大学院受験についてのコメントに回答を書いている際、自分の大学院受験のことを思いだしていた。
そもそも、私は「大学院を目指そう!」な~んて大それたことは微塵も考えていなかった。通信制の大学を卒業したかっただけ。そんな私が5回も大学院受験に挑戦し、5回とも合格したのだから、驚きと言えば驚きである。
それぞれの大学院において、不安も多々あったのだが、それなりにPRできることもあり、戦うだけの材料は揃っていたんだな~と感じている。
最初の産業能率大学大学院経営情報学研究科は、産能大学を卒業見込みだったことが大きかった。大学院で指導している先生とも懇意だったし、産能大学2年間で200単位取得したこともPRできると思っていた。しかし、試験の出来は最悪だし、面接官からは「多忙な銀行員が毎回ちゃんと授業に出れるんかい!」って言われるし、「会社の推薦状ないよね?」って指摘され、本当、けちょんけちょんの状況・・・でも、なんとか合格し、10キロ痩せ、命を削って論文を書いて修了。
次の明星大学大学院人文学研究科は、産業能率大学大学院で人的資源管理を専攻したので、社会人教育を研究したいと強引に言い切った。加えて、資格を山のように取得していたことでSD(自己啓発)からも教育学を研究したいとの思いを伝えた。しかし、試験は本当の意味での「教育学」だったのでチンプンカンプンだし、面接官から「あなたのやりたいことは本学にはない」と言われるし、そもそも銀行員が本学の院生になった試しはないし。でも、入学してからは、異業種、異分野ということで先生にも、先輩・同期にもかわいがってもらえたのがいい思い出。
そして、武蔵野大学大学院人間学研究科(人間学専攻)だが、これは、もう、「経営学としての人間(人的資源管理)、教育学としての人間(社会人教育)で2つの大学院を修了しているので、人間学としての人間を学び、人間について究めたい!」との一言で押し切る。設立2年目の通信制大学院だったので、ここは無難に合格!ただ、本当、ギリギリにレポートを提出し、死ぬほど苦しむのだが。。。
次が放送大学大学院人文科学研究科。教育学のプログラムで「大学評価学位授与機構の学位を研究したい」と主張。機構の学位を10以上取得していることと、岩永教授が機構の委員だったので、どうしても指導を受けたいと面接の際、直接懇願。でも、もう一人の先生から「先行研究はどうなのよ!」って痛いところを突かれて撃沈するもなんとか合格。本当は、機構学位を複数取得された方にインタビューとかしたいな~と思っていたが、大幅にやりたいことをカットして修士論文を作成。若干、心残りの成果物。
で、最後が武蔵野大学大学院人間学研究科(仏教学専攻)。同じ研究科の人間学専攻を修了していたので12単位免除。こちらも仏教学専攻が開設され2年目(あれ、3年目だったっけ?)のため、比較的合格しやすかったはずだが、正直、仏教学の素人だったので、自分が何を研究したいのかわかっていなかった。2次試験の際、しどろもどろになりながら応答したのが、未だに恥ずかしい・・・でも、医王とも言われる釈尊の説いた八正道をメンタルヘルスと合わせて、それなりに面白い成果物ができたと感じている。指導教官から「学会で発表する?」とも言われたし(笑)。
ピンチも多々あったが、チャンスと言うか、非常に恵まれた院生生活を送れたと感謝している。本当、振り返ると、こうも都合よくワンチャンスをつかみ取れたなぁ、、、と。苦しかったものの、拾ってもらった恩に報いるため、ギリギリのところで、なんとか踏みとどまり、よく耐えたかな。なんせ、私の合格の陰には、私のために不合格になった方もおられるわけで、その方々の分まで努力し、留年してでも、なんとか修了せねば・・・と思うわけで。
振り返ってみて、やはり、ムリしてよかったかな~という気持ちの方が大きいと感じている。