4355、可能性への挑戦

昨日30日、群馬経済同友会主催の公開講演会に行きました。
講師は相撲解説者の舞の海秀平氏で「可能性への挑戦」。
相撲界の裏話や、テレビ出演時のエピソードなどをユーモアたっぷりに話していました。
大学（日大）卒業後は山形県の高校教師の内定がでていたが、大相撲に入る決意をしたのは相撲部の後輩の突然の死、だったとのこと。
人生、何があるか分からない「今しかできないことに挑戦しよう」と決意したそうです。
当時の入門規定は身長173cmで、新弟子検査時の身長は168.5cm。
頭にシリコンを詰めた話は有名です。
頭の皮を剥ぐ大きな手術で「風邪をひいたときなどは今でも痛む」と言っていました。

講演会募集のチラシ
500人の会場に800人の応募があったそうです。

4354、映画興収、過去最高

日本映画製作者連盟は28日、2019年の映画概況を発表しました。
邦画と洋画を合わせた国内興行収入の総額は前年比17.4％増の2611億円で、現在の公表形式に変わった2000年以降で最高となりました。
これまでの最高は250億円超の記録的ヒットとなった「君の名は」が公開された、2016年の2355億円。
入場者数も最多の1億9000万人超。（1971年以来、48年ぶりに1億9000万人超え）
トップは「天気の子」で140億6千万円（現在上映中）
洋画の1位は「アナと雪の女王2」（127億9千万円、同）
アニメ強し。
邦画と洋画のシェアは54・4対45・6
一時は映画産業の衰退が深刻でしたが、最近は若者が映画を見に行くようです。
大型シネコンが普及したことなどが背景にあるようで、毎年話題作が上映されます。
水野晴郎さんがいたら「いやぁ、映画って本当にいいもんですね～」と言うでしょう。
淀川長治さんの「「サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ！」も懐かしい。
当時は映画全盛でしたが、アニメはあまり無かった。

4353、アメリカ人は正直

先日、米ミシガン州で信用組合のそばを車で通りかかった男性が、路上に放置された現金2万7000ドル（約300万円）を発見し、窓口に届ける出来事がありました。

窓口に届ける（CNNニュースより）
防犯カメラには、警備員がATMから現金の入った箱を複数取り出したものの、１つを道路脇に置き忘れる様子が映っていて、その20分後に男性が見つけました。
信用組合は男性に謝礼金を払ったとのことですが。金額は非公表。
信用組合はCNNの取材に、「2万7000ドルは大金で重大な損失につながる可能性もあった。ほんの感謝の気持ちを男性に贈りたかった」と話しています。
アメリカで物を落としたり忘れたりしたした場合、見つからないことが多いが、正直な人も多い。
「543、You lie」を参照
今回の場合は防犯カメラに映っていたので持ち去った場合、すぐにばれると思いますが。

4352、コービー死去

1月26日10時頃（日本時間27日午前3時）、米ロサンゼルス近郊で、元NBA選手コービー・ブライアントと次女ジアナら9人が乗ったヘリコプターが山に墜落し、全員死亡しました。（41歳）
2人は娘のユース・バスケットボールの大会へ向かう途中でした。
墜落の原因は不明ですが、現場周辺は霧が濃く、視界が悪かったようです。

全米のメディアが臨時ニュースでその悲報を伝えました。
NBAにはスーパースターが多くいますが、コービーは超・超・超スーパースター。
通算得点は歴代4位の3万3643点で、オールスターには18回選出されています。
2017年レイカーズは現役時に着用していた背番号「8」と「24」を永久欠番に認定すると発表。
同年12月18日、レイカーズの本拠地ステイプルズセンターでNBA史上初となる二種類の背番号の永久欠番セレモニーが行われました。（2016年4月引退）
20年間にわたってレイカーズ一筋に活躍。
コービーはデビュー当時からことあるごとにマイケル・ジョーダンと比較され、第2のジョーダンとも呼ばれていました。
ジョーダンは「コービーを愛していた。私にとっては弟のような存在だった。よく話したし、もうそれができないのが非常に悲しい」と語っています。

全米が悲しみに包まれています。

コービーは2015年度版フォーブスの「世界で最も稼ぐスポーツ選手」で10位。
コービー・ブライアント（Kobe Bean Bryant）のKobeは神戸。
Kobe（コービー）の名は父親のお気に入りだったアメリカの鉄板焼きレストラン「Kobe Steak House」からつけられたそうです。
「4126、1年で上場廃止」などを参照

4351、ウォズニアッキ引退

女子テニスの人気選手、ウォズニアッキが引退しました。
2010年にはデンマーク人として、男女を通じて初めて世界1位になりました。
2009、2014年にはUSオープンで準優勝しましたが、なかなかグランドスラムで優勝できませんでした。
2018年、全豪で悲願のグランドスラム初優勝を果たしました。（2019年は大坂なおみが優勝）

