ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

377、Transverse(横断する)

2009年03月31日 | Weblog
セントラルパークには東西南北に幾つも入口があり、公園内の道路を自動車、自転車、観光用馬車が走り、ジョギング、散歩などを楽しむことができます。
5番街と西のセントラルパーク・ウエスト(8番街)を直接結ぶ道路Transverseが何本かあり、5番街からの入口は65St、72St、79St、85St、97Stにあります。
地図は私がニューヨークにいたときに良く使っていた、FLASH MAPSに載っているセントラルパークの入口と出口です。
97丁目の5番街からの入口が97Stで出口が96Stになっているのは、それぞれが一方通行だからで、セントラルパークの中は両面通行になっています。
79丁目と72丁目は入口と出口が同じになっていますが、両ストリートが両面通行の大通りだからです。

376、コンサバトリーガーデン(5Ave&105St)

2009年03月30日 | Weblog
セントラルパークの最北端に近い105丁目、5番街に面したところにきれいな庭園、コンサバトリーガーデン(Conservatory Garden)があります。
Conservatoryは温室の意味で「温室庭園」と呼ばれています。
フランス様式のノースガーデン、イギリス様式のサウスガーデン、イタリア様式のセントラルガーデンがあり季節ごとにきれいな花が咲き、噴水と緑の芝生が鮮やかです。
ここでは結婚式も行われ、バージンロードはバラの花のアーチです。
個人所有の庭園で庭園内を見学するツアーもあります。

375、ニューヨーク市立博物館(5Ave&104St)

2009年03月29日 | Weblog
5番街の94丁目にニューヨーク市立博物館(Museum of the City of New York)があります。
オランダ人がこの地に入植を始めた1600年代の植民地時代からから現在に至るまでのニューヨークの歴史が当時の絵画、地図、写真、書物、貿易、交通、演劇、ファッションなど、テーマごとに展示されています。
マンハッタンの昔の写真や摩天楼の建築作業の写真など、興味深い資料がたくさんあり、大富豪ロックフェラーの部屋が移築されていて、当時の生活を偲ぶことができます。

374、セント・ニコラス・ロシア正教大聖堂(5Ave&97St)

2009年03月28日 | Weblog
5番街、97丁目にセント・ニコラス・ロシア正教大聖堂(St. Nicholas Russian Orthodox Cathedral)があります。
1917年のロシア革命以前、ロシア帝国時代の1902年に建てられた教会でアメリカの教会と違った雰囲気があります。
私は中に入ったことはありませんでしたが外から見る様式(モスクワ・バロック)はロシア的です。
アメリカ大陸におけるロシア正教の歴史は、ロシア領だった1794年のアラスカにさかのぼり、1740年ごろからロシアの毛皮商人がベーリング海を渡ってアラスカに入植し、教会が建てられたそうです。

373、ジャクリーン・ケネディ・オナシス貯水池

2009年03月27日 | Weblog
メトロポリタン美術館の北、86丁目から96丁目まで、西はセントラルパーク・ウエスト近くまで広がる106エーカー( 43ヘクタール)の、セントラルパークで一番大きな池(貯水池)があります。
5番街の83丁目のマンションに住んでいた彼女は1周1.58マイル(2.5km)のコースをよく走っていました。
彼女のマンションからはこの池が良く見えたことでしょう。
ニューヨーク市に対する貢献と彼女を偲んで、1994年にジャクリーン・ケネディ・オナシス貯水池(Jacqueline Kennedy Onassis Reservoir)の名前がつけられました。
池の回りでは多くのニューヨーカーがジョギングや散歩楽しんでいます。
13、セントラルパークの主な施設
235、グランド・セントラル駅を救ったジャクリーン」を参照

372、ミュージアム・マイル(Museum Mile)

