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LUNACY

cygnus' blog

ベートーヴェンな夜

2011-02-10 22:21:02 | ピアノとクラシック
今夜は月末の予習もかねて(笑)、東京芸術劇場へ。

東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
指揮は飯守泰次郎さんで、ピアノは小山実稚恵さん。

飯守さんケガで右手のみで指揮でした。

1.ワーグナー・楽劇『ニュールンベルグのマイスタージンガー』第1幕への前奏曲
2.ベートーヴェン・ピアノ協奏曲第5番『皇帝』
3.ベートーヴェン・交響曲第7番
encore.ベートーヴェン・12のドイツ舞曲より、第12曲とコーダ

この前の年末に聴いた某オーケストラより演奏は上手かったっす☆(笑)

ベートーヴェンってのは、つくづくストリングス(に限らないけれど)の響きを計算しつくしている作曲家なんだなぁと思い知らされました。

んで、おめあての、皇帝。
こう改めて聴いてみると、タリラリラリと細やかなパッセージも多いんだねぇ~。
そして、小山さんがさすがだと思うのは、そういうあたりの弾きこなしもあるのだけれど、強弱の付け方の幅の広さ(&そこから呼び出される表現力)もあると思いました~。

外山啓介ピアノ・リサイタル@HAKUJUホール(2010.12.26)

2010-12-28 01:31:53 | ピアノとクラシック
ええ中2日で、再び外山くんです(笑)。

22日(西宮)、23日(横浜)、26日と。しかもいろいろ曲目違うしっ。
スケジュールがメチャクチャ。誰だよこんなの組んだの。マネージャー何やってんのよ(怒。

と言う事務所への文句はひとまずおいておいて。


以下、順に感想。


☆バッハ『シャコンヌ』(ブゾーニ編)
とりあえず、いち観客として、23日のように出だしで派手コケせずで、ホッ(笑)。
タンタカ鳴らしているんだけれと、えぇと何て言ったらいいんだ、サビというか引用されまくりで有名なフレーズ、あそこへの持っていきかたが、とくにあのフレーズに入る直前。何か変。ちと独りよがりというか、こっちのイメージと違うというか、早すぎてドタバタ突入していた感じです。
あ、メロディが聞き取りにくい、かったと言えばいいのかな?


☆ラフマニノフ ピアノ・ソナタ(1931年版)
鍵盤叩きすぎ~><。
和音が汚いというか、響きが、そじゃないべさ、みたいなw
また、右手左手バラバラとか。
もっと曲調暗いよねとか。
冷静になればなるほど、ツッコミどころある感じでしたが。
あ、打鍵ミスは気にしていたら外山ファンはやってられません(爆)。

ただ、23日のような大コケがなかったから、こっちもホッとして幕間に入った感じ。
これらの曲って、元気バリバリに弾く曲なのか?ではあるものの、23日のチャイコフスキーのコケに気落ちせずに元気を取り戻しているようで安心(それでいいのか?(笑))。


☆リスト ピアノ・ソナタ
ここはファン仲間のトークで孤立してしまつたんだけれと(笑)。
タンタカ鳴らす部分はいいのだけれと、ピアノで奏でる部分にもっと滑らかさというか軟らかさが欲しかったんだよね~。ボクは。
っていうか、リストの曲のイメージが他の人と違ったみたい(汗)。


アンコールは、23日と同じマズルカ17-4でした。

それから、最近の公演では、いつも演奏前後にピアノにも挨拶しているよね(o^-')b。


んでねぇ、トータルでみて、やっぱりリズム感が変なのよ(笑)。
ドラムで遊べとかココに書いたことあるけれど、そういうことじゃないのかも(汗)。
協奏曲でオーケストラに呼吸あわせること必死になっているけれど、ソロ・リサイタルのときは観客と呼吸を合わせて欲しいのよ。協奏曲のとき、観客との呼吸あわせは指揮者がそれをやってくれてるわけで。
だから、また下品なたとえの表現で悪いんだけれど、前に書いたことくりかえし書いちゃうと、
Hのときに一人で先にイッちゃダメ!
ベッドの上では相手とタイミング合わせてよ~
ってこと。
力わざはちょいと乱暴なのよ。
よーするに、自分が抱かれたいように弾こうよ(笑)。


まぁとにかく、よく短い練習時間でここまでやったよ(笑)。
本人も納得できる演奏できているのかな?

