ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

286、サラ・ブライトマン

2008年12月31日 | Weblog
昨夜(30日)BSハイビジョンでサラ・ブライトマンのコンサートを放送していました。
今年1月16日にウィーンの聖シュテファン大聖堂で収録されたもので、荘厳な大聖堂の中で15曲を歌い上げました。
大聖堂の雰囲気にふさわしいピエ イエズ(PIE JESU)から始まり、途中ロック、ポップス調の曲などバラエティに富んだ曲が続き、ファントム・オブ・オペラの圧倒的な歌唱力は圧巻でした。
最後はアンドレア・ボチェッリとのデュエット曲、全世界で1,500万枚以上の売上を記録した「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」で、歌い終わると聴衆はスタンディング・オベーションで拍手が鳴り止みませんでした。
アンコールとしてアベマリアを歌い大聖堂でのコンサートは終わりました。
1、PIE JESU
2、FLEURS DU MAL
3、SYMPHONY
4、SANVEAN
5、CANTO DELLA TERRA
6、SARAI QUI
7、ATTESA
8、I WILL BE WITH YOU(WHERE THE LOST ONES GO)
9、STORIA D’AMORE
10、PASION
11、RUNNING
12、LET IT RAIN
13、THE PHANTOM OF THE OPERA
14、TIME TO SAY GOODBYE
15、AVE MARIA
クラシックとポップスを融合した独自の音楽スタイルは“クラシカル・クロスオーバー”と呼ばれる新ジャンルを生み出し、世界的な隆盛をもたらしています。
写真はサラ・ブライトマンのCD「SARAH BRIGHTMAN CLASSICS」のジャケットです。
CDは何枚か持っていていつも聞いていますが、コンサートに行ったことはないので、生の声を聞きたいと思っています。
You Tube
タイム・トゥ・セイ・グッバイ」アンドレア・ボッチェリとデュエット
アンドレア・ボッチェリは生まれつき弱視でしたが、12歳の時にサッカーボールを頭に受け脳内出血を起こし、すべての光を失ったそうです。

*聖シュテファン大聖堂はハプスブルク家ゆかりの、オーストリア最大のゴシック建築の教会で、モーツァルトとその妻コンスタンツェの結婚式が行われた聖堂としても知られていています。
2001年にユネスコの世界遺産に登録されました。

285、冬のセントラルパークでウオーキング

2008年12月30日 | Weblog
春は新緑、夏は日光浴、秋は紅葉と、ニューヨーカーの憩いの場であるセントラルパークは冬もジョギングやウオーキングする人が訪れます。
写真はセントラルパークの東側、5番街に面した88丁目辺りで、木立の向こうにグッゲンハイム美術館が見えます。
写真には写っていませんが、手前にJacqueline Kennedy Onassis Reservoirがあり、貯水池の周りを散歩できます。
13、セントラルパークの主な施設」を参照

282、ベイスメント(basement)

2008年12月27日 | Weblog
日本の家ではあまり見ませんが、アメリカの家にはbasement(地下室)があります。
ここには洗濯機や乾燥機が置いてあったり、暖房のためのボイラーなどがあります。
物置や子供の遊び場としても利用します。
勿論、部屋として住むこともできます。
277、で屋根裏部屋について書きましたが、ベイスメントを貸している家もあります。

281、徹子さん

2008年12月26日 | Weblog
1980年代半ばにリムジンの運転をしていたことがあります。
当時はバブルの最盛期で日本から多くの人と物(ジャパン・マネーなど)がニューヨークにやって来ました。
私が働いていたリムジン会社の客はVIPが多く、政界、財界、芸能界などの有名人を何人も乗せました。
そんな中、印象に残っているのはテレビでおなじみの黒柳徹子さんです。
私が乗せたときは観光ではなく、仕事とプライベートを兼ねてニューヨークに来て、友人の家やスタジオを訪ねていました。
車の中の黒柳さんはテレビと同じで、途切れることなく話続けていました。
自分から話しかけ、話を途切れさせないのは相手を思ってのことで、彼女の気配りを感じました。
「徹子の部屋」は1976年から続く長寿番組ですが、話術とゲストに対する気配りが長寿の秘訣のように思われます。
*リムジンにはキャデラック、リンカーン、ベンツなどがあり大きさもいろいろです。
長いのになるとバスと同じくらいのもあります。

