ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

1690、124年ぶり

2012年10月31日 | Weblog
1689、巨大ハリケーン接近中」で27年ぶりにニューヨーク証券取引所(NYSE)が取引を停止すると書きました。
ニューヨーク証券取引所とナスダック市場は、29日に続いて30日も、すべての取引を休止します。
天候によって米株式市場が2日連続で休場となるのは1888年以来、124年ぶりのことです。
ハリケーン「サンディ」の大きさが分かります。

米東部に大きな被害をもたらしているハリケーン「サンディ」は29日夜(日本時間30日午前)、強い勢力を維持したまま温帯低気圧に変わり、ニュージャージー州南部に上陸しました。
暴風雨による倒木や冠水が各地で起こり、大きな被害が出ています。
被害の模様が徐々に明らかになってきましたが、全容はまだ明らかになっていません。


風雲たなびくマンハッタン


ニューヨーク市の上あたりに中心があります


ニューヨーク市とロングアイランドの地図


ガーデンシティ(赤丸)の倒木
2006年12月にシアトルに行ったときは冬のストーム(嵐)に遭遇。


リンデンハースト(青丸)の冠水

1689、巨大ハリケーン接近中

2012年10月30日 | Weblog
アメリカ東海岸の大西洋沿岸を巨大ハリケーン「サンディ」が北上中です。
ニューヨーク市では28日、高潮被害などの影響を受けやすい地域の住民約37万5000人に避難命令が出され、ニュージャージー州なども一部地域の住民に避難命令が出されました。
首都ワシントンでは連邦政府機関が29日休業します。
ニューヨーク市は28日夜から、地下鉄やバスの運行を全面的に停止しました。
市内の商店は食糧、水などを買い求める市民でごった返しました。
ニューヨーク、ボストン、フィラデルフィアなどの公立学校200万校あまりが休校し、ニューヨーク証券取引所は29日の取引を停止します。
証券取引所が停止するのは同時多発テロ直後2001年以来ですが、天候の影響で全日停止するのは1985年のハリケーン「グロリア」以来27年ぶりのことです。
ニューヨーク市の東に長く伸びるロングアイランドは海岸線が長く、暴風雨の影響で大洪水や停電などの被害が懸念されています。
258、テディベア」を参照

「サンディ」は進路を西寄りに変え、ニューヨーク市を直撃する恐れがあります。

去年もアメリカ東海岸を巨大ハリケーンが襲いました。
「1261、ニューヨークを直撃」を参照

1688、ビッグカップル破局

2012年10月29日 | Weblog
今年7月、歌手のテイラー・スウィフトとケネディ一族の御曹司、故ロバート・F・ケネディの孫コナー・ケネディが交際していることが報じられましたが破局したようです。
若手ビッグカップル誕生は全米の注目を集めていました。
スウィフトは米経済誌フォーブス恒例の「30歳未満の最も稼いだスター・トップ10」で堂々の1位でした。(スウィフトは現在22歳)
2011年5月~2012年5月の1年間に稼いだ金額は5700万ドル(約47億円)でした。
超人気、超多忙のスウィフトで、なかなか会うことができなかったようです。
1480、ドリー・パートン」を参照
ケネディ・ブランドはアメリカでは健在です。

1687、名曲も

2012年10月28日 | Weblog
反戦、平和の歌として世界中で愛されるジョン・レノンの「イマジン」が母国イギリスで、葬式での使用が禁止されているころもあるそうです。
冒頭の「天国は存在しないと想像してごらん(Imagine there’s no Heaven)」という歌詞が、葬式には不適切だと判断されたようです。
天国が存在しないと亡くなった人が行く所がありません。
その後に出てくる「No Hell below us(地下に地獄なんて無い」は、その通りです。
一部の葬儀場の判断で、葬儀を執り行う聖職者に気遣ってのことようです。
牧師さんも「天国がない」という曲が流されていたのではスピーチもやり難いと思います。
You Tube:歌詞付「イマジン

以前は葬儀で歌われるのは賛美歌でしたが、最近は故人が生前に好きだった曲が流されるようです。
マイ・ウェイ」フランク・シナトラ
タイム・トゥー・セイ・グッバイサラ・ブライトマン
愛は翼にのってベット・ミドラー
などは人気の葬式ポップス曲だそうです。

去年の12月に母が、2010年に父が亡くなった時、葬儀社の人に好きだった歌を聞かれました。
母のときは「川の流れのように」など、3曲ほどが流されました。
1390、2度目」を参照

1686、リスが急増

2012年10月27日 | Weblog
アメリカでは最近の暖冬や豊富な木の実で、野生のリスが急増しています。
キュートな顔に似合わず農作物を食い荒らし、建物の配線をかみ切るなど深刻な被害が出ているようです。
アメリカには野生のリスが多くいて、マンハッタンの公園にもいます。
我家の庭の木に登ったりしていましたが、特に被害はありませんでした。
今回急増しているのはハイイロリスで、我家の庭にいたリスと同じ種類か分かりません?
上の写真左はハイイロリス、右は「771、リス」の写真からズームしたものです。(似ている?)

