ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

5114、マスク義務撤廃

2022年02月28日 | Weblog
米グーグルはカリフォルニア州サンフランシスコベイエリアにある本社などで新型コロナウイルス対策ポリシーを緩和して、従業員をオフィスに復帰させています。
ベイエリアのオフィスでは、サンタクララ郡にあるオフィスを除き、従業員のマスク着用義務を全て撤廃。

サンフランシスコのグーグル
出勤する従業員には引き続きワクチン接種を義務付けるが、今年1月に導入した週に1度の検査義務は撤廃。
出勤するかどうかは引き続き従業員の自主的な選択に任せるとしています。
先週はベイエリアの従業員の約3分の1がオフィスに出勤。
パンデミック前に提供していた社内でのマッサージやシャトルバスの運行、カフェやジムなども再開すると同社が発表したことで、出勤する従業員はさらに増える可能性があります。

アメリカはマスク義務撤廃の流れです。
13日に行われたスーパーボウルでも、観客はノーマスクでした。
日本は義務ではないが、皆マスクをしています。
数日前、ホームセンターに入ろうとしたらマスクを忘れて着けていなかったので店員に注意されました。
車から取ってきてマスクを着けて入店。

5113、存在感

2022年02月27日 | Weblog
テニス・ドバイ選手権準々決勝で敗れたジョコビッチは通算で歴代最多の361週在位した世界1位から陥落することが決まりました。
世界2位のダニル・メドベージェフがロシア男子史上3人目の1位に浮上します。
北京冬季五輪では女子フィギアスケートのワリエワはドーピング違反が発覚しながらも出場が認められ、話題を独占。
ウクライナ侵攻を続けるロシアに対し、米英両政府と欧州連合(EU)、その他の国は制裁を科すと発表。
国連は非難声明を表明しましたが、プーチン大統領はまったく意に介しません。

軍事作戦の決行をテレビ演説で宣言するロシアのプーチン大統領(24日、モスクワ)
1991年12月25日のソ連邦崩壊から30年。
良きにつけ悪しきにつけ、ロシアの存在感が増しています。
逆に、強硬手段にでたのは存在感が薄れてきたからか?
バイデン米大統領の存在感はイマイチ薄い。

5112、子供も並ぶ

2022年02月26日 | Weblog
米国で銃火器による死亡で失われる生命喪失年数の合計が、自動車事故の死亡による数を上回り、外傷による死亡原因で筆頭となったことが、このほど学会誌に発表された調査結果で明らかになりました。
アメリカでは銃の売り上げが急増しています。

GUN SHOPは盛況で、子供も並んでいる
右上には「MACHINE GUN RENTALS」とあり、マシンガンを借りる人もいるようです。
「5068、社会に銃器があふれている」などを参照

5111、ウエストサイドストーリー

2022年02月25日 | Weblog
昨日、映画「ウエストサイドストーリー」を見てきました。
1961年に映画化もされたブロードウェイミュージカルを、スティーヴン・スピルバーグ監督が再映画化。

『1950年代のニューヨーク・マンハッタンのウエストサイド。
貧困や差別による社会への不満を抱えた若者たちは同胞の仲間たちとグループを作り、それぞれに敵対し合っていた。
ある日、ポーランド系移民の「ジェッツ」の元リーダーであるトニーと、対立するプエルトリコ系移民の「シャークス」のリーダーの妹マリアが出会い、一瞬で恋に落ちる。
その禁断の恋は、多くの人々の運命を変えていく。
「ロミオとジュリエット」をモチーフにした<伝説のミュージカル>』
以上は予告編より(以下の画像も)

映画の冒頭は建物の解体シーンで「68 Street」の道路標識が、ちらっと見えました。
この辺りはリンカーン・センター建設地域で、映像に入れたのは場所を特定するためのスピルバーグ監督の演出か?