今年（2020年）の全豪3回戦で敗れて引退し、「一片の悔いもないと」語っています。
WTAツアーでシングルス30勝、ダブルス2勝。
他の選手からも慕われていました。
大坂なおみは「最初に私に携帯番号を教えてくれて、練習に誘ってくれたトッププレーヤーが彼女だった」と、まだツアーを転戦し始めた頃を回想しています。
ウォズニアッキが勝つたびに、「スウィート・キャロライン」がコートに流れました。（全豪以外でも）
ウォズニアッキのフルネームは“キャロライン・ウォズニアッキ”。

4350、出産を目的ビザ厳格化

米ホワイトハウスは23日、出産を目的に米国を訪れようとする外国人女性に対し、ビザの発給要件を厳格化すると発表しました。
24日から適用されます。
トランプ大統領は、出生地に基づき市民権を付与する「出生地主義」が移民増加につながっているとみていて、保守層にアピールする狙いもあるとみられます。
厳格化の対象は、短期滞在用の商用「Ｂ1」と観光「Ｂ2」ビザで、今後は在外米大使館でビザを発給する際、妊婦は米国への渡航目的がより厳しく審査されることになります。
日本の場合、短期の商用・観光が目的の渡航であればビザの取得が免除されていて、影響は限定的とみられます。
トランプ氏は昨年8月、ホワイトハウスで記者団に出生地主義について「国境を越えて出産すれば、めでたく米市民となる。これは率直に言ってバカげている」と述べ、否定的な考えを示していました。
「4316、強制送還に」などを参照

4349、200度開脚

フィギュアスケートの平昌五輪金メダリストのアリーナ・ザギトワ（ロシア）がインスタグラムを更新し、両足を開脚しストレッチする画像を投稿しました。

あまりの体の柔らかさにファンからは驚愕の声が上がっています。
去年12月のGPファイナル女子でまさかの最下位（6人中6位）におわり、その直後にロシアのテレビ番組で競技活動を休止すると発表し、事実上の“引退宣言”と見られていました。
近年のフィギアスケートはジャンプ全盛で、GPファイナルでもロシアの15、16歳の少女が上位を占めました。
ザギトワは金メダルをとってから身長が伸び、体形も変わってきたようです。
まだ17歳なので、引退して“マサル君”と散歩して暮らすのは早いでしょう。
すでに氷上での練習を再開する動画が海外メディアによって伝えられるなど、競技復帰への期待も高まっています。

4348、ワカサギ釣り解禁

冬の風物詩、氷上ワカサギ釣りが22日、赤城山の大沼で始まりました。
暖冬の影響で実施が危ぶまれていましたが例年よりも10日ほど遅れての解禁で、初日は350人のファンが穴に糸を垂らして楽しみました。
3月下旬まで楽しめます。

上毛新聞より
近年は暖冬で、赤城山や榛名山でのワカサギ釣りができないことが多くなりました。
「3625、7年ぶり」などを参照
榛名湖のワカサギ釣りは解禁されていません。

私の家（赤○）から見て、赤城山は北東（青○）、榛名山は北西（緑○）にあります。

気象庁は23日、1月25日から2月24日までの1か月予報を発表しました。
この先1ヶ月も全国的に気温が高く、特に2月はじめにかけてはかなり気温が高くなる見込みです。
「記録的暖冬」は続くようです。

4347、満票ならず

全米野球記者協会の投票による米国野球殿堂入りメンバーが21日（日本時間22日）発表され、元ヤンキースの主将で名遊撃手のデレク・ジーター氏（45）が、有資格1年目で殿堂入りしました。
満票での殿堂入りが期待されていましたが全397票のうち、396票を獲得。
わずか1票足らず満票を逃しました。
昨年、史上初の満票で殿堂入りした元ヤンキースの守護神マリアノ・リベラ氏に続く、2年連続の満票とはなりませんでした。
全米野球記者協会に10年以上所属の記者によって投票され、75％以上の得票で殿堂入りとなります。
ロッキーズなどで通算2160安打、383本塁打、打率3割1分3厘の成績を残したラリー・ウォーカー氏（53）は、殿堂入り資格最終年となる10年目で選出されました。（得票率76・6％）。

殿堂入りを告げるESPN（ジーターとウォーカー）
イチローも将来の殿堂入りは間違いないでしょう。（満票を期待）
殿堂入り資格は引退から5年が経つてからで、2019年に引退したイチローは2025年以降になります。

4346、祝日

1月21日はアメリカの祝日“Martin Luther King Jr's Birthday”でした。
キング牧師の実際の誕生日は1月15日です。
祝日は1月の第3月曜日と決められているので今年は1月20日。
日本の祝日“成人の日”は1999年（平成11年）までは1月15日でしたが、2000年から1月の第2月曜日になり、今年は1月13日。
アメリカでは1964年に公民権法が施行され、表面上人種差別は無くなりましたが、根強いものがあります。
「42、私には夢がある（I have a dream.）」を参照