店を閉めてしまった洋食のヤナギと同じビルの2階に昨年オープンしたオスカーを初めて訪れる。18時頃だったが、ご常連らしきひとりオヤジが2人ほど。スピーカーにほど近い席に陣取る。
(ヤン・ラングレン)
ジントニックとナッツを注文。来店時はいかにもヨーロッパっぽいピアノトリオのCDがかかっていたが、2枚目は早速オスカー・ピーターソンのライブのLPが登場。CDとLPの枚数は平均的なレベルだが、ピアノトリオ中心だとすると濃い方だろう。
オスカー・ピーターソンって小曽根真とか上原ひろみとかプロのピアニストが尊敬しているわけだけど、小生は実はあまり好みではない。右手が上下するチャラチャラしたフレーズがどうもね。そんなオスカーもこの店ができて間もなく亡くなってしまった。
ところで、この店のオーディオの贅沢さ加減はスゴイ。まさに道楽の領域。高価なオーデイオ機器が並んでいるのはもちろんだが、デンと鎮座して店の床面積のかなりを占めている。詰め込んで客席を増やすこともできるのだが、オーデイオは広々、客席はギューギューという感じすらある。そのこだわりの割には音量はこの手の店としては平均的なレベルで特に低音の迫力不足が感じられたのはもったいない感じも。結局店を出るまで3枚目ともピアノトリオのCDだった。
(期待以上のジントニックとどこでもありそうな柿ピー)
(マルチドライブのマッキンの巨大なパワーアンプx4の背景にはオスカーの肖像)
店にあったジャズ読本2008をすっかり熟読してしまった。夜はサラリーマンが多そうなので、遅い午後のひとときをゆったり過ごすのがベストかな。計1300円ほど。
随分以前にアップされた記事に遭遇しました。
有難うございます。
サウンドは改善を続けていますので、御指摘の低音部がどう変化したか御確認下さい。
来週(8/3)からフードメメニューも一新しますので、御来店をお待ちしています。
-OSCAR
また機会があれば寄らせてもらいます。