエーブ」だったのには驚きました。
最初からエースの登場。
広重の東海道五十三次は3分割の前3分の1ということで江戸から静岡くらいまで。
人物の部屋には、写楽の大首絵、歌麿の美人画など。
もう一部屋は何の部屋だったかな?
一番印象的だったのは最後の部屋。
そこは何と春画の部屋でした。
春画の浮世絵を展覧会で観たのは初めて。
世界に名を轟かせた「ウタマロの春画」はやっぱり凄かった。
北斎など他の作者の作品は、歌麿に比べてしまうとどうしても見劣りしました。
歌麿の描く超美人が登場する春画こそ、世の男性の理想なのかも。
それも細部まで丁寧に描かれた完全無修正!
これでは例え芸術作品とはいえ、他の作品と一緒に展示することはできません。
なおこの部屋だけ未成年入室禁止だったことは言うまでもありません。
次に行ったのは似鳥美術館。
エレベーターで4階に上り、降りながらの鑑賞。
4階は横山大観、川合玉堂などの日本画。
片岡珠子の大胆な構図と色彩に圧倒され、上村松園と鏑木清方の美人画にうっとり。
3階は岸田劉生をはじめとする日本・海外の洋画。
黒田清隆、ルノワール、ユトリロの本物は初めて観たかも!
2階は高村光雲とその弟子たちの木彫、棟方志功の板画・倭絵などの展示。
木彫像の柔らかな表情、風に揺れそうな衣装。
まさに神技です!
地下1階はアールヌーヴォー・アールデコ グラスギャラリー。
ガレ、ドーム、ラリックをはじめとするグラス作品が山ほど鑑賞できます。
とにかく似鳥さんのおかげでトンデモなく豪華な芸術鑑賞をさせていただきました。
恐るべき財力!
並ぶ者なき成功者ですから当然といえば当然。
たっぷり目の保養をさせてもらいました。
最後はステンドグラス館。
ステンドグラスをあんなにたくさん、かつまじまじと観たのは初めて。
でもキリスト教の教義を知らない人にとってはありがたみなし。
とりあえず芸術作品として鑑賞しようと思いましたが、制作者たちの熱意以外に感じるものはありませんでした。
そのため館内でジャズの生演奏が聴けたことは実にお得でした。
妻とふたり、初めてJRで行った小樽の小旅行。
楽しかったので、浮世絵展の作品入替後にまた行こうと思います。
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