(金沢発越後湯沢行 681系特急「はくたか17号」)
〔クハ681-9他 : 1017M 北陸本線 金沢〕
北陸旅行の記事は、年を跨ぐ格好となってしまった。
旅は、2010年12月である。
さて、金沢からは往路とは異なるルートで帰路につく。
北越急行経由の特急「はくたか」で越後湯沢に出て、上越新幹線に乗り換えるルートだ。
首都圏と北陸を結ぶのは、この経路が最速となる。
暗くなる前に金沢を出ることにしたので、車窓の楽しみが加わった。
遅い昼食は、金沢駅で駅弁を購入済みだ。
あとは、車内販売でビールを調達すればよい。
定刻に発車した列車は、すぐに金沢総合車両所運用研修センター(金沢地区の車両基地)の脇を通過する。
懐かしい旧国鉄特急色の489系交直両用特急形電車が留置されていた。
定期運用は無いが、今でも特急「はくたか」や「サンダーバード」の代用運用に入ることがある。
また、団体臨時列車として首都圏に乗り入れることもある。
古い車輌なので、今後の動きが気になる車輌のひとつだ。
金沢市内には積雪は無いが、富山県との県境に近くなると景色が変わってきた。
倶利伽羅辺りは一面の銀世界である。
間もなく高岡に到着した。
高岡の駅構内では、DE10形ディーゼル機関車がコンテナ車の入換を行なっている。
富山方には、高岡色のキハ40系ディーゼルカーが留置されていた。
氷見線の車輌のようだ。
ほかにも、ラッセルヘッドを着けたDE15・DD15や高岡色のキハ58系が留まっているのが見えた。
富山を過ぎると、富山貨物駅が見えてくる。
ここには、高山本線用のキハ58系などが留置されている。
さて、車内販売が来たので、駅弁を広げることにした。
魚が続いていたので、そろそろ肉を食すことにしたのだ。
(金沢駅で購入した「特製牛肉弁当」)
富山を出ると、魚津、糸魚川と停車する。
やがて、北陸本線の終点となる直江津に到着する。
(直江津を発車した485系快速「くびき野2号」と留置されていた205系・209系)
犀潟を過ぎると北越急行ほくほく線に入る。
最高速度160km/hで走行する区間だ。
上越線に入ると、終着の越後湯沢に到着する。
ここで上越新幹線に乗り換えて、北陸の旅が終わったのだった。
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