HAPPY MANIA

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フィラデルフィア美術館展

2007-10-23 22:37:08 | ☆ART☆
東京都美術館で開催されている
『フィラデルフィア美術館展:印象派と20世紀の美術』
に行ってきました。


印象派を代表するモネ、ルノワール、ゴッホ、セザンヌや、
20世紀のヨーロッパ絵画の巨匠たち、
さらにホーマーなどのアメリカ人画家を加えた47作家の
名作77点が展示されています。





なかでも一番の注目は、ルノワールの「大きな浴女」


ルノワールの描いた女性像の中でも傑作と評されていて、
アメリカ国外になかなかでないことで知られている絵なんだそう。

ルノワールの絵は4点出展されていたのだけど、
もともと混雑している館内でルノワールの絵の前は
なおいっそうの混雑ぶり・・・
日本人はルノワールが好きなんだなぁ、と改めて実感します。
(パリでもそう感じたもの!)





ゴッホの「オーギュスティーヌ夫人と乳児マルセルの肖像」


ゴッホが晩年にすごしたアルルで、
もっともお世話になったのがアルル駅の郵便局員ルーランと
その妻であるオーギュスティーヌたっだそうです。

ゴッホはこの家族の肖像画を20点以上も描いているんですって。



他にも、モネやピサロ、セザンヌといった有名な印象派の
画家達の絵が多く展示されていたけれど、
わたしが一番印象的だったのは
ホアキン・ソローリャの「幼い両生類たち」でした。

マルセル・デュシャンの「画家の父の肖像」は
本でしか見たことがなくて、一度見てみたかった絵だったの。
目の前にしたときは、ちょっぴりじーんとしました。

ブランクーシの「接吻」も好きです。


遠い遠い昔、バーンズ・コレクション展を見たときに、
(調べてみたら1994年でした!)
「アメリカにはすばらしい絵が沢山あるんだなぁ」と
憧れた新鮮な気持ちをふと思い出しました。

絵画はこんなふうに全世界を巡って
その土地その土地の人達に感動を与え続けていく。
芸術の持つ力の大きさには畏敬の念を抱くばかりです。





「フィラデルフィア美術館展:印象派と20世紀の美術」
Masterpieces from the Philadelphia Museum of Art:
Impressionism and Modern Art

2007年10月10日(水)~ 12月24日(月・休)

東京都美術館(台東区上野公園8-36)




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