水仙をたばねてかざるひとところかぎりなく死に近き香りす
鬼ヤンマゆらりと影を地におとしむかしの夏へかえりゆきたり
(朝生風子 短歌人9月号)
想い出のひとつひとつに櫂があり駆け抜けてゆく夏の少年
次の葉を摑みそこねている風の飛沫に君の足音濡れる
(江國凛 短歌人9月号)
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短歌人9月号会員2欄から、心に残った歌。
作者にはお会いしたことがないが、それぞれ名前に魅力がある。
鬼ヤンマゆらりと影を地におとしむかしの夏へかえりゆきたり
(朝生風子 短歌人9月号)
想い出のひとつひとつに櫂があり駆け抜けてゆく夏の少年
次の葉を摑みそこねている風の飛沫に君の足音濡れる
(江國凛 短歌人9月号)
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短歌人9月号会員2欄から、心に残った歌。
作者にはお会いしたことがないが、それぞれ名前に魅力がある。