粋なオヤジになりたくて

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ロング・バケーション

2007-03-06 | テレビ番組、気になるCM
 
 YouTubeにアップされているドラマ『ロング・バケーション』を根性で全部観ました。これは96年の作品で、今から10年以上前に『のだめ』のような音大生のピアノの世界が描かれたさきがけとなるドラマだった。これでピアノを始めた男性もいるでしょう。

キムタク演ずる主人公のセナはそこらの音大生ではなく芸大生という設定。大学院試験を落ちてバイトをしながら将来を決めかねて悩んでいるという設定。当時新大橋のたもとにあったロケ地はセナマンと呼ばれ、たくさんの見物人が押し寄せていた。今思えば、フローリングにデンとグランド・ピアノが置かれた部屋は小生が今に至るまでのマイドリームの原点だったのかも知れない。

今から振り返れば超豪華なその登場人物をご紹介すると。。。
若き日の広末涼子がシューベルトの即興曲2番を弾く一流音大を目指すちょっとキツメの高校生の役で好演。やはりまだ十代の初々しい松たかこがキムタクの後輩のウブで大胆なお嬢様役でやはり好演。彼女は全て吹き替えなしで亜麻色の髪の乙女やショパン・エチュードやラフマニノフのパガニーニ・ラプソディーなど難曲を(一部だけだけど)弾いていた。竹之内豊は英雄ポロネーズをさらっと弾けてしまうモテモテイケメンの役。そしてキムタクはメイン・テーマは練習して自分で弾いていたようだった。そしてコンクールではあまり聞いたことがない曲を弾いていた。

 このドラマは音大生の将来への不安やら成功への狭き門が描かれていたと思う。セナ君はあっさり成功したけどね。今の世の中はやりたいことを探している人達であふれている。これもロング・バケーションなのかもしれない。
コメント
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