粋なオヤジになりたくて

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第18回ショパン国際ピアノコンクールの採点結果が明らかに

2021-11-07 | ピアノ
 ショパンコンクール2021の1次予選(87名)の点数・順位まとめが掲載されているサイトを見つけましたのでその感想など。

https://tabimatch.com/chopin-competition-score-1st/

 それぞれの審査員はスコア(=点数)をつけたうえで、次のステップに進めるかどうか(Yes or No)の判定をします。順位はYes率で決まりますが、参考までに平均スコアによる順位も書かれています。まず気づいたことは
 1.ファイナリストをみると
   ー優勝したCanadaのBruce Liuさんは第一次予選ですでにトップだった。
   ー私の推していたEva Gevorgyanさんは3位につけていました。やっぱしね。
   ー第三位だったMartin Garcia Garciaさんはほぼ真ん中の40位でした。バラードでの最後の音のミスタッチは痛かったですね。
 2.日本人をみてみると
   ー最高位はとなると9位の反田さん、その次となると17位の小林さんです。出だしは評価が低かったんですね。
    ただ平均スコアでは小林さんが7位につけています。まんべんなく高い評価だったということでしょう。 
   ー私の推していた進藤さんは22位でした。そして奇才のGeorgijs Osokinsさんが23位と思ったより高評価ですね。
   ー私は五十嵐薫子さんは第一次位は通過すると期待を寄せていたのですが、順位をみると惜敗ではなかったですね。
    演奏の出来(特にスケルツォ)やステージ映えはプロの域のようにも思えたのですが残念でした。
   ー原沙綾さんはお顔でこの場から逃げたいようなかなり緊張されていた様子がわかりました。エチュードで何度も
    弾き直しをして予想通り最下位となったAnastasia Yaskoさんのたった二つ上の順位とは厳しい評価でしたね。
    それにしてもコンテスタント全員の点数を公表するのは必要なんですかね。
 3.そして最後に日本のピアノメーカーの評価ですが、一次予選通過者のうちYamahaは4名、Kawaiは4名でした。
   ただKawaiは3名がファイナルまで進んでいる一方でYamahaはセミファイナルまで残った人さえいませんでした。
   結果でみるとYamahaのひとり負けではないでしょうかね。

(追記1)
 第二次予選はとばして第三次予選の結果より雑感をまとめました。
 1.優勝したCanadaのBruce Liuさんは一次・二次・三次のすべてでただひとり(Yes/No)判定が全員Yesということがわかりました。
 2.日本人では小林愛実さん(5位)が反田さん(6位)を抑えて頭ひとつリードしていました。
   小林さんは平均点ではなんと2位です!反田さんは三次では失敗したと落ち込んでいたとか。
   結果発表の時の"え、オレが?"の表情はまんざら演技でもなさそうです。
 3.その二人よりも上にいたのがEvaさんでした。コンチェルトの出来で入賞圏外になったということですね。 
 

    
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