ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

227、またもや悲劇

2008年11月03日 | Weblog
「225、銃購入者が急増」と書きましたが銃での事件がまた起きてしまいました。
10月31日の夜、サウスカロライナ州サムターで、ハロウィーンの習慣でお菓子をもらいに行った12歳の少年が強盗と間違えられ自動小銃で射殺されました。
22歳の男はドア越しに少なくとも29発の銃弾を乱射、少年は頭などを撃たれて死亡し、一緒にいた父親と弟(9歳)も負傷しました。
男は昨年強盗に押し入られて銃撃を受けたと話しています。
サムターは州都コロンビアの東約70キロに位置し、人口は約4万人で犯罪は比較的少ない町です。

ハロウィーンで思い出すのは1992年に起きた日本人留学生、服部剛丈(よしひろ)さん(16歳)が射殺された事件です。
ルイジアナ州バトンルージュで友人と一緒にハロウイーンパーティーに行き、家を間違え射殺されました。
番地の似たこの家の容疑者は剛丈さんたちを強盗と間違え、男性が「フリーズ(動くな)」と呼び止めましたが、動いた剛丈さんに発砲した、と供述しています。
「フリーズ」という言葉が話題になりました。
同じような悲劇はその後も続き、アメリカの古き良き伝統は危険なものになってしまいました。
私がニューヨークにいた頃、もらったお菓子にガラス片などが入っていて、それを食べた子供が怪我をした、という事件もありました。

最近日本でもハロウィーンを祝う習慣が広まってきました。
先日東京に行ったときハロウィーンの仮装をした子供たちに出会いました。
お菓子をもらいに家々を訪問していましたが、保護者が訪問先の住所録らしきものを見ながら家を探していました。
日本でも知らない家に行くのは危険で、予め決められた家を訪問しているようでした。
「55、かぼちゃ狩り」
「62、ハロウィーン」

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