バイユー ゲイト 不定期日刊『南風』

ブルース、ソウルにニューオーリンズ!ソウルフルな音楽溢れる東京武蔵野の音楽呑み屋バイユーゲイトにまつわる日々のつれづれを

祝10周年!LIVE / 吾妻光良トリオ+1 やっぱりサイコーです!!

2015-12-14 | ライヴ報告
土曜日は『11年目のバイユーへ!企画』最終日
お馴染み吾妻光良トリオによる
『祝10周年!LIVE!』でした。



吾妻トリオLIVEいつもの満席で熱気溢れる店内。なんだか感慨深かったです。
昨年12月21日に予定していた周年記念LIVEが火事により中止になってしまいそれ以来のLIVE。
1月にむりやりLIVE営業を再開した時からずっと、何度も「やろう!」と声をかけてくれた吾妻さんたち。
丸1年を経てようやく実現したのでした。とても懐かしかった。

この日はスペシャルな出し物も用意されていました。

事前に吾妻さんよりこんな連絡が
『(前略)…当日は中央線で最も頻繁にCATS & THE FIDDLE がかかる店、に敬意を表し、借り物のティプレを使ったコーナー企画を…(後略)』
復弦の10弦楽器ティプレ!キャッツ&ザ・フィドル使用のその楽器をキャッツ愛では右に出るものの居ない吾妻さんがを弾くとのこと!

そして先日、伝説のチェリーボーイズのメンバーとしてバイユーを訪れた岡地さんからも
「うん、練習しているみたいだよ。CatsにSpirits of Rhythm。」「(Cats?)ティプレ持ってCats以外になに演るの!?」
とニコやかに情報が。

以来、とても楽しみにしていました。
トリオの面々、当日はいつもより早くバイユー入りしてティプレリハに余念がありません。
キャッツナンバーをティプレで演奏する吾妻さん。リハの段階から「楽しいー!なんて楽しいんだ」と大きな声を出しご満悦。
「家でひとりでやっていたことをこうやってやれるなんて!」「完コピだよ!自分のためだけにやってる中坊のようだ!!」
「はいはいそりゃ良かったね」と牧さん。
ああ懐かしい(笑)

和やかなリハ風景。
…この日、キャッツコーナーでギターを担当する湯川さんだけは少し緊張気味でしたが。

本番は満員のお客さんもステージ側も笑顔、の素晴らしい時間となりました。

客席には昨夜のロッカチェリーと同じ顔もチラホラ(ロッカチェリー様もいらっしゃいました)で、嬉しい。

前半終盤に行われたティプレコーナーではカッコよくもウイウイしいプレイを披露!

好きな曲を演奏したい!!というバンドマン初期衝動が爆発していました~。

最高!!

また、アベ首相トリニダードへ行く、にはジャマイカを訪れた歌詞が追加されカリプソ度アップ。
他にも新味がまぶされたトリオ楽曲に、スウィンギンな演奏に皆メロメロでした。


昨夜のステージからこの日は客席に移ったロッカチェリーナツコさんがこのように記していました。※転載許可済み
「吾妻さんライブって、昔の曲が好事家だけのもんじゃなくて、吾妻さんのちょっとしたキャプションがあるだけで、みんな楽しめる…、何にもわかってないわたしでも楽しめる…楽しむ権利がある!とすら思える。ホントすごい人だ!」

ホントそうだよな~と思った次第です。

最後の最後にはこれまた歌詞を加えた『Fire Fire Fire(火事だ火事だ火事だ)』をバイユーに捧げていただきました。
♪最初はただの焼肉のつもりだった~には笑えないけど笑った!!
お客さんも笑ってました!!(笑)

吾妻さんありがとう~。

ロッカチェリーで大騒ぎ!をたっぷりの写真と共に振り返る。

2015-12-14 | ライヴ報告
金曜夜のロッカチェリーワンマンLIVE!
既に一度記しましたが、楽しかった~

飲んで騒いで楽しむ超満員のお客様方と共に、我々店側もとても楽しい時間を過ごしました。

残念ながら来られなかった…皆様に当日の盛り上がりをお裾分け。写真満載で振り返ります。

☆☆☆☆☆

バイユーの玄関ではお客様をロック画伯カメクラさん作のフライヤーがお出迎え!!



