ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

1669、日本人受賞者

2012年10月10日 | Weblog
8日に今年のノーベル医学生理学賞受賞が発表され、京都大学の山中教授が受賞しました。
それから連日のフィーバーが続いています。
iPS細胞はすごいらしい。
でも凡人にはよく分かりません。

テレビや新聞などのメディアでは日本人19人目のノーベル賞受賞者と報道しています。
ウィキペディア(インターネット百科事典)で国別受賞者を見ると日本人の受賞者は山中教授を入れて18人になっています。
アメリカ国籍の南部陽一郎氏はアメリカに入っています。
日本人の人情としては日本人受賞者に入れたいところです。
しかし、国別受賞者は受賞したときの国籍を基準にしないと収拾がつかなくなってしまいます。
例えば、30歳のイギリス人研究者がアメリカに移住しアメリカ国籍を取得したとします。
50年後にイギリス時代の研究が認められ、80歳でノーベル賞を受賞したらアメリカ人受賞者で、イギリス人受賞者ではありません。(極端な例)
でもこの人はアメリカ合衆国の大統領にはなれません。
1144、舌戦開始
211、南部氏はアメリカ人
27、永住権と市民権」などを参照

上の基準で行くと、日本人受賞者はアジアでは断トツの1位で世界8位。
中華民国(台湾)が2人で27位。
韓国、中国は1人で38位。
2000年以降の日本人受賞者は10人で、アメリカに次いで2位です。(すごい)
経済や領土問題では攻勢をかけられていますが、研究分野では圧倒しています。

*ウィキペディアの国別受賞者数は昨日までは日本人18人となっていましたが、今朝見たら19人になっています。
でも南部氏の名前はアメリカに入っていて、日本人受賞者の欄には18人の名前が載っています。
この辺の判断は難しい。