GO TO トラベルの一時停止の都市として「札幌市」と「大阪市」が発表されました。
なんでやねん!って感じ。訳がわからない。「北海道」「大阪府」の聞き間違えとちゃうんかと思いました。そして、「愛知県」も「東京都」も名乗りをあげず。こんなん、全然、意味あらへんやんって思うのは私だけでしょうか?
そもそも、第3波を引き起こしたのは誰なのか?もちろん「国」です。「GO TO トラベル」や「GO TO イーツ」で国民を煽って、感染拡大に多大な貢献したわけです。税金を垂れ流し、医療機関を疲弊させ、何人もの日本国民の命を奪っているのです。コロナ患者だけでなく、コロナ対応のため、スムースな受け入れを妨げられた他の患者も同様に被害者です。
「人の命は地球より重い」とよく言われますが、「経済対策は人の命より重い」というのが国の方針。でも、考えようによっては、GO TO無関係の人は純然たる被害者ですが、自分自身でGO TOを利用した人は自業自得でコロナに感染したのだから納得できるのかもしれません。でも、GO TOを利用した人にコロナを感染させられたとしたら、「GO TOの恩恵を受けてない」にもかからわらず、「GO TOの費用を税金で払った」にもかかわらず、「なんで感染の被害にあうねん!」って思ってしまうでしょうね。
そもそも、GO TOは国会議員が費用を拠出しているのでもなければ、知事のポケットマネーでもありません。すべて、国民が払った税金。にもかかわらず、使える人、使えない人がいて不公平感満載の制度。しかも、制度設計が稚拙で「トリキ錬金術」や「無限くら寿司」といったポイント稼ぎで店舗が迷惑を被るという間抜けぶり。
まだ、はっきりしていないが、札幌市や大阪市のGO TOトラベル中止のキャンセル料は上限35%となる見込みで、旅行業界を助けるキャンペーンにもかかわらず、直前のキャンセルがあった場合、例えば40%のキャンセル料がかかったとすると、差額を旅行業者が負担せねばならない「旅行業界滅殺」の対応を強いる恐れがあるそうな・・・
このドタバタぶり、もう、勘弁してぇな・・・って感じ。もう、出たとこ勝負、旅行業界のことも考えず、医療機関のことも考えず、GO TO利用者のことも考えず、行き当たりばったりで、声の大きいところへのエクスキューズで終始し、国と都道府県で責任を押し付け合う現状・・・この国の政治家には、アホしかおらんのか?本当、残念無念です。