BIKEBIND自転車日記ブログ2

BIKEBINDの自転車日記ブログの移転先。過去が消えるのも忍びないので…。

PIVOT

2009-05-01 21:08:00 | 自転車


パチパチパチ。

日本にもピボットが上陸することになりました。いやあ、よかった。

これを入れなければ、日本のMTB系の問屋はどれだけ眼が曇っているんだと心配していました。

問屋はインテンス、イエティなどさりげなくビッグブランドを揃えつつあるファンファンシーです。ちょっと前はフォーズを取られてしまったり、ロックショックスもさよならしてしまったり。他人事ながら大丈夫か? と心配していました(笑)。

さて現在のピボットはマラソン系とオールマウンテン系でまとめられています。

このファイアーバードは167㎜のトラベルを持つオールマウンテンモデルです。



これはマッハ4。マラソンモデルで100㎜トラベルです。ライバルはブラーXCカーボンクラス。アルミモデルながら、重量はカーボンモデルにひけを取らないそうです。

他にも5インチモデルや女性用モデル、29erも用意されています。

このブランドの注目要因の一つにDWリンクの採用があります。ターナー、アイビスに続いてついに全てのDWリンクバイクが上陸です。昨年まではアイアンホースが採用していましたし、この形式はかつての4バーリンクのような勢いでシェアを伸ばしています。

楽しみですねー。




ガンダム自転車

2009-05-01 20:38:00 | 自転車




アナハイムエレクトロニクス社製だそうです(笑)。価格は4万9800円。

5年くらい前、ガンダムとザクをモチーフとした自転車が発売されましたねー。どれだけ売れたかどうか知りませんが。


今回はνガンダムと百式がモチーフだそうです。20インチの小径車ですね。

どうなんでしょう?

どうなんでしょうねえ(笑)?



EVIL REVOLT

2009-05-01 16:06:00 | 自転車


海外では復帰早々インテンスからレースサポートマシンの地位を奪ったイーヴィル。しかし写真で見るからにはイマイチなにが斬新か分かりませんでした。前三角を見る限りは最新のハイドロフォーミングを駆使していると分かるのですが。リヤもフォーズのような形状で、リンク式でユニットに入力しているように見えました。



これがサスペンションのアップです。

それでもまだ完全には理解しきれていませんでした。

で、これです。



うーん、なるほど。①~④の順番で入力されるわけです。スイングアームが沈み込むとアームに接続されたリンクが前三角にある黒い三角形のリンクを引っ張るわけです。そうすると黒い三角形がリヤサスペンションを押すという塩梅です。

もちろんスイングアームはリヤユニットを押しています。ここはリンク式では無かったようです。そう、ユニットを両端から押しているのです。ははああ、MTBのサスペンションでは初めて見る形式です。

リヤユニットを両端で支持するいう形式は今までもありました。いわゆるフローティングユニットです。現在でもトレックが採用しています。しかし従来の形式はトレックを含めて片方は押し、片方は引くという形式だったのです。これだとバーチャル的にユニットの寸法を長く取れ、ユニットへの負担を軽減することが出来ます。

でもイーヴィルは更に一歩進めて、よりサスへの入力を積極的に行う形式になっています。トラベルは203㎜となっていますが、推測ですが、ユニットストロークは長めに取られているかと。シングルピボットでありながら、大容量ユニットを使用することで細かいセッティングと理想的な動きを実現しているのでしょう。

名称はデルタシステム

さすがはサスデザイナー、デイビッド・ウイーグルが関わっているだけあります(彼は今年になってターナーも採用しているDWリンクの開発者です)。

問題はどういう走りをするかです。

おそらく期待は裏切られないかと。