とりあえず、今は31日ジルベスターに集中して欲しい~><。

間違っても2chなんて読んでるんじゃないぞ(笑)。

本人がここを読んでるとは思わないけれど(笑)。

外山啓介×神奈川フィル

2010-12-23 20:04:41 | ピアノとクラシック
“生きる”2010Xmas若い命を支えるコンサート

ほかには、全国学生音楽コンクール第1位の藤田真央くんと、ソプラノの佐藤しのぶサン。
指揮は現田茂夫サン。

まずは、このポスター。
貫禄な娘役と優男な男役で入れ替わっているけれど、かなりヅカっぽい(笑)。

藤田くん。
まだ小学6年だからカワユス(笑)。
キレイに奏でてました。とにかく柔らかい感じの演奏でした。

演奏順入れ替わるけれど、佐藤しのぶさん。
すごいビブラートかかるんだね~。
お色直しが曲ごとに入るのは面白かった。
エンターテイメントですね。

んでオケ。
弦も木管も打楽器もちょいと迫力不足かな。。。
個人的に金管がイマイチで、とくにトランペット・コルネットさんが苦しい。音がキタナイ。
藤田くんのときからして、ちょいと待ってよぉな音が聞こえてきたり。。。。
チャイコのときもアイーダのときも。。。。


んで外山くん。
お疲れなのかな?
前半は、かなり不安な演奏でした(汗)。

序奏部の和音からして危なっかしく(汗)、ピアノソロのところで体が覚えているはずの音を忘れてたっぽいw 14連符のあとのキメの音を何回も外してしまって大丈夫?みたいな
本人が一番焦っていたんだろうけれど。

んで提示部のイントロのソロも、ビミョーにリズム感が不安な感じ(汗)。中盤のソロとそのあとひたすら16分音符をタタタタ鳴らすところも、割り方がたどたどしく、この時点でも大丈夫?な感じ(笑)。休符に入ってヒトイキつけたのかフルート&オーボエの伴奏モードに入って落ち着いたかな。
と思いきや、後半のソロのあとの3連符が粗くまたもや一抹の不安w

展開部。8連符だらだらw鳴らしてそのあとは、休符が長いのだけれど、そこで切り替えしてね~と思っていたら、その間のオケのうちトランペットが下手でイラつく(笑)。
んで、後半ソロ。8分音符の並びがキツイかったよぉ~。その後も右手と左手のリズムが違うところも、ん?気のせい?みたいな。第350-380小節前後のここは結構焦ったぞぉ。
その後、ピアノと掛け合いするトランペットにまたイラつく(笑)。
んで再現部に入る前のソロ。またここでも16分音符の割り方が。。(汗)。頼む~モードな(σ∀俺)w

でも、再現部以降は無難にこなしている感じ。
マラソンでいったら折り返し地点過ぎてゴール見えてきた感じなのかも。
ラストのフェルマータの前に指揮を見るときの安堵感の表情。本人相当テンパッていたのじゃないかな(笑)。

第二楽章&第三楽章、そつなくこなしてました。
スラーやテヌートの伸びやかさが違うよね(笑)。
あとリタルダントかけるときの滑らかさとか(笑)。
第二楽章中盤の転調後のソロもちょいとツマヅキかかってた気もするけれど、気にしない気にしな~い(笑)。

ってかスコア読み合わせ&メモしながら聞くと無駄にいろいろ気になるな。イクナイ!(笑)

本人挨拶のあと、マズルカ17-4。
それにしても、いつの間にマイクが?(笑)

でも、何度も何度も指揮を見ていて、本当に一生懸命弾いているよね(笑)。余裕がないなとツッコムのはかわいそうな気がする~。

多分、周囲に迷惑かけないか気になるタイプで周囲に配慮するというのもあるだろうけれど、それよりは、状況判断を深くしちゃうために時間がかかるタイプという気もする(笑)。


とりあえず、こんなところでつ。

“ザ・コンチェルト”

