寄付金でパーティ券購入？

７日付北海道新聞朝刊に、北海道トラック協会が自民党のパーティ券購入のため、別団体で道内運送会社経営者に寄付を求めている事を伝えた。
ちょっと難しい記事なんで、簡単には言えないかもしれないけれど、北海道トラック協会というのは北海道から補助金を受けているのに、昨年は政治資金パーティ券の購入をして、道から自粛するよう指導を受けていたのにもかかわらず、今年は同じ構成メンバーの北海道道路運送経営研究会というところで、やっぱりパー券購入のため寄付を集めているということですが、経営環境が悪化し、その上税金の免除も廃止で運送会社経営者は寄付をしても、トラック業界を政治家が支援しないのに寄付する必要性はないと判断しているようです。
今まで馴れ合いで寄付だとか、付け届けしても恩恵がないんじゃ一口６０００円といえども、サイフの口は締めたまんまでしょう。
集まった寄付はどんどん上に貢がれて行って、最終的に自民党「トラック輸送議員連盟」加盟議員のパーティ券購入に充てられるそうで、一体何をやってんだか。
こういう縮図はあちこちにあるんだろうけれど、いつまでも黙って金を出すほど労働者も愚かではないと思いたい。