最寄駅からもやや遠い完全なる住宅地にポツンとある新築の家を改装したレストランです。この辺りは住民じゃないと通らない道ですね。玄関を入るとアフリカ人らしきスキンヘッドの愛想の良いご主人がお出迎え。大テーブル、小テーブル、掘り炬燵の3箇所があり、掘り炬燵に座ると床暖房があって快適です。店内にはなぜかキューバン・ミュージックが流れていました。3-4種類のランチメニューから日替わり定食1000円也を注文。
日替わりは注文を受けてから調理しているようで、時間はかかりますが、暖かい皿、小鉢が11個ずらっと並びます。この日のメインは手羽のハーブ炒めとアジの干物。小鉢のひとつひとつはなんでもないような品々ですが、にくい仕事がしてあったりして予想以上のおいしさです。たとえばほうれん草のおひたしや茄子味噌炒め、カレー味のキンピラと惣菜として買って帰りたいようなレベルです。写真以外に雑穀米とお味噌汁、デザート、ドリンクがつきます。頃合を見計らってご飯のお替りとか声をかけてくれます。会計時に調理担当の奥様を見ました。こんな料理が毎日食べられたらとうらやましい限りです。世田谷マダムに占領てされそうですが、あまり客のいないときにゆっくりと過ごしたい、人には教えたくない店ですね。
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