ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

1293、久しぶりのカルメン

2011年09月30日 | Weblog
7月12日に東京文化会館で予定されていた「ブカレスト国立歌劇場」の「カルメン」公演は中止になりました。
1156、公演中止相次ぐ」を参照

昨日、群馬県民会館(ベイシア文化ホール)で行われた「カルメン」を見てきました。
300年近い歴史と伝統を誇るオーストリアの名門「ウィーンの森バーデン市劇場」による上演でした。
東日本大震災以降、海外からの多くの公演が中止になりましたが、ソリスト、合唱、オーケストラ、スタッフなど、総勢100人がバーデン市からやってきました。
選び抜かれた出演者の実力は高く、「カルメン」を堪能しました。
私の所属するオペラ団体が2009年に行った「カルメン」公演も同じ群馬県民会館で、約2000席の大ホールは群馬県最大です。
客席で見ていると、舞台に立っていたときには分からない部分も見えました。

1292、日本人大関誕生

2011年09月29日 | Weblog
日本相撲協会は28日、関脇琴奨菊(27)の大関昇進を決め、直ちに昇進を伝える使者を佐渡ケ嶽部屋に送りました。
使者が「満場一致で大関に推挙されましたことをお伝えいたします」と述べると、琴奨菊は「謹んでお受けいたします。大関の地位を汚さぬよう『万里一空』の境地を求めて、日々努力、精進いたします。」と口上を述べました。
これは宮本武蔵の「五輪書」に書かれている、一切の迷いのない状態を意味する言葉です。
(写真はNHKニュースより)

魁皇が引退してから日本人大関はいなくなりました。
横綱・大関に日本人が一人もいない状態は国技として寂しいものでした。
日本人大関は2007年名古屋場所後の琴光喜以来4年ぶりで、福岡県出身の大関は2000年名古屋場所後の魁皇以です。 
11月に行われる九州場所は地元福岡での凱旋場所になります。
ここでさらなる飛躍を遂げ、横綱への足掛かりを築いてもらいたいものです。
琴奨菊は身長179センチ、体重174キロで、得意は左四つ、がぶり寄りです。
琴奨菊を見ていると、先代佐渡ヶ嶽親方(第53代横綱・琴桜)に体型も相撲の取り口も似ている感じです。

八百長問題などで存亡の危機に立たされた大相撲に、久しぶりの明るいニュースです。
大器と言われながら勝ち越すのがやっとで、なかなか大関のめがでなかった稀勢の里も一皮むけ、九月場所(秋場所)で12勝3敗の好成績を挙げました。
来場所は大関とりに臨みます。
相撲界にとって希望の灯が見えてきました。
1287、座布団舞う」を参照

1291、やっと始まる

2011年09月28日 | Weblog
1123、我家も復旧へ」で、「地震で被害を受けた墓の修理を頼みに石屋に行ったら大忙しで、秋まで待ってくれと言われました。」と書きました。
秋の彼岸が明けた昨日、石屋さんから「これから行くから」という電話がありました。
東関東大震災ではこの地域でもお墓や石塔などが被害を受け、一時は大忙しの石屋さんも震災から半年以上経って時間の余裕もできたそうです。
見た目はそれほど大きな損壊はないようでしたが、10個くらいある墓石を全て取り上げて、土台のコンクリートから打ち直すことになりました。
震災以前から土台が沈みかけていました。
5m四方の土台の上に小石が50cmくらい敷き詰められ、その上に墓石が建っていたので重さに耐えられなかったようです。
周りは長方形の大きな石で1m位の高さで囲まれていますが、これもかなりの重量があります。
昔からあったお墓を整備し、30年ほど前にが造ったものです。
新しく作るよりも手間がかかるということで、費用も大きくなり、期間も3か月くらいかかるようです。

1290、カルメンはどうなる?

