(金沢発越後湯沢行 681系特急「はくたか17号」)
〔クハ681-9他 : 1017M 北陸本線 金沢〕
北陸旅行の記事は、年を跨ぐ格好となってしまった。
旅は、2010年12月である。
さて、金沢からは往路とは異なるルートで帰路につく。
北越急行経由の特急「はくたか」で越後湯沢に出て、上越新幹線に乗り換えるルートだ。
首都圏と北陸を結ぶのは、この経路が最速となる。
暗くなる前に金沢を出ることにしたので、車窓の楽しみが加わった。
遅い昼食は、金沢駅で駅弁を購入済みだ。
あとは、車内販売でビールを調達すればよい。
定刻に発車した列車は、すぐに金沢総合車両所運用研修センター(金沢地区の車両基地)の脇を通過する。
![20101216_016s 20101216_016s](http://chamioka.blog.ocn.ne.jp/blog/images/2010/12/19/20101216_016s.jpg)
懐かしい旧国鉄特急色の489系交直両用特急形電車が留置されていた。
定期運用は無いが、今でも特急「はくたか」や「サンダーバード」の代用運用に入ることがある。
また、団体臨時列車として首都圏に乗り入れることもある。
古い車輌なので、今後の動きが気になる車輌のひとつだ。
金沢市内には積雪は無いが、富山県との県境に近くなると景色が変わってきた。
倶利伽羅辺りは一面の銀世界である。
間もなく高岡に到着した。
![20101216_018s 20101216_018s](http://chamioka.blog.ocn.ne.jp/blog/images/2010/12/19/20101216_018s.jpg)
高岡の駅構内では、DE10形ディーゼル機関車がコンテナ車の入換を行なっている。
富山方には、高岡色のキハ40系ディーゼルカーが留置されていた。
氷見線の車輌のようだ。
ほかにも、ラッセルヘッドを着けたDE15・DD15や高岡色のキハ58系が留まっているのが見えた。
富山を過ぎると、富山貨物駅が見えてくる。
ここには、高山本線用のキハ58系などが留置されている。
![20101216_020s 20101216_020s](http://chamioka.blog.ocn.ne.jp/blog/images/2010/12/19/20101216_020s.jpg)
さて、車内販売が来たので、駅弁を広げることにした。
魚が続いていたので、そろそろ肉を食すことにしたのだ。
(金沢駅で購入した「特製牛肉弁当」)
富山を出ると、魚津、糸魚川と停車する。
やがて、北陸本線の終点となる直江津に到着する。
![20101216_024s 20101216_024s](http://chamioka.blog.ocn.ne.jp/blog/images/2010/12/19/20101216_024s.jpg)
(直江津を発車した485系快速「くびき野2号」と留置されていた205系・209系)
犀潟を過ぎると北越急行ほくほく線に入る。
最高速度160km/hで走行する区間だ。
![20101216_026s 20101216_026s](http://chamioka.blog.ocn.ne.jp/blog/images/2010/12/19/20101216_026s.jpg)
上越線に入ると、終着の越後湯沢に到着する。
ここで上越新幹線に乗り換えて、北陸の旅が終わったのだった。
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