そして来場者にはロッカチェリーから暮れ~の元気なご挨拶~のプレゼントが!


※写真撮影マッドウエスト佐藤さん。



本番!いきなりトップギアでトバすロッカチェリー!カッチョイイ~。
そしてなんと衣装は祭り法被。初めてのワンマンLIVEにこの衣装、その心意気に店主かなり感動。



本当~に超満員。雨上がりの暖かい夜だったので、すぐに暑いくらいに…。



バイユーの誇るロックスター!ナツコチェリーを演奏中狙う…。と、気づかれる。
「撮ってるな~?」のあと、カメラに最高の笑顔をくれたんだけど残念ながらそれはブレブレでした~。


ま、撮るなら撮れやとソナーのドラムスをシバく。

で、最高の笑顔を撮った写真を拝借してきました…。※本人から




ロックンロ~ル!キャッチーでキレが良くって素晴らしい。歌もよく聞こえていい感じ。楽しい。



「今日はロッカチェリーしか出ません」のMCがグッときましたね。

あっという間に大満足の第1部が終了。

お客さんは外でタバコ&店内で歓談やおかわりタイム…。
3人は2部の打ち合わせ(若干再現ヤラセ写真です。)




第2部も大騒ぎ!

しばらくして、それをクールダウンさせる歳末抽選会が始まりました。
暮れ~の元気なご挨拶~の本番スタート~。
入場時に渡されたトランプで当選が決まる大福引き大会。

「いろいろ当たります」




「え?当たった??」Iワキさん。



「ポストカード当たったよ~」喜んでます。



画伯も当てた!!



「限定2枚のTシャツです」



「ピンク!」
まさに商店街の年末の光景。



「Tシャツ、誰が当たった??」



ピンクはTキさんでした~

Yeah~!白いTシャツ当てました~





トートバッグやお歳暮感バッチリの「味の素製品詰め合わせ」「缶ビール1ケース」までありました!!


LIVE再開!






※写真撮影岩城さん

熱烈なダブルアンコールを経てロックンロールショーが終了~。
もう1枚!

※写真撮影クラヤさん

ほんとーに楽しかったです。

諸田氏のBAYOU AID写真展もこの日で終了。
ロッカチェリーとマンデスのサインを貰ってご満悦。
お世話になりました!


※写真撮影ナツコハン

とにかくこの日は
全編、ロッカチェリーのロックンロールと心意気に圧倒されまくりでした。

11年目を迎えるバイユーを華々しく祝ってくれて心から感謝いたします。

ありがとー!

※諸田さんより。
















長谷川選手やはり難しいのか…

2015-12-12 | ボクシング
一夜明けて試合の録画を見る。

長谷川穂積選手、若手世界ランカーに2度のダウンを奪われつつもポイントを積み重ねて辛くも判定勝利。
負けに等しいような印象の試合でした。

この日は相手の右カウンターが長谷川選手を2度マットに這わすなど何度も顔面を捉えた。
トップレベルのボクシングでは試合の中でよくわからないまま貰ってしまったクリーンヒットを、何度も何度も貰い続けるという場面をよく目にするものだけど…。
この日はそれ以上に(素人目ながら)少し反応が遅くなってしまったのかな?と思ってしまった。
コンマ秒の反応の違いはとても僕らが目で見て判るわけはないものだけど「遅い」以外では説明のつかない場面が何度か見受けられたように感じました。

