生涯学習の部屋

資格取得数238。6つの修士と18の学士と2つの短期大学士。MBAサラリーマンの生きがい発見生涯学習奮闘記。

過去問。

2019年12月05日 23時08分38秒 | 武蔵野大学大学院

ちょっと、気になって武蔵野大学大学院仏教学研究科の過去問を覗いてみた。

平成31年度 第1回
次の(1)~(5)の五項目のうちから二つを選び,知るところを各々400字程度で
記しなさい.ただし,論述に際して,各項目の右側に【】で補記した語には必ず言及する
こと.
 (1)諸行無常  【三法印】
 (2)六波羅蜜  【智慧】
 (3)古今楷定  【善導】
 (4)八宗兼学  【南都】
 (5)悪人正機  【親鸞】

お~!!なかなか大変。(1)~(5)について、全く初見というのはないけれど、仏教学専攻にて学んだ結果だろうから、その血のにじむような学習前だったら、どう足掻いても(1)と(5)しか選択できなかっただろうな・・・

とはいえ、わからなくても受験生は書かなければならない。しかも、文字数は400字程度のご指定なので、まあ380~420字が妥当な範囲。私の場合、400~405字で仕上げるかな。そこまでこだわる必要はないが、せっかくなので、ご指定には可能な限り従っておきたい。

(2)の六波羅蜜や(4)の八宗(南都六宗+天台・真言)など、六つすべてを思い出すことができないなら、「智慧」「忍辱」「布施」等の六波羅蜜・・・とか、「律宗」「法相宗」「三論宗」等南都六宗ってやらざるを得ない。無論、知っていればそれをすべて書くべきだが、書けないなら、かける範囲でやるしかない。

(3)について、古今楷定を知らなければ、善導について書くしかない。とりあえず、想像で「古今楷定とは〇〇で・・・善導による」とか書いて、間違いを積み重ねるわけにはいかないので、古今楷定は諦めて、親鸞が七高僧として信奉した一人が善導で、その他の六高僧は・・・と「正しく知っていること」を書き綴らねばならない。そう、たまたま「古今楷定」は知らない受験生だけれども、他のことなら、それなりに理解していると知らしめないと、逆転の目は摘み取られてしまう。

無論、5つもあるのだから、うち2つぐらいは、なんとか書けるはずの問題なのだが、どうしても、わからなかった場合、玉砕覚悟で、博打を打たざるを得ない。5回も大学院を受験すると、そういうケースはあったのだが、まあ、なんとかなっているのわけで。

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