粋なオヤジになりたくて

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世田谷グルメ紀行 - 三軒茶屋『芝多』 

2007-03-27 | 世田谷・目黒グルメ
 
 春分の日、春の陽気に誘われて自転車で経堂まで。予想通りいくつかのラーメン店は休業だった。はるばる亭には『そうだ京都に行こう!行ってきます。』というような張り紙があった。まったく面白い店主だ。経堂大勝軒では20名ほどの行列ができていた。東池袋大勝軒の閉店が報道されていた影響もあるのだろうがスゴイ。

 さて小生は自転車で世田谷通りをぶらぶらと三軒茶屋まで行ってみた。ちょっと裏通りにあって以前から気になっていた『芝多』に入る。入り口には品良く目立たない感じだ。ここはテーブルのみの店で、長めのテーブルの端に座る。なんと休日にもかかわらず、本日のランチが数種類用意されていた。そのなかで『豚生姜焼き』780円也を注文。店内をサービスしているのは年期のはいったオバサン達で気配りも怠りない。

 生姜焼きは肉と野菜が一体となった肉野菜炒めという感じだが、野菜(もやし、キャベツ、タマネギ)が全て同じ大きさに細かく切り揃えられており、その丁寧な仕事に感心した。食べてみると肉や野菜に生姜がよく滲みわたったウマサだった。若者向きの大盛りではなかったが、ご飯の方はお櫃も一緒に運ばれてきて、赤だしとともに味は良い。ガッツリ系の街の定食屋さんを想像していたが、想像していたよりも上品でメニューのレパートリーも広く、夜は飲むこともできる。何も書かれていなかったがランチにはデミコーヒーがつく。

 
(肉野菜炒め風のショウガ焼き。店名入り箸袋や氷入りのお茶のグラスにお店の品を感ずる)

 店を出てから気付いたのだが裏通りと思った店の前の通りはすっかり細くなってしまった弦巻通りだった。三軒茶屋の駅からはかなり遠いので普段使いにはチトつらいのが残念。一度訪れただけで全てを判断するのは難しいが、驚くほどコスト・パフォーマンスが良いとか忘れられない味ということではないのだが、味や値段だけでは評価しきれない部分もあってバランスの良さがジモティーの支持を得ているのかなぁと感じた。きっと平日のランチタイムは戦場のようになっているだろう。次回は夜に来て本格料理をいただいてみたい。
コメント
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