その後の『ロンドン テムズ川便り』

ことの起こりはロンドン滞在記。帰国後の今は音楽、美術、本、旅行などについての個人的覚書。Since 2008

お伊勢参りに行ってきた

2014-01-03 20:37:20 | 旅行 日本
 新年あけましておめでとうございます。本年も宜しくお願いいたします。

 カレンダーの巡りで、今回は長い年末年始のお休みとなったので、年末に1泊2日でお伊勢参りに行ってきました。伊勢神宮は行ったことが無かった上に、遷宮の年となった昨年はいろんなメディアで伊勢神宮についての紹介を目にしましたので、一度是非訪れてみたいと思っていました。

 カメラが不調で碌な写真が残っていなかったのですが、何枚かましなものを記録としてアップします。

 神宮参拝の順路はまず外宮からというのがお決まりのようなので、私もそれに倣い、当地に到着した初日の午後は外宮を訪問しました。外宮がお祭り申し上げる豊受大御神(とようけのおおみかみ)は食物・穀物を司る神で、衣食住、ひろく産業の守護神としてあがめられているとのことです(伊勢神宮のHPより)。


≪外宮の参道≫


≪古い正宮≫

 当日は曇り空に時折陽が差す天気だったのですが、敷地内の高い木々の隙間から覗く空と雲の不思議な色合いが、神社内の厳粛な雰囲気に更に神秘性を加えている感がありました。

 翌日は内宮巡り。内宮では、皇室の御祖神であり、日本で最も貴く、国家の最高神とされている天照大御神(あまてらすおおみかみ) をお祀りしています。

 10時半過ぎに到着した時には既に人が一杯。HPには「五十鈴川の清流にかかる宇治橋を渡ると参道は深い森につつまれ、静かで神々しい空気を感じることができるでしょう。」と書いてあるのですが、人があまりにも多く、「静かで神々しい空気」にはちょっと遠い感じがしたのは否めません。

 それでもやはり、日本の神様の総本山であり聖地。独特の厳粛で神聖な雰囲気に浸れます。


≪新年が近いせいか、奉納されたお酒≫


≪正宮を臨む≫

 敷地内には「別宮」と呼ばれる分家の神様たちを祀ってるお宮もいくつかありますので、一つ一つ巡っていると1時間半はかかります。そして、お参りの後はおはらい町/おかげ横町と呼ばれる参道筋を散策。


≪ピンボケの良く分からない写真ですが、こんな感じです≫


≪有名な「赤福本店」。すごい行列でした≫

 1泊2日で余裕を見たスケジューリングのはずだったのですが、結局、外宮と内宮を訪れるに留まり、伊勢神宮関連の博物館や他の神社、名所まではとても見て回る余裕がありませんでした。季節や時間帯等によっても受ける印象はかなり違うとも思うので、またいつか違ったタイミングで訪れてみたいと思います。あと、食べ物系のネタは次回にご紹介します。


≪何十年ぶりに乗った近鉄ビスターカーで名古屋へ≫

 2013年12月28‐29日
コメント (2)
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