ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

1078、コジ・ファン・トゥッテ

2011年02月28日 | Weblog
昨日、モーツアルトのオペラ「コジ・ファン・トゥッテ」に合唱で出演しました。
『フィガロの結婚』、『ドン・ジョヴァンニ』と合わせて3部作と言われていますが私はその題名も知りませんでした。
作品が発表された当初は内容が不道徳であるとして評価が低かったようです。
20世紀になって再評価され、モーツァルトのオペラの代表作と言われるようになったそうです。
ソリスト6人は高度な歌唱力が要求され、独唱を始め二重唱から六重唱まで様々な組み合わせのアンサンブルは絶妙で、モーツアルトの天才ぶりを示しています。
ドタバタ喜劇の感があり、「マジかよ?」と思う部分もありますが、ユーモアを交えながら人間の心理を的確に突いています。
いろいろあっても最後はハッピーエンドで終わるのはモーツアルトらしいオペラです。
モーツアルトの茶目っ気のある性格、人間に対する愛情が感じられました。

以前も書きましたが、オペラは練習から舞台づくり本番まで、多くのスタッフが協力して作品を作り上げていく総合芸術で、今回も昨年のカルメン同様200名以上が携わった作品でした。
568、カルメン」を参照


写真は前夜行った舞台づくりの様子。

1077、ニュージーランドへ

2011年02月27日 | Weblog
地震で大きな被害があったニュージーランド・クライストチャーチでは、発生から5日たった26日も多くの人々がガレキの中に閉じ込められています。
語学留学の学生など、連絡が取れない日本人も20人以上いて懸命の救出作業が続いています。

昨日26日、姪っ子がニュージーランドに3週間の語学研修に行きました。
以前から計画していたもので、大地震が起こりキャンセルするかと思っていましたが、元気に出発しました。
今回の地震はニュージーランド南部で起こりましたが、姪が行ったのは北部です。
在学している大学から10名以上が行きましたが、反対する家族はなく、全員がニュージーランドへ向かいました。

1076、原油高騰

2011年02月26日 | Weblog
北アフリカや中東諸国の混迷で原油価格が急騰しています。
これらの地域は産油国が多く、反政府運動の広がりで給途が減り、増産の可能性も見込めないため、原油の安定供給への懸念が広がっています。
ニューヨーク市場では23日に1バレル100ドルを突破し、2008年7月の史上最高値147ドルを超えると予想されています。
267、20ドルでお釣り」を参照
現在、アメリカのガソリン価格は1ガロン3.2ドルくらいのようです。

日本のガソリンも徐々に値上がりしていて、全国平均価格が8カ月ぶりの高値水準になっています。
さらに、電気・ガス料金、石油製品を原材料とする素材なども値上がりが予想され、原油価格上昇は、消費者の暮らしを直撃する可能性が高まっています。
飛行機会社も航空燃油の上昇を受け、国際線の燃油サーチャージ引き上げを決めました。
春休みからゴールデン・ウイークを迎える3~5月の旅行需要にも影響しそうです。

1075、全面広告

2011年02月25日 | Weblog
先日、新聞にハニー・ロースト・ピーナッツの全面広告が載っていました。
「1度食べたらやめられない!」、というキャッチフレーズです。
日本にも同じようなキャッチフレーのスナック菓子がありますが、ハニー・ローストも癖になります。
私は近所の輸入食料品店で買ってよく食べます。
アメリカではスーパーなどの食料品店には必ず置いてあり、マンハッタンには屋台の店がたくさん出ています。
442、ハニー・ロースト・ピーナッツ」を参照

1074、グリーン・ゴジラ

2011年02月24日 | Weblog
アスレチックスの松井がアリゾナ州フェニックスでチームに合流し、打撃練習や守備練習、ランニングなどを精力的にこなしています。
ここ数年苦しんできた膝の調子も良さそうです。
松井はアスレチックスが88年からリーグ3連覇した黄金時代のホセ・カンセコやマーク・マグワイアに憧れていたそうです。
1005、松井、アスレチックスへ」を参照
昨季のエンジェルスのチームカラーは赤、今季のアスレチックスのチームカラーは緑で、グリーン・ゴジラの大暴れを期待します。
649、赤いゴジラ誕生」を参照

1073、日本は平和

2011年02月23日 | Weblog
中東や北アフリカの国々では独裁体制打倒のため多くの人が集まり、命がけの戦いをしています。
日本でも多くの人が集まりました。
パンダを迎えるためです。
新聞やテレビで連日報道され、その待遇は国賓並みです。
写真左はリビアのデモで、死者は増え続けています。
右は上野動物園前でパンダを待つ人たち。

1070、リビアでも」で、「自分を倒そうとする者に対してはどうかな?」と書きましたが、デモの群衆に発砲したり、戦闘機やヘリで空から攻撃するなど狂犬ぶりを発揮しています。
カダフィ大佐の退陣も近いでしょう。