2010-09-18 01:41:46 | ピアノとクラシック
@東京芸術劇場
現田茂夫・指揮&新日本フィル

ドヴォルザークのチェロ協奏曲&ショパンのピアノ協奏曲第1番

現田サンの指揮って初めてだったんだけれど。
かなりクールな指揮ですね~。

チェロ協奏曲。
辻本クンってかなりガタイ系だよね(笑)。
丁寧に弾いてはりました。
ブレスが客席まで聞こえてきてました~。

外山クン。
アンジェイ・ワイダ監督の映画にも使われているショパンの1番。
左手の和音がキマッているのに、右手の高音のリフが流れたり(笑)。
まぁ技術的なトコロはともかく、もうちょっと色づけが欲しいかなぁ??
アルゲリッチのCDを3回も聴いて予習していったからそう思うのかも。

だけれど、アンコールがワルツ!
全く意表を突かれました(笑)。
今までで一番良かったかも♪(爆)


酒呑んで酔っているので、今回はこの辺で(笑)。

読売日響サマーフェスティバル《三大協奏曲》@サントリーホール

2010-08-19 09:12:30 | ピアノとクラシック
指揮:円光寺雅彦
ヴァイオリン:郷古廉
チェロ:宮田大
ピアノ:外山啓介

メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲
ドヴォルザーク/チェロ協奏曲
チャイコフスキー/ピアノ協奏曲第1番


外山クン以外、指揮&楽団&ソロの皆様お初でした(笑)。

ト音記号あしらったデザインの下着をはいて、チャイコの1番のオーケストラ・スコア持って、いったい何をそんなに気合い入れているのやら(爆)。


以下テキトーにコメ

・郷古クン
細いっ!!若いっ!!(爆)年齢がアタシの半分以下!!
高音を丁寧に奏でていた気がする~。
紀尾井ホールみたいな所で、じっくり聴きたいね~。
結構、アタシの萌え属性のツボ衝いているかも(笑)。

・宮田クン
カラダ全体で表現するコだね~。
ノリノリで演奏していた感じだお。


オケ。
ビオラ→もうちょっと目立ってOKじゃね?
金管。悪くないんだろうけれど、アタシ好みでない音色なのよね~(汗)。


んでお目当ての外山クンw。

序奏部で昔より重いフックかけるようになったかな?ってんで、オッ!みたいな(笑)。
全体として、以前の教科書的な演奏より個性を出すようになって気がする~。
4拍子の本編に移ってからも勢い衰えない感じだつたし。
お約束のwミスタッチも今日はホントに少なかったし。
ってか、チャィコの1番は、自信持って弾いている感じだよね~。十八番?
残念なのは、オケのHr。もうちょっとキレイな音色でお願い(苦)。
あと、やはり、スコア読みながら演奏を聴くのは、アタシには無謀でした(笑)。集中できひん(笑)。

それから、上着は持っていっているのに、どうもサントリーホールは冷房にやられてしまうアタシ(涙)。

外山啓介ピアノリサイタル

2010-08-05 22:12:08 | ピアノとクラシック
@サントリーホール

プログラムはこの前の茨城と同じ。

各論でなく総論で書くね。

個人日記だと、好き勝手に書けるから、今までネガティブなことばかり書いていたから、ポジティブなことも書かなきゃね。


今日は、外山クンの指の動きがよくわかる席の位置でした。そこで気がついたのです。
昔よりしなやかに柔らかに動いていない!?
だから、今回のツアーでは、(フォルテじゃなく)ピアノのところ・柔らかに・優しく弾くところが、昔よりうまくなっている(ように聞こえる)のに繋がっているかな?

相変わらずミスタッチは多いし(笑)、トリルが崩れているけれども(笑)、
でも、むやみやたらと叩かなくなっているよね?いい感じ。

あと、和音をアッサリ終わらせすぎ~ってのは、日記を読まれたのか? 今回はだいぶ僕のお好みにしてくれました♪


ただ、とにかく、仕事入れすぎでお疲れな感じなのが、実は1番気になるところ。。。。。。


あれ、茨城のときと同じナカミの日記になっている?(笑)

北村朋幹ピアノリサイタル

2010-08-01 17:01:28 | ピアノとクラシック
@東京文化会館小ホール

第3回の東京音コンでピアノ部門第1位。
そのときかなり突き抜けていたってことを耳にしていて、気になっていたコ。
現役の藝大生ですね(o^-')b。
まだ十代でふ!(爆)