280、連覇の予感

2008年12月25日 | Weblog
NFLのNYジャイアンツがNFCのプレイオッフ第1シードを決めました。
第16週のパンサーズ戦は、勝った方が第1シードという試合でした。
前半を13対21とリードされ、終始リードを許す展開でしたが残り3分で同点に追いつきます。
残り9秒では相手のフィールドゴールという絶体絶命のピンチでしたがパンサーズのキッカー、ケイシーが50ヤードを失敗し延長になります。
最後はジャイアンツがタッチダウンを決め、34対28で勝利を収めました。

13週を終えて11勝1敗で、早々とプレイオッフ進出を決めましたが、その後の2試合を連敗中でした。
パンサーズ戦では昨シーズンのスーパーボウルを髣髴させる粘り強さで逆転勝ちを収めています。
今年のジャイアンツは王者の風格があり、特にクオーターバックのイーライ・マニングの成長は目を見張るものがあります。
去年までのイーライはコルツの兄ペイトンに比べひ弱く感じ、注目も兄に集まっていました。
去年までは何処となく不安そうで、今ひとつ頼りなく感じていましたが、今年のイーライはプレイに自信を持っていて、安心して見ていられます。
昨シーズン、スーパーボウルを制したペイトリオッツ戦も神がかり的な勝利で「フロック」を感じ、今年は「どうかな?」と思っていましたが、本物でした。
昨シーズンはワイルドカードからのスーパーボウル制覇でしたが、今年は第1シードからのプレイオッフです。

279、ツリーの前で

2008年12月24日 | Weblog
ホリデー・シーズンには我が家も、もみの木を買ってきてリビングルームの暖炉の横に飾りました。
この時期は町中がキラキラです。
日本でも最近派手な飾り付けをするところが多くなりましたが、特定の場所で一般の家庭ではあまりあり見ません。
私の住んでいる地域では2~3軒です。
ニューヨークでは有名なスポットも多くありますが、住宅街も華やかです。
私の家ではツリーと玄関にカラフルな豆電球を飾るくらいでしたが、個人の家でも家中(庭や屋根も)飾り付ける家も沢山あります。
80、近所のクリスマス」を参照

278、6番街

2008年12月23日 | Weblog
ホリデーシーズンの華は、娯楽の殿堂、レディオシティ・ミュージック・ホールで行われる「クリスマス・スペクタキュラー」で、有名なロケッツ・ダンス(ライン・ダンス)は、華やかで豪華なショーです。
レディオシティ・ミュージック・ホールは6番街(通称アベニュー・オブ・アメリカ)にあります。
6番街はオフィスビルが多く、日中はビジネスマンで溢れ、5番街とは違った雰囲気を持っています。
写真は49~50丁目の6番街西側にあるエクソン・ビルから50~51丁目の6番街東側に面したレディオシティを撮ったものです。
59、レディオシティ・ミュージック・ホール」を参照

277、屋根裏部屋

2008年12月22日 | Weblog
世界的な景気低迷で企業の雇用も厳しくなっています。
派遣社員は契約を打ち切られ、仕事や住む場所も失う人が少なくありません。
さらに、正規社員のリストラに踏み切る企業も出てきました。
私もアメリカで仕事も収入もなく、安い屋根裏部屋に住んだことがあります。
3畳くらいの小さな部屋で、天井は低く立って歩けない部屋でした。
トイレ、シャワーも共有で、家賃は150ドルくらいでした。
1ルーム500ドルくらいで、キッチン、バス、トイレ、の付いているステゥディオは800ドル前後が相場だったので格安です。
今になってみると懐かしい思い出です。
このときの経験は、私がアメリカで生きていく原点になりました。
リストラされ仕事や住む場所を失った人は大変だと思いますが頑張ってもらいたいものです。
そういう人々に手を差しのべる自治体や企業も出てきています。