道草、より道、まち歩き。

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恐ろしい雪の事故

2013年03月04日 23時33分57秒 | 社会・経済
道東を襲った暴風雪でまた一人犠牲者が発見されて、死者は9人となりました。
一日でこれだけの被害があったというのは北海道に生まれて50年近くの私にも記憶がありません。

車に閉じ込められた家族は四人が一度に亡くなり、小学3年生の女の子をかばうように亡くなったお父さんの事故を聞くと胸が詰まる想いです。
女の子は2年前にお母さんを亡くして、その歳で両親がいなくなってしまうとは本当に痛ましい。

私が小さい頃はたまに吹雪になって大きな吹きだまりになったことはありましたが、これだけ車が一気に動けなくなるほどの暴風雪があったでしょうか。

ひどい吹雪といっても前の車のテールランプや、路肩の反射板や標識などが見える程度の吹雪は経験がありますが、今回言われているようなホワイトアウトになるほどの雪はどのようなものでしょう。
きっと恐怖を感じると思います。

北国にずっと住んで今更ながら雪の恐ろしさを感じました。
道も国に除雪体勢の強化をお願いしたと報道がありましたが、なんだか自然の驚異には人間の手でやれることはほんのちっぽけなように思います。

知床への流氷観光ツアーが雪のため立ち往生して、主催者側に乗客が詰め寄ったという新聞報道もありましたが、自然に対しては「立ち止まる勇気」を持てるかどうかでなないだろうか。
先日のガリンコ号も例年流氷を体験できる確率というのが、ここ2年は30%台という低さから考えるとガリンコ号に乗って流氷も体験できたというのはかなり運が良かった。

これだけ携帯電話が普及しても救助できなかったというのは関係機関も遺族も悔しいかと思います。
亡くなった方々のご冥福をお祈りします。

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