★武満徹/子どものためのピアノ小品 I.微風 II.雲
★武満徹/雨の樹素描II~オリヴィエ・メシアンの追憶に~
★J.S.バッハ/イギリス組曲第3番ト短調BWV.808
★J.S.バッハ(F.ブゾーニ)/シャコンヌ(ヴァイオリンのためのパルティータ第2番二短調BWV.1004より第5曲)
★R.シューマン/子どもの情景Op.15
★R.シューマン/幻想曲ハ長調Op.17

◆R.シューマン/「3つのロマンス」より第2番Op.28-2


やっぱり若い男の子の演奏ってこうなるわよね~って感じ。よい意味で。
もうちょっとソコ勢い抑えて~って思っても、なんか初々しいから許せてしまうのです(笑)。


武満徹はあんまり印象に残ってないというか(笑)、バッハのほうがインパクトありました。
装飾音とかも綺麗でしたね~。でも、この先、技巧だけに走るのはやめてね(笑)。
シャコンヌのラストの和音はちょいミスったかな?(笑)
でもいかにも、あぁ~バッハの曲だなぁってイメージが持てる演奏でした。

シューマンも、こんなに綺麗なメロディー作っているんだねぇっていうのを再認識しました。
トロイメライも、今まで聴いたことのないタイプのトロイメライで興味深かったです。
幻想曲の方の第2楽章で裏拍バリバリでしたがちゃんとツボをオサエてた感じ。


この日記によく登場する誰かさん(笑)と較べると、体の大きさのせいもあるのかもだけれど、体全体を使って演奏している感じですね。
んで、余韻の作り方&保たせ方は、北村クンのほうがうまい感じ。

外山啓介オール・ショパン

2010-07-11 17:47:17 | ピアノとクラシック
ピアノリサイタル@茨城県民文化センター#水戸市


高速バスで往復3500円ナリ。
行っちゃえ!みたいな(笑)。



会場は空きまくっているけれど、気にしない気にしな~い(笑)。



トータルでみて、KAWAI表参道の公演よりよかったっす~。
というかKAWAIのが調子悪すぎたに違いないw。
とにかく、フォルテじゃなくピアノのところの演奏が上手くなっている感じ(選曲もあると思うけれど)。パンパカ鳴らす演奏以外もできるんだゾ!みたいな(笑)。
あと、左足をプラプラさせなくなったね。よしよし(笑)。


ただ、こんなにたくさんの曲を演奏する必要あるんじゃろか?
もっと曲数絞っていいっすよ~。


いくつか曲別コメすると。

★華麗なるワルツ
KAWAIのときはリズム取れないくらいだったけれど、今日はちゃんとワルツになってました。
ただ、もうちょっとフックがあっていいかな?(リズム感出していいよね~)という気はする~。
初拍のアクセントを強くするのイヤだったら、キッチリ均等に三分割しないでバラすという手もあるだろうし。

★エチュード第1番
ちょいとミスタッチがあったかな(笑)?

★「革命」
とにかく、好きで弾きたいっていうノリが前に出ている気がしたわ。
気持ち良さそうに弾いているから、こっちも気分よかったり。
わかりやすい素直なコだわ~(笑)。
ただ左手がちょいと何ヶ所か雑になったりしていた気もするけれど(笑)。
それと、ラストのカデンツァ(であってる?和音のところ)。アッサリし過ぎというか、間の取りかたが、うっく。。。。。個人的にはもっと、最後にバンっとノックアウトさせられたいところかも。。。。

★バラード第4番
個人的には今日のプログラムの中で1番佳かったっす~。
ちゃんと奏でている感あるというか。
昔だったら不安を感じたような(笑)パッセージをしなやかに弾いてように感じたっす。
サスティンペダル踏み込み過ぎかな?ってのが後半に一ヶ所あったけれど許容範囲でしょ(笑)。

★ノクターン第15番
トリルが、ん?みたいなところがあったわよ。気のせい?(笑)