1072、卵かけごはん

2011年02月22日 | Weblog
ほかほかのご飯に卵を落として、しょう油をかけてかき混ぜる、卵かけごはんが人気で、メニューとしてだす店も増えています。
高知では醤油の代わりに自然塩をかけて、四国八十八箇所を巡拝する、お遍路にちなんで88回かき混ぜて食べるそうです。
米、卵、塩、全て高知産を使い、新たな高知の味として注目されています。

子供のころ金網で囲んだ鳥小屋で鶏を10羽くらい放し飼いにしていたので、毎朝卵を取りに行きました。
あったかいご飯にかけたり、卵焼きを作って食べました。
私の家は農家で両親は朝早くから畑に行って仕事をしていたので、自分で朝食を食べて学校へ行きました。
小学校は給食がありましたが、中学と高校は弁当を持っていきました。
おかずは卵焼き、梅干し、沢庵、その他少々。
卵焼きは6年間欠かさず作ったので、プロ並みの腕前です?

アメリカに行ってから、独身時代はマンハッタンに住んでいたのでの朝食は近くのレストランで食べることが多く、トースト、ハム、スクランブルエッグ、オレンジジュース、コーヒーでした。(2ドルくらい)
目玉焼きになったり、トマトジュースになったりと、メニューは少し変わりますが基本的には上のメニューが典型的な朝食です。
591、ソーイ・ソース」を参照
アパートではシリアルにミルクをかけて簡単に済ますこともありました。
時々ご飯を炊いて、熱々の上に生卵をかけて食べると最高でした。
しかし、1980年頃アメリカでサルモネラ菌が原因で食中毒が起こり、生卵は食べないように、という注意が出されました。
日本レストランですき焼きに生卵を出していましたが、これも問題になりました。
結構大きなニュースになっていたので、その時のことが頭にあり、今も卵かけごはんを食べずにいます。
あの味が恋しくなったときは半熟の目玉焼き(熱を通す)を作ってご飯にかけて食べていますが、熱々のご飯に生卵をかけたとき、半半半熟くらいに少しトロミがついた食感とは違います。
日本で生卵を食べてサルモネラ菌で食中毒になった、という話は聞かないので問題ないと思います。
今度食べてみよーっと!

1071、羽田・ニューヨーク便

2011年02月21日 | Weblog
昨年10月に国際化した羽田空港から20日朝、ニューヨークのジョン・F・ケネディ空港へ向けて直行便が飛び立ちました。
アメリカン航空の定期便は羽田とニューヨークを約12時間で結びます。

成田空港ができてから、ニューヨーク便は羽田から姿を消していました。
羽田は都心からのアクセスが良く、国内線との乗り継ぎも便利で、今後さらに国際便が増えるでしょう。
朝、羽田を出発し、ニューヨークに同じ日の朝到着、そのまま夕方の便で羽田にトンボ返り、ということも可能で、ビジネス出張などで利用が増えそうです。(でも疲れる)
時差が13~14時間(夏時間と冬時間で違う)。
フライト時間の12時間とほぼ同じで、出発した時間と同じ時間にューヨークに到着。
一方、都心から遠い成田空港は苦戦が予想されます。
今度ニューヨークに行くときは羽田から行こうっと。
949、羽田も国際線」を参照

1070、リビアでも

2011年02月20日 | Weblog
チュニジア、エジプトと続いた中東の革命が周辺諸国に広がっています。
チュニジアとエジプトの間にあるリビアでも反体制デモが発生しています。
反体制派は「フェイスブック」などで参加を呼びかけ、反体制デモはベンガジから他の都市に拡大していますが、治安当局がデモ鎮圧にあたり多くの死傷者がでています。
中東の独裁国家の中でも最も強権的なリビアでも政変が起こるのか?

Yahoo地図より

ところで、カダフィ大佐は今も「大佐」なのかな?
1969年の革命以来40年以上経っていますが階級は上がってないようです。
本人は「私はもう軍人ではないので『大佐』と呼ばないで欲しい」と言っているそうです。
40年前の呼び名が定着していて、今では愛称のようになっています。
「砂漠の狂犬」、「アラブの暴れん坊」などと呼ばれていますが、最近は年のせいか以前と比べると穏やかになってきたように見えます。
しかし、自分を倒そうとする者に対してはどうかな?
チュニジアのベンアリ大統領、エジプトのムバラク大統領があっさりと地位を奪われましたがカダフィ大佐が強権(狂犬)を発揮するか、世界が注目しています。
1063、民衆の力」を参照

1069、飛散開始

2011年02月19日 | Weblog
東京都は18日、スギ花粉の飛散が16日に始まった、と発表しました。
例年に比べて今年の飛散開始は2日遅いものの、昨年の8.5倍と予想されています。
今シーズンの花粉の飛散量は去年夏の猛暑の影響などで全国的に多く、去年の10倍以上の地域もあるようです。
花粉症の人にとっては憂鬱な季節になりました。
昨日は前夜の雨もやんで晴れましたが北風が強く、花粉もいっぱい飛んできたことでしょう。
1041、去年の10倍」を参照