再開発で住まいを追われる人たちの葛藤も描かれていました。

解体された地域で、トニーは左の店で働いている
中央はオーナーの老婦人で、トニーの後見人(この店も壊される運命か?)
リンカーン・センターは1959年に着工、10年以上かけて完成

トニーとマリアがダンスパーティーで出会ったその夜、マリアのアパートの外階段で「Tonight」を歌う

アパートの窓と窓をロープで結んで洗濯物を干す
この光景は私が住んでいた頃のニューヨークではよく見ましたが、今はあまりないと思います。
翌日の初デートの待ち合わせ場所は72 Streetのサブウエイステーション
ギャング団の決闘は67 Streetのハドソン川沿いの古い塩倉庫で、床に穴が幾つもあった。

ヘルズキッチン北のハドソン川沿いで当時は空き倉庫が多く、荒廃していた。
「シャークス」のリーダー(マリアの兄)と「ジェッツ」のリーダーはここで死ぬ。
最後はトニーも死んで、悲劇的結末。

デパート「GIMBELS」で、ちらっと出てくる

マリアたち映画の中のプエルトリコからの移民女性はここで掃除婦などとして働く
ギンベルズはメイシーズと並ぶ大型デパートで、全米展開していました。
私がウエストサイドに住んでいた頃はメイシーズのすぐ近くにあったが、1987年に閉館。
エピソード:すぐ近くにライバル店がオープンした日、メイシーズは『WELCOME GIMBELS!』と新聞に一面広告を出し、翌日の新聞広告にギンベルズが『THANKS MACY'S!』とすぐに応じた。
粋な応酬がニューヨークの話題になりました。

映画にはニューヨークの懐かしい風景が多く出てきます。
設定は1950年代後半ですが、私が知っている70年代と変わらない

ウエストサイドの街並みで、左端に見える鉄製のごみ箱が懐かしい(上)
映画「ティファニーで朝食を」でホリーが朝食を食べた後、ごみ箱にごみを捨てます。
1961年の「ウエストサイドストーリー」のマリアはナタリー・ウッドが演じましたが、オードリー・ヘップバーンも候補に挙がっていました。(当時、妊娠していたので実現しなかった、と聞いたことがあります)
トニー役は、エルヴィス・プレスリーも候補だったようです。
消火栓から噴き出る水(中)
ウォータータンク(下)
他、全編が懐かしい。

5110、ヘリ墜落

2022年02月24日 | Weblog
米フロリダ州マイアミビーチ沿岸の海上で19日、ヘリコプターが墜落しました。
搭乗していた3人のうち2人は近くの病院へ運ばれ容体は安定していて、もう1人にけがはありませんでした。

ビーチは当時、海水浴客らでにぎわっていた
ヘリは泳いでいた人のすぐ近くの海に墜落。
目撃した旅行者の男性は、けが人が出なかったのは奇跡的だと語っています。
フロリダ州は先月末、寒波に襲われましたが暖かくなったようです。
新型コロナウイルスの感染拡大でビーチは一時、閉鎖されていました。

ニューヨークでもときどき観光ヘリが墜落します。

5109、青春の歌

2022年02月23日 | Weblog
歌手で俳優の西郷輝彦さんが20日、死去しました。(75歳)
2011年に前立腺がんが見つかり摘出手術を受けたものの、17年に再発。
ステージに再び立とうと10年以上闘病を続けていましたが、叶いませんでした。
1964年「君だけを」でデビューし、橋幸夫、舟木一夫と「御三家」と呼ばれました。
御三家の歌は私の青春の歌で、よく聞きました。
今でも時々カラオケで歌います。
星のフラメンコ」、「星娘」などのアップテンポな曲やバラード曲など、ヒット曲多数。
潮風が吹きぬける町」は昭和30年代以前の日本の田舎の情景が歌われていています。
「妹が水をくむ井戸」という歌詞があります。
私が子供の頃は我家に水道は無く生活水は井戸で、井戸で水をくみました。
水道が引かれてからは井戸をコンクリートで塞いでありますが、中はどうなっているか?
「麦の穂のそよぐ畦径」を通って学校に通いました。
教会を舞台にした「君と歌った アベマリア」「チャペルに続く白い道」も印象的でした。
涙をありがとう」は鹿児島の海で若いときに亡くなった長兄と、その前に無くなった次兄を偲んで作られた歌だそうです。
星空のあいつ」は亡くなった友を偲んだ曲か?
愁いを帯びた曲も多い。
ドラマ「どてらい男」や時代劇「江戸を切る」の遠山金四郎役など、俳優としても存在感がありました。
舞台では森繁久彌の「屋根の上のバイオリン弾き」に出演。

5108、北京オリンピック閉幕

2022年02月22日 | Weblog
20日、北京オリンピックが閉幕しました。
日本のメダル獲得は金3個、銀6個、銅9個、計18個は前回平昌の13個を超え、冬季五輪で最多。