★ピアノ・ソナタ第3番
春先のKAWAI表参道と較べてずっと良くなってました~♪
第1楽章は、提示部でちょいと緊張してて、展開部前半は丁寧に弾いていたけれど後半集中切れ?みたいな感じになったけれど、再現部のところでノリノリ(までいかないけれどw)調子戻した感じ(笑)。
んで、コーダのラストのカデンツァでまた、ん?みたいな(笑)。アッサリが彼の好みなのね~(笑)。
第2楽章も丁寧に弾きこなしてました。
第3楽章は、クライマックスへ向けて盛り上げている感がありましたよ~。
第2楽章も第3楽章も、各パッセージを叩かないように注意深く弾いている感じでした。ちょいと慎重過ぎるかなぁ~?遊び心あってもいいかなぁ?っていう気もしました。


アンコールは
マズルカOp.17-4と舟歌。
前評判口コミとおり舟歌が佳い演奏でした(笑)。

小山実稚恵さんリサイタル

2010-03-20 20:56:07 | ピアノとクラシック
ショパン・リサイタルIII
@川口リリア音楽ホール
シリーズもので一昨年は行けたけれども、昨年は行けなかったやつ。

◆練習曲Op.25-7
◆マズルカ第36番
◆マズルカ第37番
◆マズルカ第38番
◆ソナタ第2番「葬送」
◆ソナタ第3番
<アンコール>
★ワルツ第10番
★ピアノコンチェルト第2番第2楽章

いゃあ素晴らしい!

の一言に尽きます。
美しく奏でられていると、ホントに心地よいというか快いというか。

最近の誰かサンの練習不足演奏と較べてはいけません(笑)。
というか、誰かサンはひど過ぎよ~やっぱり。ってことを再認識。ただ「弾く」のじゃなく、「奏で」て欲しいのよ(笑)。
同じ曲を聴いちゃったから、なおさら。
もうね、徹底的に格が違うのよ(爆)。
どのパッセージ取っても一つとして誰かサンが勝てるものはないかと(笑)。表現力とか以前に、技術でも負けてる(笑)。


んで、小山さんの演奏は、どの曲も流麗に奏でて下さっていて、なんか魔法がかかっているみたいな感じでした。
CDも買ってしまいました(笑)。
以前にアプリコで聴いたときより、今夜のリサイタルのほうがよかったです!
小さいめの音楽専用ホールってこともあるかな?

とにかく満足感高いリサイタルでした!(o^-')b


仕事の直属ボスが難聴で、今までは片方で済んでいたのが、どうももう片方も調子が悪くなってきているらしく、クラシックの演奏会が楽しめないと嘆いてはりました。
自分も、いつどんなことがあるかわからんし、今夜のような佳い音を、聴くことができるうちにたくさん聴いておこう。


ところで、川口リリアって、こういうクオリティ高いの主催するから、侮れないんだよね。
しかも、チケットは直接リリアのプレイガイドで買うとすごく好い位置が来るし(笑)。GJ!

外山啓介ピアノミニコンサート

2010-02-27 19:30:32 | ピアノとクラシック
@KAWAI表参道コンサートサロンパウゼ

KAWAI竜洋工場創設30周年イベント

ショパン生誕200年記念ってことで、オール・ショパン・プログラムでした。
そういえばKAWAIは日本ショパン協会を運営しているもんな。

弾き慣れた曲が多いってことなんだろうね。
どこかしら<普段よりは>余裕のある感じだったかなぁ?と。

最初のほうは、もはやお約束のw打鍵ミスとかあったけれども、この前のHAKUJUのシューマンより、ボク的に好感度高い演奏でした。

しっとりとした曲では外山クンも眼をつむって弾いているね~。

それにしても、やはりまぁ打鍵の強いこと(笑)。
ただ、サスティン・ペダルの踏みかたは、この前のHAKUJUよりよかったな~。

犬飼新之介ピアノリサイタル

2010-01-09 17:42:28 | ピアノとクラシック
@東京文化会館小ホール

イヌカイくんじゃなく、イヌガイくんだったのね(汗)。
間違えて覚えてました(恥)。


曲目は次の通り

★エネスコ
―ピアノのための組曲
――1.トッカータ
――2.サラバンド
――3.パヴァーヌ
――4.ブレー

★スカルラッティ
―ソナタニ短調K.77
―ソナタ変ホ長調K.51

★ベートーヴェン
―ピアノ・ソナタ第16番

★グリーグ
―叙情小曲集・第5集より
――3.トロルの行進
――4.ノクターン
(当初予定から変更)