急増するリスに対し幾つか対策が考えられます。
1つは捕獲する方法です。
しかし、人件費を含めて1匹あたり50ドル(約4000円)以上かかり、急増するリスに追いつきません。
「イタチゴッコ」ならぬ、「リスゴッコ」です。
2つ目は産児制限です。
リスが好む餌に薬をコーティングし、避妊をさせようというものです。
これも、実験段階で野生のリスに効果があるか疑問です。
今のところお手上げ状態です。
アメリカ大陸には人間が住み始める、ずーと前からリスは住んでいました。
人間の都合で避妊させられたのでは、リスもたまったものではありません。

1685、ハーレー展示

2012年10月26日 | Weblog
東日本大震災の津波で流され、今年4月にカナダ西海岸で見つかったハーレーが24日、米ウィスコンシン州ミルウォーキーの本社近くにある同社博物館で展示されました。
持ち主の「大震災の惨事を広く伝えてほしい」との思いに答えたそうです。


展示されたハーレー
1533、ハーレー 故郷に帰る」を参照


ハイウエーを走るハーレー(5月にシアトルへ行ったとき撮った)

1684、ヒーローも就活

2012年10月25日 | Weblog
アメリカの最大のヒーローと言えば、言わずと知れた「スーパーマン」です。
そのスーパーマンが転職します。
コミックやテレビ、映画でおなじみの「スーパーマン」ことクラーク・ケントが勤務先の新聞社「デーリー・プラネット」を辞めるようです。
1938年にコミックに初登場して以来、デーリー・プラネット記者として描かれてきました。
退職の理由は、「ジャーナリズムがエンターテイメントに成り下がったため」だそうです。
新聞もネット版など、多様化しているのでケント記者もいろいろ考えてのことでしょう。
電話ボックスの中でスーパーマンに変身していましたが、最近は携帯の普及で電話ボックスを探すのも大変になったのかも知れません。
現在アメリカの失業率は高く、就活も大変だと思います。
弾丸よりも早く飛ぶことができるので、素早く次の仕事を見つけることができるかも?
もうすぐサンクスギビング・デーですが、それまでには見つかるでしょう。

スーパーマンと言えばクリストファー・リーヴの「スーパーマン」が浮かんできます。
映画はシリーズ化され、ニューヨークの映画館で何本か見ました。
リーヴ氏は1995年に乗馬中に転落して脊髄を損傷し、首から下が麻痺しました。
車いすに乗った姿をテレビで何度か見ましたが、2004年に死去しました。


クリストファー・リーヴのスーパーマン

1683、ハロウィーンで再び

2012年10月24日 | Weblog
昨日、服部剛丈さんがハロウイーンパーティーの家を間違え、銃で射殺された事件から20年めの追悼式が行われたことを書きました。
20日夜、ペンシルベニア州西部の町で仮装してハロウィーンのパーティーに参加していた少女(9)が、いとこの男性にショットガンで撃たれました。
男性は黒い服を着て、白い羽根が付いた黒い帽子の少女をスカンクと間違えて発砲したようです。
少女は友人たちと裏庭の丘に隠れようとしていましたが、当時辺りは暗かったようです。
上の写真は事件のあった家(ABCニュースより)
首、背中、腕に銃弾を受けた少女は30マイル(約50キロ)離れたピッツバーグ市内の病院にヘリコプターで搬送され、集中治療室に収容されました。
22日朝の時点で生死の境をさまよっています。

ピッツバーグについては「38、アメリカで一番美しい町」を参照

1682、あれから20年

2012年10月23日 | Weblog
1992年10月17日、高校2年生の服部剛丈(よしひろ)さん(当時16)が留学先の米ルイジアナ州バトンルージュで撃たれて死亡した事件から20年経ちました。
この事件は私がニューヨークにいるとき起きた事件で、アメリカでも大きく報道されました。
その時のニュースは鮮明に覚えていて、「もう20年たったのか。」という印象です。
227、またもや悲劇」を参照
ルイジアナ州バトンルージュのユニタリアン教会で21日、追悼式典が行われました。
父親の政一さんと母親の美恵子さんは10年ぶりにバトンルージュを訪れ、銃規制を改めて訴えました。
事件が起きてから銃規制を訴え続けているご両親ですが、銃による悲劇は繰り返されています。
服部君がホームステイしていたホストファミリーと再会するご両親。(上の写真)

21日、ウィスコンシン州ミルウォーキー郊外のエステサロンで男が銃を乱射し、3人が死亡、4人が負傷する事件がありました。
男はサロン内で死んでいるのが見つかり。銃で自殺したとみられています。

コロラド州デンバーでコンサートを行ったマドンナが銃を構えるパフォーマンスをして、大ブーイングを受けました。
ショックを受け、退場した人もいたようです。
会場は今年6月に銃乱射事件が起きた映画館からわずか15マイル(約24キロ)の場所にあり、この無神経な演出に非難が殺到しています。

1681、ぶじ終了

2012年10月22日 | Weblog
先月30日に始まった稲刈りが終了しました。
この地域は「コシヒカリ」と「あさひの夢」という2種類の米を作っています。(もち米など他の種類を作っている農家も何件かあります。)
刈り取る時期は違い、「コシヒカリ」は9月30日~10月6日の1週間でした。
「あさひの夢」は10月15日~21日の1週間でした。
これに合わせるかのように、2回の稲刈り期間中に台風が日本列島を襲いました。
「コシヒカリ」のときは17号が日本列島を縦断し、前橋を通過しました。
しかし、不思議なことに稲刈りの日は晴れました。
1660、満月」を参照。
「あさひの夢」のときは21号が列島南岸を通過し、18日はどんよりとした雲が立ち込め小雨が降りましたが、何とか刈り取ることができました。
これで今年の農事組合長としての大きな仕事は終了し、ほっとしています。
上の写真は稲刈りが終わった水田。


9月に行われた放射性部質検査で前橋市の米は安全が確認されました。