鬼平や竹鶴~私のお気に入り~

60代前半のオヤジがお気に入りを書いています。

お気に入りその2108~今日からはじめるばーどらいふ!

2022-07-14 12:53:35 | 鬼平・竹鶴以外のお気に入り
今回のお気に入りは、「今日からはじめるばーどらいふ! 」です。

本書の著者は一日一種さん。
あの面白かった「わいるどらいふっ」の著者です。
楽しみにして読みました。

内容紹介を引用します。
=====
バードウォッチングを始めてみたい人、必見!
マンガでわかる『バードウォッチング入門書』
バードウォッチャーに人気の野鳥「ジョウビタキ」との出会いをきっかけにバードウォッチング(鳥見)にハマっていく主人公を通して、鳥を見るおもしろさやノウハウを解説しました。
全編マンガでバードウォッチング初心者が知りたいことがわかりやすく、楽しく身に付きます。
著者は人気の生きものイラストレーター・一日一種さん。
どこにどういう野鳥がいるのか、観察のときにあると便利な道具(双眼鏡やカメラなど)は何か、マンガとイラストでわかりやすく解説しました。
身近に出会える鳥のミニ野鳥図鑑や、おすすめの書籍や店舗、観察施設の案内といった実用的な情報も満載です。
*-*-*-*-*
会社と家を往復する忙しい日々に虚しさを感じていたサラリーマン「鳥谷一歩(とりやはじめ)」。
彼がふとしたきっかけで通勤途中に出会ったのは、1羽の小鳥(ジョウビタキ)。
この瞬間、この鳥『ジョウビタキ』に恋に落ちる一歩…!
偶然その場に居合わせた公園のレンジャー(自然観察員)「冬野ことり」の教えを受けながら、一歩はどっぷりとバードウォッチングの世界にはまっていくのだった??
=====

山菜採りに行っていた頃は、いろいろな野鳥の姿を見かけ、さえずりを聴くのが当たり前と思っていました。
目を少し悪くしてからは遠出をするときは妻や息子が運転してくれるようになり、自然と山菜採りから足が遠のきました。
それからは野鳥への興味も薄れていました。
でも考えてみると、わが家の近くには散歩道が整備された防風林があり、そこなら何種類もの野鳥と出会えそうです。
本書でバードウォッチングの初歩を学び楽しみを増やすことができそうです。
ストーリー仕立ての入門書というのも興味津々です。

普段は家と会社の往復だけで疲れきり、休みの日は心身を休めるだけで終わってしまう。
そんな毎日を送っている主人公に自分を重ねた読者は多いのではないでしょうか?
そんな主人公が、何気なく目にした小鳥の魅力に吸い寄せられ、バードウォッチングにハマっていくのは、自らの心の安定を求める内なる声だったと思います。
それにしても一日一種さんのストーリー展開は見事です。
何もわからない私でも双眼鏡・単眼鏡・三脚・カメラなど、どんなものを選ぶと良いかがわかりました。
そして使い方、注意点なども。
さらに気に入ったのは先輩バードウォッチャーとの付き合い方。
初心者は足を引っ張るため毛嫌いされるのではないかと心配していましたが、実際は逆に教え魔が多く、人に教えることで自分の知識や体験が整理されて本人のためにもなるのだそうです。
それなら安心して聞くことができます。
こういう風に初心者の不安を解消してくれる著者の心遣いがまた見事。
すぐにでもバードウォッチングに行けるようになる良書です。
デビュー前の私が言うのも何ですがおススメです。

著者の他の著作も読みたくなりました。








コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« お気に入りその2107~サント... | トップ | お気に入りその2109~人と動... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

鬼平・竹鶴以外のお気に入り」カテゴリの最新記事