花火も終わって、本日4回目の温泉。
露天風呂に行ったところ、館内から外に出てから、体の異変に気がついた。体が硬直し、息が苦しいし、歯がガクガクするのだ。急いで脱衣所まで辿り着いたものの、このまま、来た道を戻るか、浴衣を脱いで温泉に飛び込むか・・・
そんなとき、暖かいところから寒いところに行って、急激な気温の変化に命を落とす話を思い出す。まさに、今がそれと同じ。判断を間違ったら、おそらく死ぬ。そんな恐怖の下、3分ほど「行くか」「戻るか」を歯をガクガクさせながら考えに考え、温泉に行く方を選択。
極寒の中、誰もいない露天風呂。ご丁寧にも、半開きとなった扉を閉め、掛け湯をしてから露天風呂に入浴。熱いお湯の中、ブルブル震えながら体の回復を待つ。5分ほどで、ようやく震えが止まった。
何とか、命を落とさずに済んだのだが・・・露天風呂からの帰り道、私の体調がおかしくなったところで立ち止まり、ふと、なぜか、右を見てしまった。奥の方を、目を凝らしてみてみると・・・お地蔵さまらしき石の像が!
ひょっとしたら、昔、この場所で、「何か」があったのかもしれない・・・