道草、より道、まち歩き。

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STAP細胞と放射性廃棄物

2014年02月01日 00時42分36秒 | 健康・病気
理化学研究所の小保方晴子さんらが新しい万能細胞の作り方(STAP細胞)を発表した。

最初にニュースで小保方さんを見た時に、説明もあまり得意でないような感じを受け、きっと助手のような人が説明だけさせられているのだろうなと思ったら、この方が研究のリーダーだと知った時は驚いた。

まだ可愛らしくて30歳にもなっていない院生かなと思ったくらいだったので、こんな若い人がiPS細胞よりも簡単な方法で万能細胞ができる事を発見したとはとても信じられなかった。

テレビでは小保方さんの人柄なども次々紹介されて、「女子力」の強さなんていう言い方で普通の女の子という風に紹介されて、小学生の時の作文も映しだされていたがその字の綺麗な事と言ったら。

どうでもいい話だけれど、その作文の名前の上に小学校名の一部が見えて、「寒」という字があったのでもしかして発寒!?月寒!?札幌出身??なんてワクワクしたが千葉県の出身で、実際に「寒」とつく小学校があった。

しかし才能があって社交性もあり努力もしたのだろうけれど、きっと先生や指導者にも恵まれたんではないだろうかと想像させられた。
漫画じゃないけれど、大学には派閥とか助平な教授などもいるようだろうから、そういう事に関わらずに良い人に恵まれたんじゃないかと下衆な勘ぐりもしてしまった。

確かに常識を否定するような考えを持ち、論文も科学雑誌ネイチャーに却下されながらも自分の考えを貫き通すという信念は誰にでもできることではないと思う。

その小保方さんは「まだ何もできていない。数十年後とか100年後の人類社会への貢献を意識して研究を進めたい」と話していた。
我々は大発見!となると直ぐに臨床を~実用化を~と考えてしまうのだけれど、やはり今まで地道に研究をして来たような現場の人は至って冷静なのかもしれない。

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数十年後、100年後という未来の話が出た時に、ふと原子力発電から出る放射性廃棄物の事が頭をよぎった。
このような若い人が未来の貢献という話をする一方、事故を起こした福島第一原発や汚染水問題は一向に収束せず、放射性廃棄物の行き先も決まらない。

未来の人たちへの貢献という事を、安倍総理大臣以下、未だに原発を再稼働を進めようとし、エネルギーは原発に頼らないと経済発展はない、海外に輸出までしようとする人たちはいかに考えているのだろう。

政治家、電力関係者、原発推進をしようとする70歳過ぎの人たち。
あなたたちは今後頑張ってもせいぜい30年。
これから生きていく若い人、子どもや赤ちゃん。これから生まれてくる人たちにツケを残して逝っちゃう訳ですか?

あなたたちが生きている間にどうにかして下さい。

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