2011年09月27日 | Weblog
昨年7月に闘牛禁止法案が可決されていたスペイン北東部カタルーニャ州の州都バルセロナで9月25日、闘牛に賛成、反対双方の立場の人たちが大勢集まるなか最後の闘牛が行われました。
チケットは通常の3倍に高騰しましたが、最後の伝統行事を見ようと2万人収容の闘牛場は満員でした。
動物愛護団体の呼び掛けなどによって進んだ同州の闘牛禁止で、300年の歴史ある行事に終止符が打たれました。
終了後、観客が競技場になだれ込んで砂を集め、記念に持ち帰ったそうです。(甲子園を思い出します)
地元の歴史家は、「闘牛は聖書の時代にまでさかのぼるスペイン伝統のスポーツだ。」と言っています。
首都マドリードなど、ほかの地域は、「スペイン固有の文化だ」として続ける姿勢を崩していませんが、禁止の流れは連鎖していくことでしょう。
上の写真はNHKニュースより。

オペラ「カルメン」のクライマックスで花形闘牛士「エスカミーリョ」が歌う「闘牛士の歌」があります。
この中に「見よ、背中に突き立った投げ槍をゆさぶって牛はたけり狂って、さいごのうめきたかく、闘牛場はもう血の海だ」という歌詞があります。
これを聞いたら「カルメンは残酷な歌がある、公演を禁止しろ。」などと言いかねません。
最もカルメンの場合は歌だけで、実際に闘牛の場面はありませんが、闘牛場面のある映画などはどうなのかな?
ちなみに「カルメン」は世界中で最も多く演じられるオペラです。
568、カルメン」を参照

1289、博士もびっくり

2011年09月26日 | Weblog
名古屋大学などの国際研究チームは物質を構成する素粒子の一種である「ニュートリノ」が「光」よりも速く飛んでいる、という観測結果を発表しました。
現代物理学の基礎であるアインシュタイン博士の特殊相対理論では、宇宙で最も早いのは光だとしていて、今回の結果は同理論と矛盾しています。
これが事実なら物理学を根底から揺るがすことになるかもしれません。
アインシュタイン博士が1905年に発表した有名な特殊相対性理論は20世紀の物理学が飛躍的に発展する土台となってきましたが、100年経って新たな世界に突入しました。
光よりも速く移動する物質で出来た宇宙船ではタイムマシンも可能で、過去の世界に移動することができます。
これまではサイエンスフィクション(SF)の中でしかなかった世界が現実に起きる可能性も出てきました。
私も今まで光が一番早いと思っていました。
物理学的なことはよく分かりませんが、今頃博士は舌を出しているのではないかと思います。


969、マイケルがダントツ1位」を参照

1288、ドイツフェスティバル

2011年09月25日 | Weblog
今年は日独交流開始150年で、各地で記念イベントが行われています。
群馬県庁では23日から27日まで「ドイツフェスティバル」が行われていて、ドイツの踊り、歌、パネル展などが開かれています。
ソーセージ、ビール、パン、などを紹介するコーナーもあり連日にぎわっています。
下の写真はビールとワインを紹介するコーナー。


昨日、私の所属する合唱団も出演しました。
ドイツ国歌を始め、ドイツの歌を4曲歌いました。
1269、誰でもどうぞ」を参照

群馬県は全国的に見ると知名度が低く、他県に行くと「群馬ってどこにあるの?」と聞かれることがあります。
群馬は日本列島のほぼ中央にあり、渋川市では毎年「へそ祭り」が行われています。
自然が豊かで、草津や伊香保などの温泉地も多くあります。
県庁所在地は前橋市で、そこに日本一高い「県庁舎」がそびえています。((都道府県庁舎としては東京都庁舎に次ぐ)

33階建て、高さ153.8mあるのでかなり遠くから見えます。
32階の展望台に上ってみました。
昨日は天気が良かったので、遠くまで見渡せました。
北東の赤城山


北西奥には谷川岳も見えます。(県庁のすぐ横を利根川が流れている)


西に榛名山と浅間山(左端)


南に秩父連峰


南東には関東平野が広がっています。(東京は100キロ先)