随所に長谷川選手らしいところは見せたものの、この先?ということになると不安を抱かせる内容でした。

しかしこれまでも関西のリングで問題のある裁定採点をしてきた原田レフェリーの採点。正直、今回もどうかと思ってしまいました。
…問題あると思います。

今夜…長谷川穂積再起第2戦。

2015-12-11 | ボクシング
5月に約1年ぶりの復帰戦を行った長谷川穂積選手。再起戦でいきなり29勝21KO無敗の世界ランカーと真っ向勝負。判定勝ちで再起を飾りました。素晴らしい試合内容で素直に感動しました
そのまま引退か?との噂もありましたが、今夜再起第2戦を行います。
対戦相手はWBO世界スーパーフェザー級5位のカルロス・アンドレス・ルイス・マチュカ選手。今回試合をするフェザー級よりも1階級上の上位ランカーが相手。

前回の試合前に負った足の負傷がようやく癒えたばかりだというのに今回も厳しい相手。
でなければ復帰した意味がない、とはわかるけどハード路線だなぁと思う。

日テレG+で生中継があるようなので、勝利を祈りつつ録画します。

スーマーワールドをたっぷり味わいました。

2015-12-11 | ライヴ報告
昨夜は『11年目のバイユーへ!企画』第三夜。
スーマーさん、1年振りのバイユー登場でした。

いまだエアコンがないため少し肌寒い店内でしたが
ゆったりと骨太な歌世界は暖炉のように、いやオイルヒーターのように?じんわりと暖めてくれました。

少し押して8時20分過ぎに始まったLIVEは休憩を挟み、終わった時には11時近くになっていました。
最後の曲の前には「けっこう歌いましたね」。アンコールを求められて「…まだ、やりますか?(笑)」と。

たっぷり、本当にたっぷり聴かせてもらって大満足の一夜でした。
なんだか手触りがリアルに感じられてなんとも良かったです。

働きながら、聴き馴染んだスーマーさんの曲を聴いてると「バイユーでの日常」という感が強く感じられて。
とても良かったです。

もう少し頻繁に来てもらおう。と思った夜でした。

マンドリンサウンドを堪能!

2015-12-09 | ライヴ報告
昨夜は『11年目のバイユーへ!企画』第二夜。
日本を代表するマンドリン奏者、井上太郎のソロパフォーマンスでした。
全編ナマ音、一人きりでオリジナルインストルメンタルのブルーグラスを2ステージたっぷり聴かせるという意欲的な企画。
太郎、気合いの入ったパフォーマンス!

バイユーとしては残念ながら沢山のお客様を集められなくって、申し訳なかったのですが…。
そのかわりにこの夜のお客様方はゆったりたっぷりマンドリンサウンドと彼の語るブルーグラス的な精神の宿る山や自然の香りを味わうことができたのではないでしょうか?

珍しく、というかカウンターを背にしてLIVEを行ったのは彼が初めてでした。
なかなか良い感じ。僕も時に客席に移動し、じっくり楽しませて貰いました。
井上太郎のマンドリン、未体験の方はまたの機会に是非!お薦めいたします。

今夜12/8(火)はブルーグラスマンドリンをたっぷり!!

2015-12-08 | イヴェント案内
今夜12月8日(火)は
『11年目のバイユーヘ!企画』
井上太郎

開場19:00 開演20:00 料金2500円(+要1drinkオーダー)
★日本を代表するマンドリン奏者!井上太郎がマンドリン1本で彼のブルーグラスを、その神髄をたっぷりと聴かせてくれます。
本人入魂の完全生音のブルーグラスマンドリンLIVE!太郎のマンドリンは本当に凄い!必見です。

火事から1年の慰労会。

2015-12-08 | 思うところ
火事延焼被災から1年の昨夜はバイユーを臨時休業とさせていただき、従業員4人で慰労会。
厄落としを兼ねて?吉祥寺の名店での焼肉を楽しんできました~。
3人には被災直後から本当~に世話になりました。