★J.S.バッハ
―平均率クラヴィーア・第1巻第18番

★ブラームス
―パガニーニの主題による変奏曲

☆アンコール
◆ストラヴィンスキー
―練習曲第4番

◆ラヴェル
―水の戯れ


いやぁ盛りだくさんでしたわ(笑)。
お疲れ様(笑)。

丁寧に楽しそうに弾くコです。
ビジュアルからそうだと言われればそれまでですが、カッコイイというよりカワイイ路線(笑)。

この前の年末の誰かサン(爆)が、いかに乱暴な演奏だったかを確認することになりました(笑)。
今日のブラームス曲は、今の誰かサンには弾いて欲しくないわ(笑)。

パッセージやトリルも、とくに後半は奇麗に弾きこなしてました~(o^-')b
良くいえば優しい、悪くいえばもっちょっとオーラ・迫力あってもいいかもかな~って演奏でした。


この犬飼クン、グリーグ好きなのかな?
以前、ボクが聴いたのも、グリーグのピアノ協奏曲だったぞ。
せっかくだから極めきって欲しいなっと。


観客が、なんか内輪だらけだったみたいで、そういうノリ。市民劇団の小劇場公演みたい(でもないか(汗笑))。でも、ちょっと淋しい(笑)。

外山啓介ピアノ・リサイタル

2009-12-27 21:04:41 | ピアノとクラシック
@HAKUJUホール

8月末以来4ヶ月ぶりの外山クンです♪
東京カテドラルは行けなくなってしまって、涙をのんだのです~><。


☆本編
1.バッハ/ブゾーニ:シャコンヌ~無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ

2.ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第21番《ワルトシュタイン》

3.シューマン:交響的練習曲(遺作変奏付)

☆アンコール
1.シューマン:献呈
2.ラフマニノフ:ヴォカリーズ
3.ショパン:幻想ポロネーズ


観客席には某超有名華道家Kさまが(笑)。


んで、と。

やはり、ちょっと緊張気味だったかな~?って感じ(笑)。
アンコールになると、ホッとするのか?憑き物が取れたように愉しそうになるよね?違う?(笑)


んで、どの曲も、なんか速弾きになっていっちゃうし(笑)。
とくに最初の曲。
もっと、落ち着いてゆったり弾いてくれて大丈夫よ~☆
それに、得意の和音が濁ったり。
パッセージより和音が得意なんだから、さ(笑)。

ワルトシュタインを聴くのは、2回目。静岡で聴いて以来3年ぶり。
ウン。良くなっているというか、深みが出ているように感じたよ。
熱いだけのストレートコーヒーから、まろやかさもあるカフェラテになった感じ(笑)。

シューマンもバッハより、和音を奇麗に奏でていた気がする~。
シューマンもこのコにかかると、シャキシャキ感が出てくるよね(笑)。


んで、やはり、外山クンの演奏は勢いのある音なのか、公演中、HAKUJUホールなのに、壁からの反射の音圧を耳に感じることも、何回かありました→東京文化会館の小ホール公演があったとして壁際に座ったらエライことになるわ、きっと(笑)。


アンコールもこのナンバーでよかったよ(笑)。
英雄だの革命だのやられたら、また速弾きで落ち着かないまま終わったかもだからなぁ(盛り上がるかもしれないけれども(笑))。


何はともあれ、爽やかな演奏で、コッチもゴキゲンになって日曜日の午後でした☆

『イドメネオ』@藝大奏楽堂

2009-10-11 00:33:47 | ピアノとクラシック
藝大オペラ第55回定期公演
プログラム表 裏表紙

この日記に何回か登場した(=オイラがファンしている)、山本耕平クンがタイトルロールということで、行ってきました☆
先月の受賞記念公演は行けなかったしね。


東京藝大も美術学部には、美術館とか大浦食堂とか(笑)、何度かキャンパスに入ったことあるのですが、音楽学部は初めてです!
この中の奏楽堂(写真)で開催です。

ぴあでチケット取ったのだけれど、よりによって、最前列しかもセンター寄り(爆)。
舞台上のみなさんを、ガン見状態でした(笑)。


『イドメネオ』は、モーツァルト作のオペラ。
ギリシャ劇になるのかな?
イドメネオ王、イダマンテ王子、イリア姫(捕虜の王女)、エレットラ(別の国の王女)。
イドメネオとイダマンテの親子愛と、イダマンテとイリアの恋愛(エレットラの嫉妬)の物語。

