チエちゃんの昭和めもりーず

 昭和40年代 少女だったあの頃の物語
+昭和50年代~現在のお話も・・・

愛しの座敷わらし/本

2015年09月08日 | 
著者:荻原 浩(朝日新聞出版)2008年

この夏は、腰痛のせいで何処にも出かけずじまいだったのですが、その代わり結構本を読みました。
ずーっと予約していてやっと借りられた宮部みゆきさんの「荒神」、あさのあつこさんの時代物4冊、真保裕一さん、横山秀夫さん、以前から気になっていた山本一力さんなど。

で、この土日に読んだのが「愛しの座敷わらし」です。
たしか映画化された作品だったと思い手に取りました。
表紙が私好みだったこともあります。

それぞれに現代社会のストレスを抱えた高橋一家は、家庭生活もぎくしゃくしていた。
そんな時、一家の主 晃一の地方都市へ突然の転勤が決まる。
晃一が見つけた新居は、駅から遠いド田舎の古民家だった。
(物語は、一家が古民家を下見にゆくシーンから始まります)
さて、暮らし始めてみると、次々と不思議な出来事が起こりだす・・・

まあ、期待どおりのストーリーでしたが、書き方がおもしろかったです。
家族一人一人が、代わる代わる話し手となるという手法。
そして、読後に思ったのは、
私も座敷わらしに逢いた~い!


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (神崎和幸)
2015-09-10 14:37:08
こんにちは。

自分も「愛しの座敷わらし」読みましたよ。
座敷わらしに対する人たちの描写が良かったです。
そのうえ最後の締めも素晴らしいと思いましたよ!
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>神崎和幸さん (チエ)
2015-09-10 21:01:45
はじめまして。ようこそ、昭和めもりーずへ。
やさしい作品でしたね。
映画では、お父さん役を水谷豊さんがやっていたようですが(というのは観ていません)、イメージに合わないと思いました。
最後、よかったですね。
高橋一家は、しあわせに暮らしたことでしょう。
コメントありがとうございました。
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