東は太田市から栃木県を望む


県庁の入り口は元旦に行われる全日本実業団対抗駅伝競走大会(ニューイヤー駅伝)のスタート、ゴール地点です。


1287、座布団舞う

2011年09月24日 | Weblog
無敵の強さを誇っていた横綱白鵬が連敗し、2日続けて国技館に座布団が舞いました。
12日目は稀勢の里に土俵に叩きつけられ(上の写真左)、13日目は琴奨菊に土俵の外に吹っ飛ばされました。(上の写真右)
63連勝していた頃の白鳳の強さは盤石で隙がありませんでした。
双葉山の69連勝を破り、白鳳時代が当分続くと思われていましたが、連勝がストップしてからは隙が見えてきました。

関脇が強い場所は面白いと言われていますが、琴奨菊、稀勢の里の両関脇が頑張っています。
今場所前半は両国国技館の客席はガラガラでしたが、後半に入って盛り上がってきました。
相撲内容も充実し、熱戦が続いています。
朝青竜、白鵬のモンゴル出身力士が圧倒的な強さを誇り、角界の頂点に君臨していました。
日本人力士は影が薄く、モンゴル勢の引き立て役に甘んじて来ましたが、日本人大関の誕生も近いでしょう。
1276、がんばれ日本(人力士)

八百長問題などの不祥事が続いた角界ですが光が見えてきたようです。
1057、春場所中止

1286、秋晴れ

2011年09月23日 | Weblog
台風15号は各地で大きな被害をもたらし21日は大荒れの天気でしたが、22日は台風一過の秋晴れになりました。(群馬県)


朝5時に東の空は薄明るくなりましたが、まだ雲が残っています。(上左)
太陽が昇った5:31am(上右)


9:00amには周囲の山がきれいに見えました。
右:赤城山(北)、中:榛名山(西)、左:秩父連峰(南)
山々は穏やかで青空がまぶしく輝いていました。


私の畑の作物も被害を受けました。
近所の水田は水浸しになったり、収穫直前の稲は寝てしまったところもあります。
こうなると刈り取りは大変で、収穫量も激減します。

1285、列島は大荒れ

2011年09月22日 | Weblog
非常に強い台風15号が日本列島を縦断しながら北上しています。
21日午後2時ごろ浜松市付近に上陸した15号は、日本列島を縦断するように北上を続けていて、各地に記録的な大雨を降らせ暴風を伴う大荒れでした。
21日午後9時半ごろ福島県から太平洋上に抜け、東日本大震災で被災した東北の太平洋沿岸を北上、22日朝には北海道に最接近します。
気象庁は土砂災害や河川の氾濫に最大級の警戒を呼び掛けています。
21日夕方は首都圏を直撃し、電車の運休が相次ぐなどして交通機関に影響を与え、帰宅の足は大混乱でした。

NHKニュースより

同じ21日、嵐の中の東京外国為替市場の円相場は一時、1ドル=76円11銭まで上昇し、東京市場としての戦後最高値を更新しました。
8月11日に記録した東京市場での最高値76円30銭を更新し、75円台突入間近を予感させます。
日本経済も円高、株安、景気低迷と、嵐の中でもがいています。
8月19日のニューヨーク市場では1ドル75円台を記録しています。
1254、75円95銭」を参照

1284、V8

2011年09月21日 | Weblog
昨日、またコストコに行ってしまいました。
行ってしまった、というのは行く予定ではなかったのに近くを通ったら、車が向かってしまったのです。
夜7時ごろ(8時閉店)行きましたが、台風が接近中で雨が降っていたのに大勢の客で溢れていました。
売場を歩いていると、つい商品に手が出てカートは山になっていきます。
いろいろ買い込みましたが、嬉しかったのは“V8”を見つけたときです。
“V8”はトマト、にんじん、セロリ、ビーツ、パセリ、レタス、クレソン、ほうれん草の8種類の野菜をキャンベル社が独自のブレンドで仕上げた100%野菜ジュースです。
“V8”のVはVegetableで8は8種類の野菜を意味しています。
濃厚で少し塩味があり、美味しいのでアメリカにいた頃はよく飲んでいました。
特に独身時代は食事が不規則で野菜不足になってしまうので毎日のように飲んでいました。
1948年に発売され、以降人気の商品になっていて、アメリカのスーパーには必ずあります。
340mlカンが24個入って1528円です。(1カン64円)