んで、本日10日は、Aチームの公演。

オメアテの耕平くん。
優男というか線の細い王子様.....じゃなくて王様だぁ~(笑)。
でも、体型なんだから、気にしない気にしな~い(笑)。
それに古代ギリシアにだって、こんな華奢な-それこそ草食系イメージの(笑)-王様いたに違いないはずなんだから。

衣装の裾を引きずること気にしていたみたいだけれど、オイラ的には引きずってもいいのでは? と思いながら見てました。
命からがら逃げてきたり、苦悩に溢れて逍遥しまくる王様なんだから。
怪我しない程度に(笑)してくれればOKだよね、と。そんなことより役にのめり込んで欲しいし(o^-')b。

んで、歌は、やはり上手いし、本当に丁寧だよね~。
ただ、優しい王様なので、優しい綺麗なテノールなのはいいのだけど、荒々しいというか威厳が、あと2~3ミリくらい欲しいかな(超ゼイタク言ってますm(__)m)。
まぁ年齢が解決する問題なのだろうね。齢重ねたら多分余裕で大丈夫だと思う(笑)。


演出で思ったのは、イダマンテ王子のタッパ低いんだから、舞台のステップの上や、階段ももう一段上でお芝居&歌唱させたほうがよくない? ってところありかな。

イリア姫。
後半(というかクライマックス)になるにしたがって、盛り上げてくるタイプかな? 好きです。

コーラス。
通し役のみなさんもそうなんだけれど、みんな学生だから、声が若い若い。
ピチピチしているね~(爆)。

オーケストラというか音楽。
モーツァルトの時代だけあって、ハープシコードがさりげなく効いてますね~(笑)。


んで、通し役のひとたち、みんな、もっとお芝居の立ち居振る舞いを、もっとオーバーにするくらいでOKじゃないかしら?(笑)
なんか、アッサリしている感じがあって....。
個人的な好みとしては、もっと湿っぽかったり、ベタベタでもいい感じがするのです~。かつて宝塚を見すぎたせいかな?(爆)
そのあたりがちょっと物足りないかな~?
オーバーでいいから、迫力優先のところがあってもいいかな~?みたいな。

それから、一回限りの公演だからしょうがないのだけれど、舞台公演ではつきものの初日現象といいましょうか。
各通し役のひとは技術的には出来ているのに、どことなく、そこはかとないバラバラ感も少し感じたかな~。


あぁ~なんか、ドンドン、ゼイタク言う観客になってる気がする~><。

<↑:10日の帰宅電車で書いた分>
<↓:11日丑三つ時(笑)の加筆分>

☆もちろん、今回も、第一幕第二場で、山本クンが出てくるときは、なんでかコッチがドキドキ冷や汗かいていて、逆だろ~!みたいな感じでしたが(笑)。
でも、もうその第二場後半からは、こっちも落ち着いたみたいで。
ハラの中で「ホラオラ、もっと来いよ~っ!こっちは準備できてるぞ~っ!」みたいな体育会というか野郎系な感覚がボクの中に芽生えてました(爆)。
まったく、自分で自分がワケわかりません(笑)。

☆演出と衣装について
う~んむ、ほんのほんのちょいとキリスト教の影響がなくない?気のせい?
キリスト教がこの世に生まれる前の話だから、一瞬、おや?と(汗)。
でも、古代ギリシアってあんな感じだったのかもね....。気にしないでおこう(笑)。

外山啓介ツアー千穐楽!

