ちゃみおか発

鉄道写真を中心に模型工作や旅行の記録を紹介します。

【鉄道写真】(2009年)桜と「北斗星」(その2)

2010年04月18日 | JR東日本
前回の続きである。

               ※

予想通り、「北斗星」はかなりのスピードで通過していった。
車内は暗く、多くの乗客がまだ夢の中なのであろう。

食堂車も卓上のランプだけに灯りが点っていた。

前の構図が正面に陽が当たらないのであれば、後追いの構図なら多少明るいはずである。
桜も、その方が幾分綺麗に撮れるのではなかろうか。

慌てて三脚からカメラを外し、振り向きざまに最後尾の客車を撮影した。

               ※

(桜と「北斗星」)
20100418_002

写真をクリックすると大きな画像でご覧になれます。

数年前であれば、この後に4レ「北斗星4号」が撮影できた。
十分な光量の中で撮影できたわけだ。

さらに数十年前であれば、485系や583系の特急列車が頻繁に走っていた。
普通列車や貨物列車は電気機関車が牽引し、一日中撮影しているとフィルムがいくらあっても足りなくなったであろう。

そんな時代が羨ましい。

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【鉄道写真】(2009年)桜と「北斗星」(その1)

2010年04月18日 | JR東日本
首都圏の今年の桜は、開花後の気温が低かったこともあり、随分と長く楽しむことができた。
二度の週末に亘って花見ができるなど、近年には無かったことではなかろうか。

桜と列車の写真は、昨年のものを数枚掲載してきたが、今日は寝台特急」「北斗星」である。

(桜と「北斗星」)
20100418_001

写真をクリックすると大きな画像でご覧になれます。

               ※

2009年4月某日

「北斗星」の通過時刻は、日の出直後である。
まだ暗いうちに宿を出て、現地まで歩き、三脚をセッティングして列車を待つ。
冷え込みは無いので、寒さに震えることは無かった。

そして日の出。

この構図は正面が逆光になることに加え、少し雲がかかっていたこともあり、露出は厳しい。
iso400のフィルムを+1増感して、iso800として使ってみた。
直線区間でもあるので、通過時のスピードも速いであろう。
明るいレンズを装着して、十分なシャッタースピードを確保する必要もある。

遠くにヘッドライトの光が見えた。
夜を徹してやってきた「北斗星」は、ほぼ定刻である。
緊張が高まる中、夢中でシャッターを切った・・・。

               ※

今年、この辺りは昨年よりも桜の開花は少しばかり遅かったようだ。
今日当たりは天候もよさそうなので賑わうのだろう。

来年は牽引機が変わっているだろうから、再び撮影に行ってみたいとも思っている。
「北斗星」には、いつまでも走り続けて欲しいのだが・・・。

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