1667、トップ10間近

男子テニスの楽天ジャパン・オープン最終日が7日、東京・有明テニスの森公園で行われました。
シングルス決勝で第8シードの錦織圭選手が第6シードのミロシュ・ラオニッチを7-6、3-6、6-0で下し優勝しました。
この大会で日本人が優勝したのはツアーが公式戦になる前の1972年に第1回大会を制した坂井利郎選手以来で40年ぶりです。
1974年にATPツアーに編入されてからは日本人初の優勝です。
錦織選手は2008年のデルレービーチ国際選手権以来4年ぶりのツアー2勝目で、日本男子史上初の快挙です。
この大会にはロンドン五輪の金メダリストで昨年覇者のアンディ・マレー選手等、世界のトッププロが多く出場していたグレードの高い大会です。
現在世界17位の錦織選手の世界ランクは大幅にアップするとみられ、トップ10間近です。
「1409、勝つ」を参照
ツアー優勝は松岡修造選手が1992年韓国オープンに優勝しています。

＊ATP：男子プロテニス協会（Association of Tennis Professionals）
世界中で開催されている大会の中で公式ツアーが認定されています。
四大大会（グランドスラム）を筆頭にポイントが決められていて、世界ランクを上げるには世界中を転戦してポイントを獲得する必要があります。
「912、7人目の生涯グランドスラム」などを参照