名前も判別しましたヨー。
エックスエックス
と読みます。従来からのスラムの読み方を生かした感じですね。
シフターもカーボンてんこ盛りですが、ワイヤが分解しないと交換できないのは私は嫌いです。ほかにはレバー位置調整などXOが持っていた機能はすべからく踏襲しています。
面白いのは左レバーです。前も書きましたが、サスペンション用のプッシュロックを付けるとこんなにてんこ盛りに(笑)。なんだかアメリカ人全開! といった感じがします。
フロントディレーラーはもう完全にシマノのボトムリンク形式です。いいのかなー? さらに直付けも出してきました。これによりフレームの設計がより自由になるでしょう。
面白いのは既に出荷されているオールマウンテン、フリーライドパーツ、ハマーシュミットも2速であるということ。最初期1台のバイクで全てのフィールド駆け回っていた時代とは異なり、今のバイクは楽しめるシチュエーションが専門化しています。
それを考えるとフロントダブルという選択肢は間違っていないかもしれません。
さらにこのXXは新しい時代を告げています。それはフレームとタイヤを除くフルコンポーネント化ということ。スラムがロックショックスを買収してからもう6、7年経ちますか? この期間を経て(もっと早くと予想していた人も多いでしょうが)これが実現しようとしています。ホイールはまだですが、そんなに時間を空けずにジップ製のカーボンホイールが出てくるでしょう。
タイヤだけは踏み込んでいけない領域ですが……。
シマノもサスペンションを除き、準備は整っています。
未来はどちらに?