2009-08-30 18:02:04 | ピアノとクラシック
@アクロス福岡シンフォニーホール

外山くんツアー追っ掛けです(痛っ><)


会場7割弱の入りだけれど、気にしない気にしない(笑)。
ポスター→東京公演と違うしっ!(笑)→
フライヤー→多数の客が持っているのはそのポスターと同じデザインだし(笑)←会場でゲットできるのは、東京と同じやつ(笑)

プログラム→インクジェットで三色刷り(笑)←涙ぐましい経費節減


バブル期にYAMAHAが威信をかけて音響設計した、このホール。
なんともいえん感じの響きです(汗)。
ピアニシモでも、結構強く(本人の意識や打鍵を裏切るごとく(勝手な推測w))響いてしまっていた感じ。


曲目はツアーなので同じ。
アンコールもサントリーと同じ。


ピックアップ感想~

★前半

・ノクターン第2番→サントリーよりよかったかな? 鳴ってるのをよしとするか抑制的なのをよしとするかで評価違いそうです。

・『別れの曲』→始まるとき紙のカサカサほか客席ノイズがなかなかおさまらず、集中できなかったかも。

・『黒鍵』→キレイにまとめた感じ

・子守唄→上記のホールのせいだと思うんだけれど、全体にもっと弱くやさしく聴きたいところありかな~。コレは、サントリーのほうが好き。

・スケルツォ第4番→コレはキマッていたね。鳴らせる曲だからってのもあるかもだけれど。前半をうまくシメたかな。

★後半

・音の絵→特にOp.39-5のほう、ちょっと音が濁り気味かな~?サスティンペダルの踏み込みとかフツーだと思うからこれもホールの音響かしら?

・ヴォカリーズ→ボク個人は、もうちょっとユックリなのがお好みかな~。

・ピアノソナタ第2番→緩急つけることと、曲全体のトータルの流れ・ツナガリを意識していたのかな?なんかそんな感じでした。


★アンコール

『革命』→速っ!!(爆) 瞬殺系w。

『英雄』→今日は「聴かせてくれる」テンポでした♪ ボクが聴いた外山クン『英雄』のなかでは、かなり佳い☆
やはり千穐楽のシメになりました♪


サイン会でハノンの楽譜にサインもらっているコがいた!(笑)
確かに、サイン入りのほうが、練習のヤルキ出るかもね~(笑)。


それにしても、一日おきに、熊本→札幌→福岡って、かなり大変よね~。
並のビジネスマンの上いくよね。お疲れ様ですわ。

外山啓介くんミニライブ@タワーレコード渋谷店6F

2009-08-09 19:12:39 | ピアノとクラシック
アルバム発売記念ミニライブ。
スゴイ観客の数でした(笑)。
40分前に行ったのにもうすでに人だかりw(゜o゜)w


新作のアルバムがラフマニノフということで、オール・ラフマニノフ・プログラム

1.ヴォカリーズ
2.パガニーニの主題による狂詩曲 作品43より第18変奏
3.音の絵 作品35-9,35-5

おぉっ~とイキナリ、アルバムに入っていないヴォカリーズ!!♪

司会はavexの中島サン(だっけ?)。

途中、質問コーナー。
外山クンの答え。
ノーミソ弱い人間の記憶なので(笑)、順不同&不完全なのはご容赦m(._.)m

★練習と本番では、頭のなかで考えていることはやや違う。
曲の解釈についても考えるが、どうお客様に届けるかにも意識する。

★その日によって、その日の練習の1曲目は違う。前日に納得できなかったものをやったりする。=ハノンからやったりしない(笑)。

★最近は、とくに【このピアノとどう仲良くなって、どう鳴らすか?】に意識が向く→ホームページに書いていたとおり(笑)。
これにかかわって、練習室とステージでは、全然、感触が違う。

★コンサートホールでは、バックステージからステージ中央のピアノまでが遠く感じる。

★(今回のコンサートツアーのプログラムでは、前半ショパンで後半ラフマニノフ。時代もノリも違う作曲家が並ぶけれど、演奏時に何か考えるところあるのか?を承けて)
ふたりに様々な共通項があるので、そこから生まれるものがあるんじゃないかと思っている。
#さすが藝大生いうかプロというか、楽典・楽理・楽史がスラスラ!と思った(笑)

★5歳からピアノ始めて、そのときから漠然とプロになるものと意識していた。ただ1番迷いが出たのは高校のときの進路決定のとき。


サイン会でしっかりサインもらってきたさ☆

パネル。

店員サンがいいって言ったから撮ったけれど、ホンマによかったんかいな?(笑)
....あれ、ピンボケ?カメラブレ?(笑)