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ふるさと納税

2023-08-19 | その他

 最近ふるさと納税がまた話題になっています。私が住んでいる世田谷区がふるさと納税による流出額が100億円に迫っているというので区長が今頃になってやっと重い腰を上げて参戦した結果2億8000万円を回収したとか言っているようです。といっても世田谷区のような都会には私も含めて地方で育った若者が多く流入していて、(育ててくれた地方の歳入にはならずに)世田谷区の歳入を約3300億円に押し上げており、そのわずか3%くらいをふるさと納税で地方に還元するくらいしてもいいんじゃないかなと私は考えています。世田谷区はせたがやPayを返礼品に加えたら広く地域に還元できるんじゃないでしょうかね。

このランキングでは横浜市や名古屋市など東京以外(東京は23区に分かれているので合計は断トツ1位)の大都市が上位に来ていますが、多くの都市が地方交付税で流出額の75%が国から補填されますので実質1位は川崎市(区は7つ)ということのようです。

あるサイトの引用ですが
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ふるさと納税は、収入が高い人ほど寄附額の上限が高くなり、寄附金の使い道の幅も広がります。
●年収400万円の人(独身もしくは配偶者控除がない場合)
寄附金の上限額の目安が4万3,000円となります。
●年収1,000万円の人(独身もしくは配偶者控除がない場合)
寄附金の上限額の目安は17万6,000円となります。自治体によっては高額の返礼品を用意しているので、このように上限額が高いほうがより選択肢が広がります。
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 つまり年収400万円だと2000円の参加料を支払ってもらえる返礼品の実質的な額は上限が3割ということなので43,000 x 0.3 = 12,900円となり差し引き10,900円お得というわけです。それでも年に返礼品のお米10Kgを三回程度もらえるわけだからまぁお得とは思いますが、一方でその程度の見返りでは手続きが面倒だと思う人も多いということでしょう。
 また平均所得1185万円の港区の住人ともなると寄付金の限度額は20万円程度となり返礼品の総額は6万円となるのでかなりお得ということになり、高額所得者のなかにはふるさと納税専用冷凍庫を買って肉や海産物で一杯というのもよくわかりますね。

 私の場合、ふるさと納税を始めてからもう10年以上ですが、もともと毎年確定申告(e-tax)をしているので追加となる手続きはさほど面倒ではないのと、利用する理由としてお米やビールなどお店から家まで運ぶのが重い商品はふるさと納税で配達されるとうれしいというのもありますね。(天然水の2Lx6とかお願いしたいです。)

 ふるさと納税をしない人の理由を聞いた結果が以下のチャートです。

 メリットは知っているが必要性を感じない、あるいは手続きが面倒という方が年収が増えるほど多くなっています。まぁ10万、20万位のことで時間を取られるくらいなら本業に力を入れてという高額所得者も一定数はいそうですね。一方で年収500万円以下だとよく知らないが理由で一番多いようです。残念。

 世代別では若い人ほど関心が高いことがわかります。50代、60代の男性は何やってるんでしょうね。普通のサラリーマンだと確定申告とかやることないか。

 で年収別でみると、やはりさすがに"年収が高い=メリットが大きい"人が多くやっていることがわかり格差が広がっている印象です。。

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