ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

4、スターバックス1号店

2007年03月25日 | Weblog
シアトルのスターバックス1号店でコーヒーを飲みました。
シアトルの1号店は世界中から旅行客が来ていて、観光地化されていています。
通りは人が多くストリートミュージシャンがギターを弾いていました。

写真では良く分からないと思いますが、1号店は世界中の他の店とは違ったオリジナルロゴを使用しています。

3、根こそぎ

2007年03月25日 | Weblog
今回はニューヨークではなくシアトルの思い出を書いてみます。
去年(2006年)12月にシアトルに行ってきました。
到着直前の機長のアナウンスは「天気曇り」でした。
飛行機が着陸した直後から雨が降りだし、その夜はものすごいストーム(嵐)になりました。
大きな木が倒れ電線がずたずたに切断され、一帯がブラックアウト(停電)になってしまいました。
シアトルは比較的暖かいのですが、今冬は雪も降り寒い冬になったようす。
ヒーターも無くテレビも見られず、町全体が真っ暗でした。

次の日、買い物に行きましたが、店は全部閉まっていました。
寒さで多くの人が風邪をひいたりして体調を崩しました。
私も治りかけていた風邪がぶり返して大変でした。
ジェネレーター(自家発電)で暖をとっていた家族が一酸化炭素中毒で亡くなったり、
何十本もの木が倒れぺちゃんこになった家もあり、大変な被害となりました。

復旧作業は次の日から始まりましたが、私が滞在していた地域では電気がつくまで1週間もかかりました。

そんな中、感心したことがあります。
道路の信号機は点かず車を運転するのは危険だと思っていましたが、
四つ角では1台ずつ順番に、整然と発進していました。
アメリカ人の譲り合いの精神に改めて感心したものです。

* ニューヨークに住んでいたときも大きなブラックアウトが2回程あり、ニューヨークの町が真っ暗になりました。
そのときマンハッタンの高層アパートの43階に住んでいましたが、エレベーターが動かず真っ暗な階段を懐中電灯で照らしながら昇り降りしたことを覚えています。

2、ニューヨークが緑に染まる

2007年03月20日 | Weblog
3月17日、ニューヨークの町が緑に染まります。
セント・パトリックス・デイ。
この日はアイルランドにキリスト教を広めた聖パトリックの命日で、アイリッシュ(アイルランド人)最大のお祭りです。

洋服、バッグ、スカーフ、リボン、帽子、そして顔や髪も緑に飾って祝います。
車には緑のスティッカーを、家や葉の落ちた木には緑のリボンをつけます。
この日はアイリッシュだけでなくニューヨーク中が待ち望んでいる日であり、「誰もがアイリッシュになれる日」と言われています。
何故かというと、「1、出発と帰国」で書いたようにニューヨークの冬は厳しい寒さが続き雪もかなり降ります。
寒いときは華氏0度(摂氏-15度くらい)以下になります。

3月17日のセント・パトリックス・デイが来ると、長い冬が終わり春が近いことを感じます。
私もこの日が来ると心がうきうきしたものです。
5番街では盛大なパレードが行われ、走ったり踊ったりしながら喜びを表現する人もいます。
セント・パトリックス・デイのシンボルは緑色のクローバーです。
 *5番街の50~51丁目にあるセント・パトリック教会は全米最大のカトリック教会(1888年築)

1、出発と帰国

2007年03月17日 | Weblog
初めてのブログです。
ニューヨーク生活20年間の想い出や体験などを、
つれづれなるまま、思いつくままに書いていこうと思います。
気の向くままなので、日時やトピックは一貫しません。
また、記憶をひも解きながら書くので、記憶違いや思い違いがあるかもしれません。

1973年12月15日の夕方羽田を出発、
アラスカのアンカレッジを経由して同じ15日の夕方ニューヨークのケネディー空港に到着。
(日付変更線を越えるので行きは1日得する。)
当時、成田空港はまだ開港してなく、羽田から出発しました。
今は成田からニューヨークまで直行便で11時間半位ですが、当時は直行便が無くアンカレッジで給油して行きました。
時間も18時間位かかったと思います。
翌16日、朝起きると30cmくらい雪が積もっていて辺り一面の銀世界。
ニューヨーク初散歩は雪の中でした。
 *現在の飛行時間 成田→ケネディー:約11時間30分 ケネディー→成田:約13時間
          ジェット気流や地球の自転が関係しているようです。

1993年3月17日帰国。
16日の朝ケネディ空港を出発、17日の昼頃成田に到着。
(帰りは1日早く進む)
16日の朝は前日までの雪が50cmくらい積もっていました。
無事に空港までたどり着けるのか、飛行機は飛ぶのか心配したことを覚えています。

出発も帰国も雪に縁がありました。