粋なオヤジになりたくて

♪一日おきにリリースしています。アップされるのは約5ヶ月遅れです。♪

Deep Purple - Speed King 1970

2006-10-20 | 音楽で振返る70年代
 
 Deep Purple In Rock は高校生の時に小生が買った初めてのDeep Purple のアルバムです。この頃はお小遣いで毎月2枚程度アルバムを買っていました。それまでの第一期メンバーによる彼らの初期のアルバムも友達から借りて聴いてはいました。特にリッチー・ボラックモアのケンタッキー・ウーマンにおけるギターに見られるような、それまでの英国バンドにありがちなブルース臭が希薄であるという印象はあったのですが、イアン・ギランの加入により、第二期にはいったバンドはパワーアップ。まるでリード・ギターのような絶妙なビブラートのシャウトと早口でまくしたてるボーカル、延々と続くアドリブ演奏、ハード・ロックの原点がここにあります。

Speed Kingはこのアルバムのトップを飾る彼らの黄金時代のスタイル確立の幕開けとなる名曲です。これ以降のアルバムのトップにも同様に Fireball, Highway Star とアップテンポの彼らを代表する曲が続けて登場することになります。




Good Golly, said little Miss Molly when she was rockin'
in the house of blue light
Tutti Frutti was oh so rooty when she was rockin' to the east and west
Lucille was oh so real when she didn't do her daddies will
Come on baby, drive me crazy--do it, do it

I'm a speed king you go to hear me sing
I'm a speed king see me fly

Saturday night and I just got paid
Gonna fool about ain't gonna save
Some people gonna rock some people gonna roll
Gonna have a party to save my soul
Hard headed woman and a soft hearted man
They been causing trouble since it all began
Take a little rice take a little beans
Gonna rock and roll down to New Orleans

この手の曲ではノリを大切にすることに重点が置かれ、歌詞は大きな意味を持ちません。



ジャケットデザインはサウスダコタのマウント・ラッシュモアの大統領の顔にメンバーをなぞらえて岩山とロックをかけたシャレたデザインです。ここはさすがに行ったことがありません。アルフレッド・ヒッチコックの『北北西に進路を取れ』で有名ですね。
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京都グルメ紀行 - 一乗寺『高安』 

2006-10-20 | 京滋阪神グルメ
京都ラーメンの聖地である一乗寺に行く機会は早くも巡ってきた。とはいえ15時という中途半端な時間に一乗寺ラーメン街道に到着してしまった。人でごったがえすラーメン店の林立する細い通りを想像していたが、全然イメージとは違った殺風景な場所だった。今回はどこかで一杯だけにするかと決める。

 大通りに面した高安に入店した。比較的広い店内の席は全て若い人でほぼ満席だった。ここは新店舗への移転を機に店の雰囲気ががらりと変わったようだ。テーブルには動物のぬいぐるみや大きなバラの造花が置かれ、壁掛け式テレビではトム&ジェリーが流れていた。若者に妙に媚びようとしているあざとさがミエミエだ。窓から通りを挟んで京都ラーメンらしくないと言われる『天宝』が見えるが、残念ながらこちらは夕方からオープンだ。

 隣の男性客は学生さんだろうか、中華そばに大きなカラアゲ3個と山盛りのご飯のセットメニュー900円を完食していた。このコスト・パフォーマンスなら遠方からバイクで来る気にもなるのかもしれない。持ち帰りの唐揚げまで注文していた。

 あまりお腹はすいていなかったが中華そば600円也を注文。荒く刻まれた九条ネギ、薄く切られたチャーシュー、豚骨、とりがらを一昼夜炊き込んでくさみを消したこってりと濃厚なスープ。結論からいうと味は予想以上でも以下でもなかった。そこには京都ラーメンのひとつの完成型があった。オヤジとしてはラーメン自体のウマサを楽しめる店の雰囲気ではなかったという感想が妥当なところかも知れない。

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