松坂のデビュー戦は気になって自然と夜中の3時に目がさめてしまった。相手チームは昨年最下位のカンザスシティー・ロイヤルス。85年だったかかってはジョージ・ブレットを擁してワールド・チャンピオンにもなったし、日米野球に来たこともあった。
今回松坂にとっては敵地でもあり、気温も2度とかなり低め、マウンドも堅めという難しいコンディションだった。また味方の打線も毎回チャンスがありながら点が1点しか入らないという疲れる展開。相手ピッチャーもよかった。
しかしプロ入りの頃からメジャーを夢見ていたというこの男は違っていた。スライダーはワンバウンドになる球が気になったが、要所でのストレートの威力とコントロールはさすがだった。7回を一失点奪三振10で勝利投手。
70年代にTVで6ミリオン・ダラーマンというリー・メジャース(ファラフォーセットの旦那)主演のヒーロー物のドラマをやっていたが、松坂はそれをはるかに超えるまさに100 ミリオン・ダラーマンというわけだ。
それにしてもアチラのファンを観ていると面白い。"I'm huge in Japan"と書いたボードを持って映っていた背の低い少年は面白かった。
(サイコロのダイスに三振を表すKでダイスケ)
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