今日から新たな気持ちで精一杯やります。どうかよろしくお願いいたします。


あれから1年

2015-12-07 | 思うところ
今日であれから1年。

気がついたら1年、なので
早いもんです、と言いたいけど
そんなもんじゃなかったなぁ。

なんとか踏ん張って、そしてようやく前に進み始めています。自分の力では踏ん張れなかったです。

多くの方に心から感謝いたします。

本日12月7日(月)は休業とさせていただきます。

トゥーサン、トリビュートDJ会。感動的、そして大変な会でした。

2015-12-07 | イベント報告
昨夜は急逝したアラン・トゥーサン追悼のトリビュートDJ会でした。

DJ陣の顔ぶれから凄い会になるのは想像できましたが予想以上の素晴らしい会となりました。

まずなにより特筆すべきはトゥーサン愛に溢れまくっていたこと。ほんとうに素晴らしいと思いました。
トゥーサンに知らせてあげたい!と思うくらい。


木下聡之さんと二見潤さんの音楽愛に溢れた選曲と解説に感激。

主催者、文屋章さんのトゥーサンへ愛の深さ、そして彼を失った哀しみがいっぱいの選曲と語りに感動。

最後に登場した「日本一のトゥーサン研究家」添野知生さんのとんでもないほどマニアックな音源の数々、語りの深さと恐ろしさに店内全ての人が驚愕。

しかもそれがトゥーサンへの愛ゆえだから素晴らしい!

凄い会でした。
それしかないです。
そしてアラン・トゥーサンがどれほど素晴らしい音楽家であったかを再認識いたしました。

それもこれも文屋さんのトゥーサン、そして彼の音楽への強い愛があったからでした。
文屋さん添野さん木下さん二見さん、そしてお客様、ありがとうございました。



※写真はバイユーに集ったルイジアナ者たち。

梅地さん7回忌。賑やかに時にしんみり…良い会でした。

2015-12-07 | ライヴ報告
土曜日は6年前に旅立ったバイユーのお客様、梅地洋二さんを7回忌に偲ぶ会でした。
丸3年までは毎年集まってはいたものの、時は過ぎ…久しぶり!の方も多くなかなかの盛会でした。

6年の月日が経ち、悲しみも少し遠くなり賑やかに故人を偲びました。
笑い話や「まったくアイツは!」的な話もあちこちで聞かれ時が経ったのを実感しました。
でも思い出話に花が咲けば自然と本人の不在に行きつくもので、やはり時にしんみりとしたりも…。

再出発のトラジャムの熱演には感銘を受けました。

オリジナル曲の歌詞を変えた『ヘイ梅ちゃん』も披露。

まこっちゃんバンドも気持ちの入った熱演。

命日限定で梅地さん在籍時のバンド名、ル・オードムーゲとして演奏したムサパラ。

なんだかとても懐かしかったです。

トリの火の玉ボーイズは歌詞の一部を
吉祥寺から梅地さんの家まで向かう内容に変えた楽曲を披露。

じんわりと感動的でした。

終演後も遅くまで梅地さんの思い出話を聞く事ができて、良い夜でした。
当たり前だけど時は過ぎても思い出は残ります。

今夜はアラン・トゥーサン トリビュートDJ会

2015-12-06 | イヴェント案内
本日12月6日、日曜日はスペシャルなこのイベントです!
12月6日(日)
『In Memory of Allen Toussaint』
~アラン・トゥーサン トリヴュートDJ会~

開場18:30 開演19:00 料金 無料(要1drinkオーダー)

★ニューオーリンズ音楽界の至宝アラン・トゥーサンが旅立って数日。「Allen Toussaintの楽曲が収められた7"を夜中にごそごそと整理する。何か、そうせずには居られないんだよな。」と語っていた文屋章さんと連絡を取り合い…豪華素敵なDJ会でトゥーサンを偲ぶこととなりました。
文屋さんありがとうございます。僕もじっくりと味わい楽しませていただきます。

以下に文屋章さんからのメッセージを。
~自身の録音はもちろん、プロデュース作、カヴァー・ソングなどでToussaintの業績を偲びたいと思います。DJは 私、二見潤、そしてToussaintの偉業を日本で最も深く研究している添野知生氏(レココレ2008年3月と6月号のToussaint特集で健筆を 披露)、さらに吉祥寺Havana Moonの元店主、木下聡之を加えて、New Orleansのように賑やかに送ろうと考えています。~