20日の閉会式

米「ワシントンポスト」は北京五輪を「スキャンダルオリンピック」と総括。
同紙は北京五輪を振り返り「凄惨なフリースケーティングの後に涙を流すワリエワの姿が、今回のオリンピックの最終的なイメージになるだろう」と指摘。
ロシア・オリンピック委員会(ROC)のワリエワを巡るドーピング問題が世界中で波紋を呼ぶなど、かつてないほど騒動が多発する大会になったと分析。
その他にも「中国のテニス選手の彭帥が中国政府幹部に性的暴行されたという暴露をしながら撤回し、国際オリンピック委員会(IOC)が中国政府の隠ぺいの企みを助けた」と直接今大会の競技とは関係ない彭帥の問題をクローズアップ。
さらにロシアのアイスホッケー女子代表チームが新型コロナの検査結果を期限内に報告しないままプレーした件や、中国のネットユーザーが不振に終わった選手を非難したり、フィギュアスケート女子で銀メダルを獲得したトルソワが演技後に不満を爆発させた件などを取り上げた。
こうした事例を踏まえて「スキャンダルオリンピックとして記憶されるだろう」と酷評。
他にも疑惑の判定が相次ぎ、日本勢もスキージャンプの高梨沙羅が混合団体でスーツ規定違反により失格となるなど物議を醸した。

競技以外で記憶に残る五輪となりました。
感動、涙、疑惑、他、いろいろありました。

5107、延期・中止

2022年02月21日 | Weblog
今月6日に開幕した松本白鸚主演の「ラ・マンチャの男」ファイナル公演で舞台関係者にコロナ感染者が確認されたため、公演の延期や中止が続いています。
松たか子さんと10年ぶりの父娘共演も話題になりました。
『ラ・マンチャの男』は1969年から53年もの間、白鸚が主演を続ける“ライフワーク”とも呼べる舞台。
2019年には帝国劇場で初演以来、50年かけて上演回数1300回を達成しました。
今月28日に最終日を迎える予定ですが79歳の白鴎は体力も弱っているようで、このまま終演か?
『ラ・マンチャの男』はかなりハードな舞台。

5106、NYで福島産食材イベント

2022年02月20日 | Weblog
17日、ニューヨークで福島県産の食材を使って日本食の魅力を伝えるイベントが行われました。
アメリカでは福島第一原発の事故後に日本産の食品に対する輸入規制が導入されましたが、去年9月に撤廃されました。

現地の食品業界関係者ら約30人が舌鼓をうちました。
福島県産のコメや和牛を使ったにぎりずしやすき焼き、同県産のみそを使ったホタテと甘エビの木の芽あえやイクラのからし酢みそなど、多彩なメニューでもてなしました。
農林水産省が企画したもので、福島県産の食材を含む日本の食品の輸出拡大を進めていきたいとしています。

5105、ボウル

2022年02月19日 | Weblog
2月13日(日本時間14日)に行われた第56回スーパーボウルの、米国での視聴者数は1億1230万人でした。(テレビ視聴者が1億1010万人、ストリーミング視聴者1120万人)
スーパーボウル観戦には“ピザ“は欠かせません。
ピザを食べながら観戦するのがアメリカの常識。
最近はスーパーボウル・サラダを食べながら見る人も多いようです。
野菜をボウルに盛り付け、メインに“カニカマ”を載せるようです。
1970年代前半の日本で開発されたカニカマはアメリカでも広まっていて、一般のスーパーで購入できます。
私がアメリカにいた頃すでに、アメリカでも売られていました。
40年ほど前、本物のカニではないのに“カニカマ”と呼ぶのはどうか、と問題になったことがありました。
今は人気食材として定着したようです。
スーパーボウルはスポーツバーなどでテレビ観戦する人もいますが、友人達とホームパーティーを開いてテレビ観戦するのが楽しい。
「2474、盛りあがる」のときはクリスマスパーティーでしたが、フットボールの試合をテレビで見ながらシーホークスを応援しました。
NFLの優勝決定戦はボールゲームですが “スーパーボール”ではなく、“スーパーボウル”です。(スタジアムの形がサラダボウルに似ている)

北京冬季五輪開会式の米国内テレビ視聴者数は約1400万人で、前回の平昌冬季五輪の半分程度でした。(インターネット視聴者数を含め、約1600万人)
その後の競技視聴率も低迷しています。
アメリカのバイデン政権は北京オリンピックとパラリンピックに政府関係者を派遣しない「外交的ボイコット」を表明しています。

米国でのアメリカンフットボールの人気の高さが分かります。