京都音楽喫茶紀行 - 名曲喫茶『築地』

　
　音楽の聴ける喫茶店にもう一軒行って見るかということで、夕方近くにやはり四条河原町の裏通りにある名曲喫茶『築地』へ。ここのインテリアも負けてはいない。ここの一階では『おけいはん』のポスターの撮影が行われたようだ。ちょうどバッハのチェンバロ協奏曲が流れ、昔ＴＶでやっていた皇室アルバムで流れる音楽のような高貴な雰囲気。壁には男性的な鹿や牛のツノが飾られ、床はレンガ組みになっている。


（おけいはんの座ったイスをのぞむ）


（まさに西洋骨董の宝庫）

　特徴のあるしゃべり方が忘れられないママに促されて一階席に着席。若手のグループ客は二階へ誘導しているようだ。客がどんどんやってくるが皆が音楽を聴きに来ている訳ではなさそうだ。落ち着いた雰囲気ではフランソワに分がある。

ここには普通のコーヒーはない。ウインナコーヒー５５０円が基本となっているが、生クリームはそれほど多くはない。


（お店の雰囲気にマッチしたカップ＆ソーサー）

外にでると雨はやっと小降りになってきたが、残念ながらそろそろ東京に帰る時間だ。また次回に期待するとしよう。

これにて今回の関西出張の報告は終了です。余談ですが、出張や旅行で一日に数軒回って、ホテルや家に帰った後で、記憶を辿ってブログに纏めるのはやってみると結構大変ですよ。一日一件だと楽なんですけどね。