糸魚川3日目。
前日のリベンジである。
天気予報では一日中くもり。朝一番の走行写真はやめて、始発列車に乗ることにした。
糸魚川駅4番線に停車中のキハ52は首都圏色(朱色一色)のキハ52 156。
ホームに到着した頃に、ちょうど準備ができたようで室内の明かりがともり、ドアを開けた。
手動で開閉するドアも懐かしい。
週末のためか、乗車目的の旅行者と見受けられる乗客がほとんど。
ビデオ撮影している方もいた。
外は寒いが車内は暖かく、心地よいエンジン音を聞きながら発車を待つ。
前日の様に運休にならないことを願いながら・・・。
発車前の始発420D。
この日の朝は風も弱く、無事に出発することができた。
糸魚川を出た上り列車は、やがて山間部に入り、上り坂をエンジン音も高らかに登ってゆく。
いくつかのトンネルを抜け、いくつかの橋を渡り、平岩に到着した。
時間の都合から、ここで下車して、次の糸魚川から来る平岩折返しの列車で糸魚川に戻ることにした。
天気予報では一日中「くもり」のはずが、平岩を降りたとたん雨が降ってきた。
自分では雨男の自覚はないし、過去も旅先では好天に恵まれることが多かったのだが、今回はどうしたのだろう。
引退を惜しんでの涙雨でもあるまいに。
平岩に到着した列車は列車番号を422Dに変えて南小谷行となり、17分停車した後、発車してゆく。
平岩駅で白馬大仏像に見守られるように走ってゆくキハ52を見送った。
この列車が視界から消えるか消えないかのうちに、糸魚川方面から続行の424Dが鉄橋を渡ってくるのが見えた。
カメラとビデオを逆方向に向け、平岩駅に進入する列車を撮影。
一日のうちでもこの時だけは、首都圏並みの運転間隔のような状況になり、一瞬だけ一日数往復のローカル線ではないような錯覚に陥る。
しかし、到着した列車に乗客の姿は無く、折り返して糸魚川へ向かう列車も自分以外に乗客はいない。
平岩を出た下り糸魚川行は、姫川沿いにゆっくりと進んでゆく。
次の停車駅である小滝からも乗客は無く、二駅ほど貸切の状態が続いた。
根知から一人、頸城大野から三人が乗車。
そのまま糸魚川に到着した。
糸魚川では、レンガ庫から外に出ている旧国鉄色のキハ52やラッセルを装備したディーゼル機関車DD15とDD16が見えた。
(つづく)
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前日のリベンジである。
天気予報では一日中くもり。朝一番の走行写真はやめて、始発列車に乗ることにした。
糸魚川駅4番線に停車中のキハ52は首都圏色(朱色一色)のキハ52 156。
ホームに到着した頃に、ちょうど準備ができたようで室内の明かりがともり、ドアを開けた。
手動で開閉するドアも懐かしい。
週末のためか、乗車目的の旅行者と見受けられる乗客がほとんど。
ビデオ撮影している方もいた。
外は寒いが車内は暖かく、心地よいエンジン音を聞きながら発車を待つ。
前日の様に運休にならないことを願いながら・・・。
発車前の始発420D。
この日の朝は風も弱く、無事に出発することができた。
糸魚川を出た上り列車は、やがて山間部に入り、上り坂をエンジン音も高らかに登ってゆく。
いくつかのトンネルを抜け、いくつかの橋を渡り、平岩に到着した。
時間の都合から、ここで下車して、次の糸魚川から来る平岩折返しの列車で糸魚川に戻ることにした。
天気予報では一日中「くもり」のはずが、平岩を降りたとたん雨が降ってきた。
自分では雨男の自覚はないし、過去も旅先では好天に恵まれることが多かったのだが、今回はどうしたのだろう。
引退を惜しんでの涙雨でもあるまいに。
平岩に到着した列車は列車番号を422Dに変えて南小谷行となり、17分停車した後、発車してゆく。
平岩駅で白馬大仏像に見守られるように走ってゆくキハ52を見送った。
この列車が視界から消えるか消えないかのうちに、糸魚川方面から続行の424Dが鉄橋を渡ってくるのが見えた。
カメラとビデオを逆方向に向け、平岩駅に進入する列車を撮影。
一日のうちでもこの時だけは、首都圏並みの運転間隔のような状況になり、一瞬だけ一日数往復のローカル線ではないような錯覚に陥る。
しかし、到着した列車に乗客の姿は無く、折り返して糸魚川へ向かう列車も自分以外に乗客はいない。
平岩を出た下り糸魚川行は、姫川沿いにゆっくりと進んでゆく。
次の停車駅である小滝からも乗客は無く、二駅ほど貸切の状態が続いた。
根知から一人、頸城大野から三人が乗車。
そのまま糸魚川に到着した。
糸魚川では、レンガ庫から外に出ている旧国鉄色のキハ52やラッセルを装備したディーゼル機関車DD15とDD16が見えた。
(つづく)
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