2009年03月26日 | Weblog
365、フリック・コレクション」、「369、メトロポリタン・ミュージアム」、「370、グッゲンハイム美術館」と書いてきましたが、5番街の70Stから104St辺りまでは美術館が多いのでこう呼ばれています。
上記の有名な美術館以外にも小さいながらも特徴ある美術館が並んでいて、さまざまなアートを堪能できます。
毎年6月上旬に「Museum Mile Festival」が開催され、周辺の9つの美術館が無料で開放されます。
1マイルは1.6キロですが、ここで言うマイルは長く続くと言う意味です。
361、セントラル・パーク」を参照

371、侍ジャパン連覇

2009年03月25日 | Weblog
第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)決勝がロサンゼルス、ドジャースタジアムで行われ、日本が韓国を5対3で破り、第1回に続き連覇を達成しました。(23日:日本時間24日)
決勝点を叩きだしたのはそれまで打率が2割1分1厘と不振だったイチローのセンター前ヒットで、9回裏に3対3に追いつかれた延長10回表に放った2点タイムリーはイチローらしい1打でした。
天才イチローも打てなくて「「心が折れそう」なときもあったようですが、チームリーダーとして選手を引っ張ってきたイチローに「神が降りてきたという感じ」と言わしめた演出でした。
大会MVPには3戦3勝の松坂大輔投手が選ばれ、第1回大会に続いての受賞でした。

第1回大会(2006年)も劇的な優勝でしたが、今回もそれに勝るとも劣らない感動的な優勝で、日本中が歓喜に包まれました。
大会が始まるまではこれほど盛り上がるとは思っていませんでしたが、試合を重ねるごとに選手も応援団も一体化していきました。
2連覇は難しいと思っていましたが、サムライ達の頑張りに拍手。

370、グッゲンハイム美術館(5Ave&88~89St)

2009年03月24日 | Weblog
メトロポリタン美術館の北、5番街の東側88~89丁目にグッゲンハイム美術館(Guggenheim Museum)があります。
19世紀後半から現代までの抽象美術が中心でシャガール、ピカソなどの作品が展示されています。
私が行った時はピカソのゲルニカが展示されていました。
特徴的なのはその建物の形で天井までの吹き抜けとその周りの螺旋状の回廊は、その構造自体が芸術的、抽象的です。

369、メトロポリタン・ミュージアム(5Ave&80St~84St)

2009年03月23日 | Weblog
5番街を北に歩いていると80丁目から84丁目にかけて左側、セントラルパークの中に大きな建物が見えます。
ロンドンの大英博物館、サンクトペテルブルグのエルミタージュ、パリのルーブルと並ぶ世界四大美術館の一つ、メトロポリタン美術館です。
ヨーロッパに負けない世界的な美術館を作ろうと1870年に設立されました。
常時50万点以上のコレクションが展示されていて、一日ではとても見て回ることはできません。(膨大な総コレクションは200万点以上)
ゴッホ、ルノワール、モネ、フェルメールなど、教科書で見るような名画が沢山展示されています。
世界中から集められたコレクションは20部門に分けられていて先史時代の遺跡、ギリシャの彫刻から現代アートまであらゆるジャンルの芸術品を堪能することができます。
料金は大人$12、子供・シニア$7(2003年現在)ですが、任意の金額でも入れます。
私が最初に行った1974年頃は50セント位のドネーション(寄付)で入場できました。
正面入口は5番街の82丁目です。
「235、グランド・セントラル駅を救ったジャクリーン」を参照

368コンサバトリー・ポンド(セントラルパークの中:5Ave&74St)

2009年03月22日 | Weblog
フリック・コレクションを右に見て5番街を北上し、72Stの入口からセントラルパークの中に入るとコンサバトリー・ポンド(Conservatory Pond)があります。
池の近くに「アンデルセン」像、「不思議の国のアリス」像などがある小さな人工の池で、子供たちに人気があります。
通称「Boat Pond」でラジコンボートを楽しむ人が多くいます。